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Devergondee 2020 / デヴェルゴンデ
¥6,710
商品名:Devergondee 2020 / デヴェルゴンデ ワイナリー・生産者:ファブリス・シャイユー / Fabrice Chaillou 生産地:フランス / ボージョレ地方 品種:シュナン・ブラン タイプ:白微発泡 アルコール度数:12.5% 容量:750mL 薄濁りの中程度の黄色。熟したりんごや洋梨、マスカットなどを想わせる新鮮な果実の香りに、蜂蜜やシュクレフィレ、火打石や煙、鉄分のニュアンスが感じられます。ジューシーで爽やかな果実味に張りのあるりんご酸が絡み合い、弾むような細かい泡を伴いながら軽快な印象で口中へ広がります。泡がすっと馴染むように消えるとともに、溌剌とした様子に蜂蜜やシュクレフィレのコク深さ、旨味などを引き出す複雑な要素が溶け込む味わいが大きく膨らみ、塩味がメリハリを与えながらアフターへと長く続きます。果実の緻密さやフレッシュ感にたっぷりと旨味が感じられ、奥行きある辛口の仕上がりです。 生産者について レ・ヴィーニュ・ド・ババスのセバスチャン・デルヴューとは同じ村に住んでおり、中学時代からの友人です。収穫などの季節労働をしているうちに、少しづつ葡萄栽培と醸造に興味をもつようになり、ジョー・ピトンのところで15年間働き、有機栽培を間近で見ながら栽培長として活躍しました。葡萄畑の仕事をきっちり行い土が生きるようにすることが大切で、その結果が良いワインに繋がるということを学んだと語っていました。 1995年に奥さんのローレと醸造学校で知り合い、1997年に1樽のワインを二人で造ったのが一番最初です。その後、ジョーピトンのところで働きながら、手入れの行き届いていなかった16areaの古い区画を2002年に購入し、2〜3年畑を休ませてから葡萄を植え、自家用のワイン造りをしていました。2016年が生産者として自分達のワインを造ったスタートの年となります。2019年まではブルノー・ルヴォワのところで週3日働きながら自社の仕事を並行して行っていました。彼は有機栽培の人ではないですが、昔からの友人でファブリスのことをよく知っており、彼のことを考えて農薬散布などの薬に関わる仕事は一切させませんし、農薬を撒いた後にはファブリスの畑に入らないように気をつけてくれたりと気を遣ってくれます。ブルノーが短時間で働いてくれる人を探していたため仕事を手伝っていましたが、2020年にガレージから新しいカーヴへ移り現在は自分の畑と醸造のみに専念しています。 これまで所有していたサンロンベールの0.5haの2区画に加え、2018年には新たにロシュフォールに約10年の若い樹齢のものから約100年の樹齢までのシュナン・ブランで構成される4〜5区画の1.2ha、更に2019年にサンロンベールに約1haのガメイ、グロローなどの畑を借り、現在トータル2.6haとなっています。今後の彼らのワイン造りに大いに期待が高まります。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Grinadine 2022 / グリナディーヌ
¥4,345
商品名:Grinadine 2022 / グリナディーヌ ワイナリー・生産者:ファブリス・シャイユー / Fabrice Chaillou 生産地:フランス / ボージョレ地方 品種:グロロー・グリ タイプ:ロゼ アルコール度数:11% 容量:750mL 仄かにオレンジがかった淡い赤色。熟したプラムや野苺、さくらんぼのコンポート、グレナデンシロップを想わせる甘やかな果実香に、かぐわしい小さな赤い野バラやスミレの花の香りが加わり、引き込まれるような華やかな印象を受けます。瑞々しく軽やかな口あたりで喉を潤すように流れ込み、甘やかな風味をまとう香り高い果実味が口中を覆うように広がります。アフターにかけて赤いプラムの果皮を想わせるフルーティーなタンニンが僅かに感じられ、可憐で溌剌とした果実味を引き締めており、馴染みやすく軽快感のある辛口の仕上がりです。 生産者について レ・ヴィーニュ・ド・ババスのセバスチャン・デルヴューとは同じ村に住んでおり、中学時代からの友人です。収穫などの季節労働をしているうちに、少しづつ葡萄栽培と醸造に興味をもつようになり、ジョー・ピトンのところで15年間働き、有機栽培を間近で見ながら栽培長として活躍しました。葡萄畑の仕事をきっちり行い土が生きるようにすることが大切で、その結果が良いワインに繋がるということを学んだと語っていました。 1995年に奥さんのローレと醸造学校で知り合い、1997年に1樽のワインを二人で造ったのが一番最初です。その後、ジョーピトンのところで働きながら、手入れの行き届いていなかった16areaの古い区画を2002年に購入し、2〜3年畑を休ませてから葡萄を植え、自家用のワイン造りをしていました。2016年が生産者として自分達のワインを造ったスタートの年となります。2019年まではブルノー・ルヴォワのところで週3日働きながら自社の仕事を並行して行っていました。彼は有機栽培の人ではないですが、昔からの友人でファブリスのことをよく知っており、彼のことを考えて農薬散布などの薬に関わる仕事は一切させませんし、農薬を撒いた後にはファブリスの畑に入らないように気をつけてくれたりと気を遣ってくれます。ブルノーが短時間で働いてくれる人を探していたため仕事を手伝っていましたが、2020年にガレージから新しいカーヴへ移り現在は自分の畑と醸造のみに専念しています。 これまで所有していたサンロンベールの0.5haの2区画に加え、2018年には新たにロシュフォールに約10年の若い樹齢のものから約100年の樹齢までのシュナン・ブランで構成される4〜5区画の1.2ha、更に2019年にサンロンベールに約1haのガメイ、グロローなどの畑を借り、現在トータル2.6haとなっています。今後の彼らのワイン造りに大いに期待が高まります。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Cancellis 2021 / カンセリス
¥4,510
商品名:Cancellis 2021 / カンセリス ワイナリー・生産者:ファブリス・シャイユー / Fabrice Chaillou 生産地:フランス / ボージョレ地方 品種:シュナン・ブラン タイプ:白 アルコール度数:13% 容量:750mL ダイレクトプレス。ファイバータンクで9ヶ月間の発酵と熟成。 やや濃い黄色。抜栓時はやや還元的な印象があり果実の香りは少し控えめに感じられますが、黄桃や黄プラム、りんごのコンフィチュールなどのやや充実感のある果実香に、爽やかなマスカット、火打石などのニュアンスが加わります。口に含むと還元的な様子は感じられず、透明感のある清らかな飲み心地で伸びやかに広がります。黄色の果肉感のある果実味に黄桃の核やシュクレフィレを想わせる芳ばしさ、ドライハーブや黄色の花のドライフラワーなどの印象がコクや深み、塩味がメリハリを与え複雑性が感じられる辛口の仕上がりです。 生産者について レ・ヴィーニュ・ド・ババスのセバスチャン・デルヴューとは同じ村に住んでおり、中学時代からの友人です。収穫などの季節労働をしているうちに、少しづつ葡萄栽培と醸造に興味をもつようになり、ジョー・ピトンのところで15年間働き、有機栽培を間近で見ながら栽培長として活躍しました。葡萄畑の仕事をきっちり行い土が生きるようにすることが大切で、その結果が良いワインに繋がるということを学んだと語っていました。 1995年に奥さんのローレと醸造学校で知り合い、1997年に1樽のワインを二人で造ったのが一番最初です。その後、ジョーピトンのところで働きながら、手入れの行き届いていなかった16areaの古い区画を2002年に購入し、2〜3年畑を休ませてから葡萄を植え、自家用のワイン造りをしていました。2016年が生産者として自分達のワインを造ったスタートの年となります。2019年まではブルノー・ルヴォワのところで週3日働きながら自社の仕事を並行して行っていました。彼は有機栽培の人ではないですが、昔からの友人でファブリスのことをよく知っており、彼のことを考えて農薬散布などの薬に関わる仕事は一切させませんし、農薬を撒いた後にはファブリスの畑に入らないように気をつけてくれたりと気を遣ってくれます。ブルノーが短時間で働いてくれる人を探していたため仕事を手伝っていましたが、2020年にガレージから新しいカーヴへ移り現在は自分の畑と醸造のみに専念しています。 これまで所有していたサンロンベールの0.5haの2区画に加え、2018年には新たにロシュフォールに約10年の若い樹齢のものから約100年の樹齢までのシュナン・ブランで構成される4〜5区画の1.2ha、更に2019年にサンロンベールに約1haのガメイ、グロローなどの畑を借り、現在トータル2.6haとなっています。今後の彼らのワイン造りに大いに期待が高まります。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Beaujolais Villages Nouveau Le Pont du Diable Vinifie Par Junk / ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー ル ポン デュ ディアーブル ヴィニフィエ パー ジュンコ
¥3,190
商品名:Beaujolais Villages Nouveau Le Pont du Diable Vinifie Par Junk / ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー ル ポン デュ ディアーブル ヴィニフィエ パー ジュンコ ワイナリー・生産者:Domaine Joubert / ドメーヌ・ジョベール 生産地:フランス / ボージョレ地方 品種:ガメイ100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:15% 容量:750mL 新井順子が収穫から醸造まで携わった23年のヌーヴォーを船便で取り寄せました。特別区画ル ポン デュ ディアーブルのガメイをスミマセラシオンカルボニック後プレス、発酵・熟成しました。明るいガーネット色、スパイシーな香りにプルーンやイチゴジャム、カシス、白胡椒のアロマを感じます。スパイシーな果実味に複雑な味わい、中程度のタンニンと柔らかいアフターのミディアムボディの逸品です。 生産者について 《ボージョレ無農薬栽培のパイオニア名家、長女カリーヌの挑戦》 Domaine Joubert(ドメーヌ・ジョベール)の名前を知らない人はボージョレではいない程、現地フランスでは有名です。それは第4代目の当主Marcel Joubert(マルセル・ジョベール)さんがボージョレのワイン協会の会長であったと共に、1980年代にあのMarcel Lapirre(マルセル・ラピエール)氏と共にボージョレの地で無農薬を実践したパイオニアであるからです。お父様Marcel氏は高校を卒業後、1972年に畑を引き継ぎ、農業大学にはいかないで実践で農業を学びました。最初はカーブコペラティフの推奨する農法で行っておりましたが、何かが違うと思い、まだ誰も行わなかった無農薬農法に切り替えました。このDomaineは全部で10ha、Brouillyに位置しておりますので、このAOCは勿論、その他Beaujolais、Beaujolais Village、Fleurie, Chiroubles、Morgonの畑を所有しており全て無農薬で栽培しております。お父様の時代まではGamay100%でした。 2015年から長女Carineが会社に入り、最初に行った改革は、赤ワインだけのワイナリーを卒業して白ワインの醸造も始めた事!そしてボージュに一番近い坂の急な畑と、新しく買ったブルイィの一番標高の高い畑の2 ヶ所にシャルドネを植えました。ボージョレでは誰もシャルドネを植樹しません。カリーヌは女性の身でシャルドネを植えたので、直ぐにプレスから取材が殺到しました。「私がどうしてシャルドネを植えたの?」と聞いたら「順子が頼んだじゃない。貴方のボージョレヌーヴォ白を自社畑で作りたいって言ったでしょう⁉」本当に嬉しくなりました。随分前の話をCarineは覚えていてくれました。それは彼女がワイナリーのお手伝いをするかなり前の2011年の時、その頃Jean-Louis(ジャン・ルイ)の無農薬のシャルドネで私のヌーヴォを作っておりましたが、それだけではブドウが足りず、Marcelに聞いたけど、彼は基本的に白の醸造は興味がなかったのです。だから言った本人の私すらも忘れていたのです。2015年に植樹したシャルドネで2017年、たった1樽だけ白をCarineが作りました。彼女は私のTouraine Sauvignon Blancが大好きで、プレス後、迷わず直ぐに樽で熟成しました。それが本当に美味しかったのです。しかし販売量にはほど遠かったのです。そして2018年、2樽になったので、やっと一部のお客様に販売出来ました。それは勿論、日本とフランスの一部のお客様しか知らない幻のシャルドネです。シンプル・イズ・ベスト、ブドウの品の良さがそのまま伝わってくる素直でパワーのある味わいです。もう彼女は私から学ぶ事はありません。醸造家として、今年で6年目になるので、Marcelも安心して彼のMY畑で無農薬の野菜造りに専念できます。勿論、実際は畑のお手伝いはやっておりますが、それは娘だからまだまだ心配なのでしょう。彼女はどんどん新しい事を取り入れます。アンフォラを2018年から取り入れたり、2019年には新型のプレス機を購入したり。赤ワインだけの時は前のプレス機でも問題はありませんでしたが、白・ロゼはプレス機の良しあしが味わいに影響します。そして2019年から農法も変えました。無農薬の雑草取りを機械と手で切って行っておりましたが、まだ雑草が生える前の春に牧草を撒き、雑草の成長を抑える農法に変えたのです。合理的な農法なのですが、技術的・タイミング的に判断が難しい事、金銭的にも多額の費用がかかる事、また仕事量も膨大な事。実際にはとても大変な農法です。でも写真の通りトラック一杯の牧草を畑にまき、2019年成功したので2020年は撒く箇所を増やしました。私のヌーヴォを作るPont du Diable(ポン・デュ・ディアーブル)の畑も対象です。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Ladidadi Pinheiro Encruzado Cerceal 2022 ラディダディ ピニェイロ エンクルザード セルシアル
¥4,950
商品名:Ladidadi Pinheiro Encruzado Cerceal 2022 ラディダディ ピニェイロ エンクルザード セルシアル ワイナリー・生産者:La Di Da Di / ラディダディワインズ 生産地:ポルトガル・ダオン 品種:エンクルザード80%、セルシアル20% タイプ:白 アルコール度数:11.5% 容量:750ml 非常にフレッシュ。エルクルザードの上品さとセルシアルのミネラル感のバランスが素晴らしい。 生産者について 過去20年間、ラディダディ・ワインズのTonello Florian(トネッロ フローリアン)は、街から街へと移動しながら、自然派ワインシーンを豊かにすることに人生を捧げてきました。 膨大な数のさまざまなプロジェクトを通じて、生産者とレストラン、バー、ギャラリー、会場オーナー、そして消費者をつなぎ、橋渡しすることで、近くて遠いコミュニティがより近づき、より強く成長するのを助けてきました。 ラディダディワインズは、自然派ワインシーンの幕開けとなったベルリンで誕生しました。その前には、ロンドンで「259 Hackney Road」という名前で設立されました。フローリアンは常に自分自身と利益を投資し、ほとんどゼロの状態からプロジェクトを立ち上げてきました。ベルリンでの起業から3年後、フローリアンは新たな都市リスボンでゼロから再出発することを決意した。資金もない中、たった一人で改装し、バーをオープンさせたのです。しかし、自然派ワインと、この特別な場所への需要により、忠実なファンが増えました。 2019年からは、PURA SEDEと呼ばれるリスボン初の100%自然派ワインのイベントを共同開催しています。 2021年、フロリアンはペナルヴァ・ド・カステロに移り住み、Hugo Pinheiro(ヒューゴ・ピニェイロ)と共にワイン造りの人生をスタートさせるのです。 ポルトガルのDÃO地方、Penalva Do Casteloにある彼のブドウ畑の前で、フローリアンとヒューゴが出会ったとき、この物語は始まりました。フローリアンとヒューゴは最初、ヒューゴのブドウを使って1,000本のボトルを作ることを話していました。まさか、今のような形になるとは思ってもみなかったが、彼らは、自分たちの情熱とヒューゴのブドウを共有し、一緒にチャンスをつかむことに同意しただけでなく、生産に関するお互いのアイデアを受け入れました。それは美しい友情の始まりであり、硫黄を添加しない自然なワインの生産を始めるという彼らの夢の一つを実現するために、お互いにリスクを負いながら多くのハードワークを行いました。 最終的に、彼らは6種類のワインを完成させ、タンクには約3500リットルのワインを貯蔵しました。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Ladidadi Pinheiro Bical Maceration 2022 ラディダディ ピニェイロ ビカル マセラシオン
¥5,467
商品名:Ladidadi Pinheiro Bical Maceration 2022 ラディダディ ピニェイロ ビカル マセラシオン ワイナリー・生産者:La Di Da Di / ラディダディワインズ 生産地:ポルトガル・ダオン 品種:ビカル 100% タイプ:オレンジ アルコール度数:11.5% 容量:750ml 辛口で、軽から中程度のボディ。りんご、グレープフルーツの味わいがあり、中程度以上の酸度で新鮮で力強い 生産者について 過去20年間、ラディダディ・ワインズのTonello Florian(トネッロ フローリアン)は、街から街へと移動しながら、自然派ワインシーンを豊かにすることに人生を捧げてきました。 膨大な数のさまざまなプロジェクトを通じて、生産者とレストラン、バー、ギャラリー、会場オーナー、そして消費者をつなぎ、橋渡しすることで、近くて遠いコミュニティがより近づき、より強く成長するのを助けてきました。 ラディダディワインズは、自然派ワインシーンの幕開けとなったベルリンで誕生しました。その前には、ロンドンで「259 Hackney Road」という名前で設立されました。フローリアンは常に自分自身と利益を投資し、ほとんどゼロの状態からプロジェクトを立ち上げてきました。ベルリンでの起業から3年後、フローリアンは新たな都市リスボンでゼロから再出発することを決意した。資金もない中、たった一人で改装し、バーをオープンさせたのです。しかし、自然派ワインと、この特別な場所への需要により、忠実なファンが増えました。 2019年からは、PURA SEDEと呼ばれるリスボン初の100%自然派ワインのイベントを共同開催しています。 2021年、フロリアンはペナルヴァ・ド・カステロに移り住み、Hugo Pinheiro(ヒューゴ・ピニェイロ)と共にワイン造りの人生をスタートさせるのです。 ポルトガルのDÃO地方、Penalva Do Casteloにある彼のブドウ畑の前で、フローリアンとヒューゴが出会ったとき、この物語は始まりました。フローリアンとヒューゴは最初、ヒューゴのブドウを使って1,000本のボトルを作ることを話していました。まさか、今のような形になるとは思ってもみなかったが、彼らは、自分たちの情熱とヒューゴのブドウを共有し、一緒にチャンスをつかむことに同意しただけでなく、生産に関するお互いのアイデアを受け入れました。それは美しい友情の始まりであり、硫黄を添加しない自然なワインの生産を始めるという彼らの夢の一つを実現するために、お互いにリスクを負いながら多くのハードワークを行いました。 最終的に、彼らは6種類のワインを完成させ、タンクには約3500リットルのワインを貯蔵しました。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Ladidadi Pinheiro Jaen Touriga 2021 ラディダディ ピニェイロ ジャエン トウリガ
¥4,620
商品名:Ladidadi Pinheiro Jaen Touriga 2021 ラディダディ ピニェイロ ジャエン トウリガ ワイナリー・生産者:La Di Da Di / ラディダディワインズ 生産地:ポルトガル・ダオン 品種:ジャエン50%、トウリガナショナル50% タイプ:赤 アルコール度数:12% 容量:750ml ドライ、ミディアムボディ、ライトからミディアム酸、ソフトなレッドベリー、カシス、ソフトなタンニン。 生産者について 過去20年間、ラディダディ・ワインズのTonello Florian(トネッロ フローリアン)は、街から街へと移動しながら、自然派ワインシーンを豊かにすることに人生を捧げてきました。 膨大な数のさまざまなプロジェクトを通じて、生産者とレストラン、バー、ギャラリー、会場オーナー、そして消費者をつなぎ、橋渡しすることで、近くて遠いコミュニティがより近づき、より強く成長するのを助けてきました。 ラディダディワインズは、自然派ワインシーンの幕開けとなったベルリンで誕生しました。その前には、ロンドンで「259 Hackney Road」という名前で設立されました。フローリアンは常に自分自身と利益を投資し、ほとんどゼロの状態からプロジェクトを立ち上げてきました。ベルリンでの起業から3年後、フローリアンは新たな都市リスボンでゼロから再出発することを決意した。資金もない中、たった一人で改装し、バーをオープンさせたのです。しかし、自然派ワインと、この特別な場所への需要により、忠実なファンが増えました。 2019年からは、PURA SEDEと呼ばれるリスボン初の100%自然派ワインのイベントを共同開催しています。 2021年、フロリアンはペナルヴァ・ド・カステロに移り住み、Hugo Pinheiro(ヒューゴ・ピニェイロ)と共にワイン造りの人生をスタートさせるのです。 ポルトガルのDÃO地方、Penalva Do Casteloにある彼のブドウ畑の前で、フローリアンとヒューゴが出会ったとき、この物語は始まりました。フローリアンとヒューゴは最初、ヒューゴのブドウを使って1,000本のボトルを作ることを話していました。まさか、今のような形になるとは思ってもみなかったが、彼らは、自分たちの情熱とヒューゴのブドウを共有し、一緒にチャンスをつかむことに同意しただけでなく、生産に関するお互いのアイデアを受け入れました。それは美しい友情の始まりであり、硫黄を添加しない自然なワインの生産を始めるという彼らの夢の一つを実現するために、お互いにリスクを負いながら多くのハードワークを行いました。 最終的に、彼らは6種類のワインを完成させ、タンクには約3500リットルのワインを貯蔵しました。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Quinta da Boavista Rose Rufia 2022 / キンタ ダ ボアビスタ ロゼ ルフィア
¥3,575
商品名:Quinta da Boavista Rose Rufia 2022 / キンタ ダ ボアビスタ ロゼ ルフィア ワイナリー・生産者:João Tavares de Pina /ジョアン タヴァレス デ ピナ 生産地: ポルトガル ダオン 品種:ルフェテ(ティンタ ピニェイラ)50%、トウリガ・ナシオナル50% タイプ:ロゼ アルコール度数:11% 容量:750ml トマトの葉やハーブの香りが強く、ベリー系の果実味とバランスのとれたワインに仕上がっている。ガストロノミックワイン。 生産者について João Tavares da Pinaは、何世代にもわたって守られてきた家族の土地で、Dãoのテロワールを純粋に表現することに焦点を当てています。彼の農場はPenalva de Casteloの標高500メートルに位置する40ヘクタールの農場で、そのうちの13ヘクタールにブドウが植えられていて美しい花崗岩の谷にあり、より多くの粘土地帯のある森に囲まれています。畑ではJaen、Rufete、Touriga Nacionalの赤ブドウと、白ブドウのEncruzado、Siria、Bicalが育てられており、彼によって特別に植えられた若いブドウ畑では、絶滅しかけていた幾つかの地元の品種が生き返っているのです。ブドウ園では、ジョアンは有機ブドウ栽培を行っており、有機化合物以外の製品は全く使用していません。彼は、カモミールやラベンダーなど、彼のブドウ園にある多種多様な作物に夢中です。これらは、天然の防カビ剤、また、ブドウの木の保護剤として機能します。ブドウ園はほとんど花崗岩で、ごくわずかに粘土土壌、そして非常に古い海洋堆積土壌を併せ持っています。 Dao 山に囲まれたダン地方は大陸性気候で、海からの涼しい湿った風や雨の影響はほとんど受けない産地です。標高差も大きく海抜200mの地点から南東部に広がるエストレラ山地の1,000mの高地まで畑が広がっています。 標高が高くなると夜間の冷却によってぶどうの生育が遅れ、ゆっくりと成熟することによって、美しい酸味とアロマを持つエレガントなワインがつくられます。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Quinta da Boavista Tinto RUFIA 2019 / キンタ ダ ボアビスタ ティント ルフィア
¥3,520
商品名:Quinta da Boavista Tinto RUFIA 2019 / キンタ ダ ボアビスタ ティント ルフィア ワイナリー・生産者:João Tavares de Pina /ジョアン タヴァレス デ ピナ 生産地: ポルトガル ダオン 品種:ルフェテ 50%,ジャエン 25%,トウリガナショナル 25% タイプ:赤 アルコール度数:11.5% 容量:750ml レッドベリーとダークベリー、タバコ、バルサミコのタッチ。 ブルーベリー、レッドカラント、ザクロの香りが口の中に広がる。 花崗岩のミネラル感もある。 生産者について João Tavares da Pinaは、何世代にもわたって守られてきた家族の土地で、Dãoのテロワールを純粋に表現することに焦点を当てています。彼の農場はPenalva de Casteloの標高500メートルに位置する40ヘクタールの農場で、そのうちの13ヘクタールにブドウが植えられていて美しい花崗岩の谷にあり、より多くの粘土地帯のある森に囲まれています。畑ではJaen、Rufete、Touriga Nacionalの赤ブドウと、白ブドウのEncruzado、Siria、Bicalが育てられており、彼によって特別に植えられた若いブドウ畑では、絶滅しかけていた幾つかの地元の品種が生き返っているのです。ブドウ園では、ジョアンは有機ブドウ栽培を行っており、有機化合物以外の製品は全く使用していません。彼は、カモミールやラベンダーなど、彼のブドウ園にある多種多様な作物に夢中です。これらは、天然の防カビ剤、また、ブドウの木の保護剤として機能します。ブドウ園はほとんど花崗岩で、ごくわずかに粘土土壌、そして非常に古い海洋堆積土壌を併せ持っています。 Dao 山に囲まれたダン地方は大陸性気候で、海からの涼しい湿った風や雨の影響はほとんど受けない産地です。標高差も大きく海抜200mの地点から南東部に広がるエストレラ山地の1,000mの高地まで畑が広がっています。 標高が高くなると夜間の冷却によってぶどうの生育が遅れ、ゆっくりと成熟することによって、美しい酸味とアロマを持つエレガントなワインがつくられます。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Marto Weiss 2022 / マルト ヴァイス
¥4,180
商品名:Marto Weiss 2022 / マルト ヴァイス ワイナリー・生産者:Weingut Wörner / ヴァイングート・ヴェルナー 生産地: ドイツ/ラインヘッセン 品種:バッカス25% ショイレーベ25% リースリング25%ミュラートゥルガウ25% タイプ:白・辛口 アルコール度数:10.5% 容量:750ml 粘土土壌と石灰土壌で育つ4品種を全房でステンレスタンクで2週間醸したものはステンレスタンクで、直接圧搾のものは木樽でそれぞれ発酵し、フードルで熟成し瓶詰め前にアッサンブラージュしました。イエローゴールド色、カリンや杏のアロマを感じます。少しクリスピーなタッチにアプリコットやパイナップルの果実味、きっちりとした酸味と瑞々しい味わいが印象的です。 生産者について 『ドイツナチュラルワインの若き旗手マルトの無農薬無添加の極み』 ラインヘッセン地方のマルティン・ヴェルナー氏は1993年生まれ。ヴェルナー家は代々ブドウ造りを生業にしており、祖父の代まではスパークリングワイン用に全てのブドウを売っておりました。マルティンの父の代から自社ブドウを使った醸造を開始。男3人兄弟の次男坊のマルティンの父親は寡黙で厳格な昔気質、幼少の頃から厳しく育てられました。在学中の10代は、ギターやドラム、ペインティングなど音楽やアートが大好きで、さらに数学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家になる思いをもっていたそうです。ところが卒業前に、父親から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、大きく人生と考えを方向転換します。自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後は様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始、2015年にはオーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで学びます。そんな折、父親が病気で倒れてしまい、2016年秋、マタッサでの収穫終了後、彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイミングで収穫し、2016VTGより初めて自らのワイン造りを開始。(マルトワインシリーズの誕生です。マルトとは彼のニックネームです)これを契機に実家の畑の一部を正式に譲り受け、自らの修行で得た知識を元にブドウ造り・ワイン造りを開始。彼が目指すのは無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。ゆくゆくはクラシカルなスタイルのリースリングを造ることを視野に入れながらも、まだまだ若いので今は自由な発想でリスクに挑戦していきたいと語ります。2016年の初VTGに父から譲りうけた畑は、現在計4.5haまで引き継いでおります。譲り受けた区画は、標高300mの小高い丘まるごと360度をぐるりと囲むようにブドウが植えられており、北側の斜面はWURZER(ビュルツァー)、FABER(ファーバー)、BACCHUS(バッカス)、MULLER-THURGAU(ミュラートゥルガウ)、SYLVANER(シルヴァーナー)、SCHEUREBE(ショイレーベ)が混色で植えられており、土壌は小石混じりの砂岩土壌です。南側の斜面がRIESLING(リースリング)の単一畑となっています。現在、父と三男が実家でマルティンを手伝っており、長男の兄は別のワイナリーで研修中。将来は兄も実家にS戻る予定で、男4人で実家すべての畑を無農薬に変え、ますますナチュラルワインに傾倒していくと夢を語るマルティン。協力を惜しまず自由に畑・ワイン造りに挑戦させてくれる父に感謝してもしきれないと語るマルティン、ワイン造りで自らの発想を具現化する若い芸術家の今後に期待が高まります。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Marto Pinot Noir 2021 / マルト ピノノワール
¥5,500
商品名:Marto Pinot Noir 2021 / マルト ピノノワール ワイナリー・生産者:Weingut Wörner / ヴァイングート・ヴェルナー 生産地: ドイツ/ラインヘッセン 品種:ピノノワール100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:11.5% 容量:750ml 21年はこれまでで最も困難なヴィンテージでした。開花後~収穫期まで制御不能な雨が降り続き大量の貴腐菌が発生しましたが、自然に逆らわず除去せず、貴腐菌とともに3週間スミマセラシオンカルボニックし、発酵・熟成しました。うっすら濁りのある茶を帯びたガーネット色、フランボワーズやザクロのアロマ、クリスピーなタッチにトマトをかじった時のフレッシュな酸の味わいとほのかに拡がる甘みが感じられます。 生産者について 『ドイツナチュラルワインの若き旗手マルトの無農薬無添加の極み』 ラインヘッセン地方のマルティン・ヴェルナー氏は1993年生まれ。ヴェルナー家は代々ブドウ造りを生業にしており、祖父の代まではスパークリングワイン用に全てのブドウを売っておりました。マルティンの父の代から自社ブドウを使った醸造を開始。男3人兄弟の次男坊のマルティンの父親は寡黙で厳格な昔気質、幼少の頃から厳しく育てられました。在学中の10代は、ギターやドラム、ペインティングなど音楽やアートが大好きで、さらに数学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家になる思いをもっていたそうです。ところが卒業前に、父親から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、大きく人生と考えを方向転換します。自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後は様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始、2015年にはオーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで学びます。そんな折、父親が病気で倒れてしまい、2016年秋、マタッサでの収穫終了後、彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイミングで収穫し、2016VTGより初めて自らのワイン造りを開始。(マルトワインシリーズの誕生です。マルトとは彼のニックネームです)これを契機に実家の畑の一部を正式に譲り受け、自らの修行で得た知識を元にブドウ造り・ワイン造りを開始。彼が目指すのは無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。ゆくゆくはクラシカルなスタイルのリースリングを造ることを視野に入れながらも、まだまだ若いので今は自由な発想でリスクに挑戦していきたいと語ります。2016年の初VTGに父から譲りうけた畑は、現在計4.5haまで引き継いでおります。譲り受けた区画は、標高300mの小高い丘まるごと360度をぐるりと囲むようにブドウが植えられており、北側の斜面はWURZER(ビュルツァー)、FABER(ファーバー)、BACCHUS(バッカス)、MULLER-THURGAU(ミュラートゥルガウ)、SYLVANER(シルヴァーナー)、SCHEUREBE(ショイレーベ)が混色で植えられており、土壌は小石混じりの砂岩土壌です。南側の斜面がRIESLING(リースリング)の単一畑となっています。現在、父と三男が実家でマルティンを手伝っており、長男の兄は別のワイナリーで研修中。将来は兄も実家にS戻る予定で、男4人で実家すべての畑を無農薬に変え、ますますナチュラルワインに傾倒していくと夢を語るマルティン。協力を惜しまず自由に畑・ワイン造りに挑戦させてくれる父に感謝してもしきれないと語るマルティン、ワイン造りで自らの発想を具現化する若い芸術家の今後に期待が高まります。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Marto Pinot Blanc 2022 / マルト ピノブラン
¥5,500
商品名:Marto Pinot Blanc 2022 / マルト ピノブラン ワイナリー・生産者:Weingut Wörner / ヴァイングート・ヴェルナー 生産地: ドイツ/ラインヘッセン 品種:ピノブラン100% タイプ:白・辛口 アルコール度数:11.5% 容量:750ml ラインヘッセン地方、代々ブドウ造りを生業にしていたヴェルナー家の次男坊マルティンが譲り受けた石灰土壌の畑で育つピノブランをプレスし24hlのフードルで11ヶ月発酵・熟成しました。ライトイエロー色、カリンやワイルドハーブのアロマを感じます。カボスのようなしっかりとした酸が溶け込んだエッセンスからは塩味が感じられ、ボリューム感のある逸品です。 生産者について 『ドイツナチュラルワインの若き旗手マルトの無農薬無添加の極み』 ラインヘッセン地方のマルティン・ヴェルナー氏は1993年生まれ。ヴェルナー家は代々ブドウ造りを生業にしており、祖父の代まではスパークリングワイン用に全てのブドウを売っておりました。マルティンの父の代から自社ブドウを使った醸造を開始。男3人兄弟の次男坊のマルティンの父親は寡黙で厳格な昔気質、幼少の頃から厳しく育てられました。在学中の10代は、ギターやドラム、ペインティングなど音楽やアートが大好きで、さらに数学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家になる思いをもっていたそうです。ところが卒業前に、父親から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、大きく人生と考えを方向転換します。自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後は様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始、2015年にはオーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで学びます。そんな折、父親が病気で倒れてしまい、2016年秋、マタッサでの収穫終了後、彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイミングで収穫し、2016VTGより初めて自らのワイン造りを開始。(マルトワインシリーズの誕生です。マルトとは彼のニックネームです)これを契機に実家の畑の一部を正式に譲り受け、自らの修行で得た知識を元にブドウ造り・ワイン造りを開始。彼が目指すのは無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。ゆくゆくはクラシカルなスタイルのリースリングを造ることを視野に入れながらも、まだまだ若いので今は自由な発想でリスクに挑戦していきたいと語ります。2016年の初VTGに父から譲りうけた畑は、現在計4.5haまで引き継いでおります。譲り受けた区画は、標高300mの小高い丘まるごと360度をぐるりと囲むようにブドウが植えられており、北側の斜面はWURZER(ビュルツァー)、FABER(ファーバー)、BACCHUS(バッカス)、MULLER-THURGAU(ミュラートゥルガウ)、SYLVANER(シルヴァーナー)、SCHEUREBE(ショイレーベ)が混色で植えられており、土壌は小石混じりの砂岩土壌です。南側の斜面がRIESLING(リースリング)の単一畑となっています。現在、父と三男が実家でマルティンを手伝っており、長男の兄は別のワイナリーで研修中。将来は兄も実家にS戻る予定で、男4人で実家すべての畑を無農薬に変え、ますますナチュラルワインに傾倒していくと夢を語るマルティン。協力を惜しまず自由に畑・ワイン造りに挑戦させてくれる父に感謝してもしきれないと語るマルティン、ワイン造りで自らの発想を具現化する若い芸術家の今後に期待が高まります。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Marto Manna 2022 / マルト マンナ
¥3,850
商品名:Marto Manna 2022 / マルト マンナ ワイナリー・生産者:Weingut Wörner / ヴァイングート・ヴェルナー 生産地: ドイツ/ラインヘッセン 品種:ポルトギーザー25% ショイレーベ25% レゲント25% ドルンフェルダー25% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:10% 容量:750ml 旧約聖書で民が飢えた時にモーゼの祈りによって天から降ってきた食べ物(マナ、マンナ)がキュヴェ名です。ショイレーベはステンレスタンクで2週間醸し、ポルトギーザーは5日間醸し、他2品種は直接圧搾し、フードルで発酵・熟成後アッサンブラージュしました。鮮やかなルージュ色、ザクロやスイカ、グロゼイユのアロマ、ベリーのエキスにベジーな味わいは飲み進めると拡がる旨味を感じます。 生産者について 『ドイツナチュラルワインの若き旗手マルトの無農薬無添加の極み』 ラインヘッセン地方のマルティン・ヴェルナー氏は1993年生まれ。ヴェルナー家は代々ブドウ造りを生業にしており、祖父の代まではスパークリングワイン用に全てのブドウを売っておりました。マルティンの父の代から自社ブドウを使った醸造を開始。男3人兄弟の次男坊のマルティンの父親は寡黙で厳格な昔気質、幼少の頃から厳しく育てられました。在学中の10代は、ギターやドラム、ペインティングなど音楽やアートが大好きで、さらに数学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家になる思いをもっていたそうです。ところが卒業前に、父親から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、大きく人生と考えを方向転換します。自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後は様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始、2015年にはオーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで学びます。そんな折、父親が病気で倒れてしまい、2016年秋、マタッサでの収穫終了後、彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイミングで収穫し、2016VTGより初めて自らのワイン造りを開始。(マルトワインシリーズの誕生です。マルトとは彼のニックネームです)これを契機に実家の畑の一部を正式に譲り受け、自らの修行で得た知識を元にブドウ造り・ワイン造りを開始。彼が目指すのは無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。ゆくゆくはクラシカルなスタイルのリースリングを造ることを視野に入れながらも、まだまだ若いので今は自由な発想でリスクに挑戦していきたいと語ります。2016年の初VTGに父から譲りうけた畑は、現在計4.5haまで引き継いでおります。譲り受けた区画は、標高300mの小高い丘まるごと360度をぐるりと囲むようにブドウが植えられており、北側の斜面はWURZER(ビュルツァー)、FABER(ファーバー)、BACCHUS(バッカス)、MULLER-THURGAU(ミュラートゥルガウ)、SYLVANER(シルヴァーナー)、SCHEUREBE(ショイレーベ)が混色で植えられており、土壌は小石混じりの砂岩土壌です。南側の斜面がRIESLING(リースリング)の単一畑となっています。現在、父と三男が実家でマルティンを手伝っており、長男の兄は別のワイナリーで研修中。将来は兄も実家にS戻る予定で、男4人で実家すべての畑を無農薬に変え、ますますナチュラルワインに傾倒していくと夢を語るマルティン。協力を惜しまず自由に畑・ワイン造りに挑戦させてくれる父に感謝してもしきれないと語るマルティン、ワイン造りで自らの発想を具現化する若い芸術家の今後に期待が高まります。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Marto Pinot Gris 2022 / マルト ピノグリ
¥5,500
商品名:Marto Pinot Gris 2022 / マルト ピノグリ ワイナリー・生産者:Weingut Wörner / ヴァイングート・ヴェルナー 生産地: ドイツ/ラインヘッセン 品種:ピノグリ100% タイプ:白・辛口 アルコール度数:12.5% 容量:750ml 「辛口であると想定して瓶詰めしましたが開栓後振って二酸化炭素を放出すると最高の味になります」と生産者マルティンからのメッセージです。全房のピノグリをプレス、30hlのフードルで発酵・熟成しました。グリーンイエロー色、きゅうりやライムのアロマ、少しクリスピーなタッチにレモンやハーブの風味に中程度の酸味が溶け込んだボリ―ム感のある逸品です。 生産者について 『ドイツナチュラルワインの若き旗手マルトの無農薬無添加の極み』 ラインヘッセン地方のマルティン・ヴェルナー氏は1993年生まれ。ヴェルナー家は代々ブドウ造りを生業にしており、祖父の代まではスパークリングワイン用に全てのブドウを売っておりました。マルティンの父の代から自社ブドウを使った醸造を開始。男3人兄弟の次男坊のマルティンの父親は寡黙で厳格な昔気質、幼少の頃から厳しく育てられました。在学中の10代は、ギターやドラム、ペインティングなど音楽やアートが大好きで、さらに数学も得意だった彼は自由な発想を形にしたいと建築家になる思いをもっていたそうです。ところが卒業前に、父親から知人のワイナリーの収穫の手伝いに派遣され、大きく人生と考えを方向転換します。自らに『ヴィニュロンのDNAが宿っている』ことに気付いた彼は、卒業後は様々なワイナリーで研修生として働きワイン造りの勉強を開始、2015年にはオーストリアのナチュラルワインの造り手グートオッガウ、2016年はフランスのマタッサで学びます。そんな折、父親が病気で倒れてしまい、2016年秋、マタッサでの収穫終了後、彼は実家に戻ります。そして父の持つ7haの畑のうち3haを自分のタイミングで収穫し、2016VTGより初めて自らのワイン造りを開始。(マルトワインシリーズの誕生です。マルトとは彼のニックネームです)これを契機に実家の畑の一部を正式に譲り受け、自らの修行で得た知識を元にブドウ造り・ワイン造りを開始。彼が目指すのは無農薬の畑でのブドウ造りと自然酵母での発酵と酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。ナチュラルで透明感ある味わいをベースに、軽やかさと複雑さを兼ね備えたワインが彼の目指す基本スタイルです。ゆくゆくはクラシカルなスタイルのリースリングを造ることを視野に入れながらも、まだまだ若いので今は自由な発想でリスクに挑戦していきたいと語ります。2016年の初VTGに父から譲りうけた畑は、現在計4.5haまで引き継いでおります。譲り受けた区画は、標高300mの小高い丘まるごと360度をぐるりと囲むようにブドウが植えられており、北側の斜面はWURZER(ビュルツァー)、FABER(ファーバー)、BACCHUS(バッカス)、MULLER-THURGAU(ミュラートゥルガウ)、SYLVANER(シルヴァーナー)、SCHEUREBE(ショイレーベ)が混色で植えられており、土壌は小石混じりの砂岩土壌です。南側の斜面がRIESLING(リースリング)の単一畑となっています。現在、父と三男が実家でマルティンを手伝っており、長男の兄は別のワイナリーで研修中。将来は兄も実家にS戻る予定で、男4人で実家すべての畑を無農薬に変え、ますますナチュラルワインに傾倒していくと夢を語るマルティン。協力を惜しまず自由に畑・ワイン造りに挑戦させてくれる父に感謝してもしきれないと語るマルティン、ワイン造りで自らの発想を具現化する若い芸術家の今後に期待が高まります。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Pet Nat 2022 / ペット・ナット 2022
¥5,390
商品名:Pet Nat 2022 / ペット・ナット 2022 ワイナリー・生産者:Claudiu Dumea / クラウディウ・デュメア 生産地:ファルツ地方(ドイツ) 品種:年:リースリング、ミュラー・トゥルガウ、ショイレーベ タイプ:白微発泡 アルコール度数:11% 容量:750ml リースリングのダイレクトプレスジュースに、全房のミュラー・トゥルガウとショイレーベを加えて1週間マセラシオン。2022年秋、ステンレスタンクでの発酵途中に瓶詰めして、その後は辛口になるまで瓶内で発酵と熟成。2023年4月にデゴルジュマン。 薄濁りの中程度の黄色。レモンや晩柑などの黄柑橘を皮ごと搾ったような果実香に、レモンバーベナの爽やかなハーブの香り、にわとこの花を想わせる優しく甘やかな香りが加わります。弾むような細かな泡が溌剌とした印象や軽快感を掻き立てながら、清涼感溢れる果実味を口中へと誘います。ふっくらと口中を満たすように膨らみ、スッと馴染むようにガスが消えるとともに、旨味感たっぷりで小気味良い酸が絡み合うフルーティーな風味が留まります。アフターにかけて柑橘ピールや内皮のほろ苦さ、仄かにミルキーな風味が現れ、全体を引き締めながらもまろやかな印象が残ります。 生産者について フランクフルトから南西に約1時間半下ったエリア、ファルツ地方で2019年から醸造家としてワイン造りをしているクラウディウ・デュメア。以前からフランクフルトでワインバーを経営すると同時にワイン醸造に興味を抱いていたクラウディウは、ある日そこでワイン生産を家業とするハネス・ベルグドルと出会います。ハネスが所有する畑は標高約300mの丘に位置し、森が一面に広がる南側に面しています。その森に生息する鳥や小動物、通年畑へ吹き込む風など、この自然環境と共存する美しい畑に一目惚れしたクラウディウは、ハネスとパートナーシップを組み醸造家としての活動を始めます。 クラウディウのワインの特徴は”ドリンカビリティ(Drinkability)” = ”飲み心地の良さ”にあります。彼曰く、これは石灰質土壌と赤土土壌から構成されるテロワール由来のものだと話します。石灰質土壌はワインに塩味や硬質なミネラル感を与え、アルザスで良く見られる花崗岩土壌の赤土はミネラル感に加えて強い酸味を与える傾向にある。一般的な粘土質土壌と比べ、この2種類の土壌は痩せた性質であるため多くのドイツ系品種が有するアロマティックな部分が抑えられ、ワインの骨格が立ちやすくなる特徴も有する。この土壌性質に加え、通年森から畑へ吹き込む涼しい風も彼のワインに冷涼感を与える一つの大切な要素であると彼は話します。 醸造では「葡萄果汁が野生酵母の働きによりただ発酵しただけのピュアなワインを造る事」を大前提として全ての添加物を一切使用せず完全なサンスフルで醸造しており、ワインは飲み物として常に飲みやすく、安定しているべきだと考えます。そのため、彼はワインを意図的に還元的に造ります。還元は一般的にワインのボディを引き締め、移動の際に状態を崩しにくくして耐久性を上げる二つの効果があるためです。彼のワインは全体を通して石や岩塩を舐めているかの様な印象を与えるミネラリティ、区画によっては海水などの風味も伺え、アタックからフィニッシュまで細く長いレーザービームを想わせる突き抜けるような酸味が特徴的です。彼のワインの大半は複数のヴィンテージと品種がブレンドされており、この点においては、ヴィンテージの特徴をそのまま表現することを好む多くのフランス人生産者とは異なります。近年、地球温暖化が著しく進んでおり、冷涼感が特徴的なヨーロッパ北部のドイツでさえワイン造りに難しさを覚えるようなヴィンテージが増えてきています。彼にとってワインは単なる飲み物、それ以上でも以下でもないため、それぞれのヴィンテージの特徴をありのまま表現する事よりも、ドリンカビリティが確保された上で安定したサンスフルワインを造る事を最大の目的とします。そのため各ヴィンテージのブレンド比率は非常にデリケートな試行錯誤を重ねた上で決められます。 クラウディウのワインを口にした時、その意図や意思が明確に伝わることでしょう。 【畑の基本情報】 標高:約300m 斜面の向き:90%が南向き、残りは東と西向き(これらは全てブレンドに使用) テロワール:石灰質と赤土土壌。醸造時、基本的には土壌別に区別はしない。 【醸造の基本情報】 マセラシオン:全て全房でステンレスタンクで行われる。 熟成期間:ペットナット以外のキュヴェは全て500L樽で1年間熟成(*一部例外あり) 樽熟成後、ヴィンテージごとにタンクに移され、ブレンドもしくは翌年以降のリザーブに使用される。 Riesling Skin 2020など、2年間かそれ以上樽熟成する場合もある。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Experiment 2022 / エクスペリメント2022
¥6,380
商品名:Experiment 2022 / エクスペリメント2022 ワイナリー・生産者:Belly Wine Experiment 生産地:フランス、 オーヴェルニュ地方 品種:メルロー50%、ガメイ・ドーヴェルニュ50% タイプ:赤微発泡 アルコール度数:13% 容量:750ml 全房でフーラージュをしながら3日間マセラシオン。残糖がある発酵途中で瓶詰めして14ヶ月間の発酵と熟成。2023年12月デゴルジュマン。 オレンジがかった中程度の赤色。苺やフランボワーズのコンフィチュール、熟した葉付きの苺、りんご、ダークチェリーを想わせる甘やかな香りが漂い、チャーミングな印象を受けます。溌剌とした微細なガスを伴い弾むような軽快感で、ほどよい甘みと充実感のある果実味にフレッシュハーブのような清涼感がアクセントを与えながら口中へと膨らみます。流れるような瑞々しさや果汁感、可憐な赤い果実を主体とした風味が調和した馴染みやすい味わいです。 生産者について Yahou Fatal(ヤオ・ファタル)のManuel Duveau(マニュエル・デュヴォー)の息子であるAimé Duveau(エメ・デュヴォー)とClaire SAGE(クレール・サージュ)の若き2人により、オーヴェルニュのLa Haute Loireで2020年に設立されました。 エメは幼い頃から父親のマニュエルやその周囲の人達を通して、自然派ワインを肌で感じながら育ちました。そのため当たり前のようにマニュエルの畑や醸造する様子を見ており、収穫なども含め手伝うことが普通になっていました。本格的にマニュエルの所で醸造を学んだのは2017年頃からです。 カタルーニャとフランスのハーフであるクレールは、彼女のお兄さんとともにカタルーニャワインのインポーターとして仕事をしていました。その仕事を辞めたのと同時期に、インポーターの仕事を通し知り合ったマニュエルから、小さな区画を栽培や醸造を覚えるために耕作してみてはどうかと提案されたことがきっかけで、パリのレストラン4日働き、残りの3日間をオーヴェルニュの葡萄畑で働く日々を送りました。約2年、エメとクレールはマニュエルの元で学び、独立するにあたりLa Haute Loireの地を選びました。ここは、以前広大な葡萄畑が広がっていた地域ですが、フィロキセラの被害により殆どの葡萄の木が抜かれてしまい、彼らはこの場所を復興させたいという思いで、この地でネゴシアンから始めることにしました。本来であれば自社葡萄で醸造をしワインを世に届けたいという気持ちですが、とても良いテロワールでありながら、わずかな区画しか残っていない状況で、新たに葡萄を植えることしか葡萄畑を持つすべがなく、より良い土地を見つけることや植樹の資金を貯めるためこのようなスタートを切る決断となりました。初ヴィンテージとなる2020年は、マニュエルやカタルーニャの有機栽培の葡萄などを使用しS02は使用せず醸造しています。少しづづ基盤を固めていく堅実さを持つ20代の若き2人です。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Peche Originel 2022 / ペシェ・オリジネル 2022
¥6,380
商品名:Peche Originel 2022 / ペシェ・オリジネル 2022 ワイナリー・生産者:Belly Wine Experiment 生産地:フランス、 オーヴェルニュ地方 品種:ガメイ タイプ:赤 アルコール度数:13% 容量:750ml 30%をダイレクトプレス。70%を全房で加えて12日間マセラシオン。ファイバータンクで13ヶ月間の発酵と熟成。 ルビー色。ドライ苺やグレナデンシロップなど充実した赤い果実の香りに、コリアンダーやカルダモン、黒胡椒などのスパイス、ドライフラワー、ヒノキを想わせる香りが感じられます。角の取れた優しいミディアムタッチで流れ込み、ややトーンの低い凝縮感のある果実味に清涼感のあるスパイスの風味が溶け込み、口中へと広がります。アフターにかけて、甘酸っぱい味わいにビターカカオのようなほろ苦さが抑揚をつけ、落ち着いた印象を与えています。 生産者について Yahou Fatal(ヤオ・ファタル)のManuel Duveau(マニュエル・デュヴォー)の息子であるAimé Duveau(エメ・デュヴォー)とClaire SAGE(クレール・サージュ)の若き2人により、オーヴェルニュのLa Haute Loireで2020年に設立されました。 エメは幼い頃から父親のマニュエルやその周囲の人達を通して、自然派ワインを肌で感じながら育ちました。そのため当たり前のようにマニュエルの畑や醸造する様子を見ており、収穫なども含め手伝うことが普通になっていました。本格的にマニュエルの所で醸造を学んだのは2017年頃からです。 カタルーニャとフランスのハーフであるクレールは、彼女のお兄さんとともにカタルーニャワインのインポーターとして仕事をしていました。その仕事を辞めたのと同時期に、インポーターの仕事を通し知り合ったマニュエルから、小さな区画を栽培や醸造を覚えるために耕作してみてはどうかと提案されたことがきっかけで、パリのレストラン4日働き、残りの3日間をオーヴェルニュの葡萄畑で働く日々を送りました。約2年、エメとクレールはマニュエルの元で学び、独立するにあたりLa Haute Loireの地を選びました。ここは、以前広大な葡萄畑が広がっていた地域ですが、フィロキセラの被害により殆どの葡萄の木が抜かれてしまい、彼らはこの場所を復興させたいという思いで、この地でネゴシアンから始めることにしました。本来であれば自社葡萄で醸造をしワインを世に届けたいという気持ちですが、とても良いテロワールでありながら、わずかな区画しか残っていない状況で、新たに葡萄を植えることしか葡萄畑を持つすべがなく、より良い土地を見つけることや植樹の資金を貯めるためこのようなスタートを切る決断となりました。初ヴィンテージとなる2020年は、マニュエルやカタルーニャの有機栽培の葡萄などを使用しS02は使用せず醸造しています。少しづづ基盤を固めていく堅実さを持つ20代の若き2人です。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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G(U)RI 2022 / グリ2022
¥6,380
商品名:G(U)RI 2022 / グリ2022 ワイナリー・生産者:Cathrine Dumora – l’egrappille / カトリーヌ・デュモラ(レグラッピーユ) 生産地:フランス、オーヴェルニュ地方 品種:ガメイ・ボージョレ50%、ガメイ・ドーヴェルニュ50% タイプ:赤 アルコール度数:12.5% 容量:750ml 半分をダイレクトプレス。残りを全房のまま加えて15日間マセラシオン。ファイバータンクで2週間発酵させて、ジャーに移して6ヶ月間発酵と熟成。 仄かにオレンジがかった淡い赤色。熟した野苺やプラム、クランベリー、フランボワーズ、ザクロなどの甘酸っぱい赤い果実の香りに、小梅や赤紫蘇、ドライフラワーなどのニュアンスが加わり、張りのある果実の様子に少し落ち着いた印象を与えています。ライトタッチで瑞々しく、ザクロやアセロラなどの溌剌としたキレのある酸が軽快感を掻き立てながら、ほんのりと優しい甘みをまとう赤い果実の風味が伸びやかに広がります。少し揮発酸がありますが、果実の酸や風味と調和しており、メリハリの感じられる辛口の仕上がりです。 生産者について これまでヤオ・ファタルのマニュエル・デュヴォーと夫婦で2つのドメーヌを持ち醸造を行ってきましたが、2019年に別々の人生を歩むこととなり、カトリーヌは新たに2haの葡萄畑を購入しこれまでどおりのレグラッピーユのドメーヌ名で再出発しました。ラルブル・ブランのフレデリック・グナンに勧められたジャーなども取り入れ、少しづつ挑戦の幅も広げており、今後も彼女らしいピュアなワインを造り続けてくれることでしょう。 カトリーヌは、農村の経済を発展させるためのコンサルティング業に従事していた2012年、パトリック・ブージュ(オーヴェルニュ地方の偉大な生産者として知られる)主催のピクニックで友人からマニュエルを紹介されました。その7ヶ月前に酒屋さんの試飲会でパトリックだけではなく、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナールなどの名だたる生産者のワインを飲む機会があり、オーヴェルニュ地方のヴァンナチュールに対して強い関心を抱いていました。マニュエルと二人でパトリックの蔵を訪問しているうちに、研修していたオーレリアン・ルフォーから、彼の家から遠すぎるため使わない畑を紹介され、これを借りて始めたのが2013年です。収穫の指揮は、少しでも傷んだブドウを迷わず捨てることができる彼女が、全てを指揮。 ワインの基となるブドウが最良のものになるよう注力し、具体的には、畑を耕す場合は馬で必要最低限に留めること。害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッセンシャルオイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。そして収穫量を低く保つこと。こうして栽培から収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加えず、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしていることは現在も変わりません。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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(R)Ti 2022 / ティー2022
¥5,720
商品名:(R)Ti 2022 / ティー2022 ワイナリー・生産者:Cathrine Dumora – l’egrappille / カトリーヌ・デュモラ(レグラッピーユ) 生産地:フランス、オーヴェルニュ地方 品種:ソーヴィニョン・ブラン90%、コロンバール10% タイプ:白 アルコール度数:14% 容量:750ml 2品種をそれぞれダイレクトプレス。ファイバータンクで1ヶ月間の発酵。その後ブレンドしてジャーで3ヶ月間の熟成。 薄濁りのやや淡い黄色。文旦などの和柑橘やグレープフルーツゼリー、硬めの洋梨、桃、パイナップルなどが混ざり合う果実香に、柑橘ピールの爽やかなほろ苦さ、煙や鉱物的なニュアンス、シュクレフィレの芳ばしい香りが伺えます。熟した柑橘を搾ったような果汁感や甘やかな風味が軽快に口中へと広がります。開いていくにつれて、徐々にりんごのコンポートや柑橘のピール菓子などの風味が現れ、コクや充実感が加わります。アフターにかけて塩味が感じられ、キレのある引き締まった印象を与えています。少し冷やしていただくことでスッキリとした爽快感が引き立ちます。 生産者について これまでヤオ・ファタルのマニュエル・デュヴォーと夫婦で2つのドメーヌを持ち醸造を行ってきましたが、2019年に別々の人生を歩むこととなり、カトリーヌは新たに2haの葡萄畑を購入しこれまでどおりのレグラッピーユのドメーヌ名で再出発しました。ラルブル・ブランのフレデリック・グナンに勧められたジャーなども取り入れ、少しづつ挑戦の幅も広げており、今後も彼女らしいピュアなワインを造り続けてくれることでしょう。 カトリーヌは、農村の経済を発展させるためのコンサルティング業に従事していた2012年、パトリック・ブージュ(オーヴェルニュ地方の偉大な生産者として知られる)主催のピクニックで友人からマニュエルを紹介されました。その7ヶ月前に酒屋さんの試飲会でパトリックだけではなく、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナールなどの名だたる生産者のワインを飲む機会があり、オーヴェルニュ地方のヴァンナチュールに対して強い関心を抱いていました。マニュエルと二人でパトリックの蔵を訪問しているうちに、研修していたオーレリアン・ルフォーから、彼の家から遠すぎるため使わない畑を紹介され、これを借りて始めたのが2013年です。収穫の指揮は、少しでも傷んだブドウを迷わず捨てることができる彼女が、全てを指揮。 ワインの基となるブドウが最良のものになるよう注力し、具体的には、畑を耕す場合は馬で必要最低限に留めること。害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッセンシャルオイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。そして収穫量を低く保つこと。こうして栽培から収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加えず、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしていることは現在も変わりません。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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(S)RAB 2022(ラブ2022)
¥6,380
商品名:(S)RAB 2022(ラブ2022) ワイナリー・生産者:Cathrine Dumora – l’egrappille / カトリーヌ・デュモラ(レグラッピーユ) 生産地:フランス、オーヴェルニュ地方 品種:プティ・シラー70%、ガメイ30% タイプ:赤 アルコール度数:14% 容量:750ml 除梗したプティ・シラーと全房のガメイを合わせて10日間マセラシオン。ファイバータンクで10日間発酵させて、ジャーに移して8ヶ月間発酵と熟成。 淡いガーネット色。苺のコンフィチュールやドライ苺、熟したフランボワーズ、ザクロなどのやや充実した赤い果実の香りに、赤い小さな野ばらを想わせる華やかさが加わります。喉を潤すような清らかな飲み心地で、体へと沁み込むように広がります。それでいて口中に留まる風味は緻密感があり、仄かにビターな風味が重なることで奥行きが感じられます。軽やかなスタイルですがややボディの厚みを感じますので、少し冷やしていただくことで軽快にお楽しみいただけます。 生産者について これまでヤオ・ファタルのマニュエル・デュヴォーと夫婦で2つのドメーヌを持ち醸造を行ってきましたが、2019年に別々の人生を歩むこととなり、カトリーヌは新たに2haの葡萄畑を購入しこれまでどおりのレグラッピーユのドメーヌ名で再出発しました。ラルブル・ブランのフレデリック・グナンに勧められたジャーなども取り入れ、少しづつ挑戦の幅も広げており、今後も彼女らしいピュアなワインを造り続けてくれることでしょう。 カトリーヌは、農村の経済を発展させるためのコンサルティング業に従事していた2012年、パトリック・ブージュ(オーヴェルニュ地方の偉大な生産者として知られる)主催のピクニックで友人からマニュエルを紹介されました。その7ヶ月前に酒屋さんの試飲会でパトリックだけではなく、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナールなどの名だたる生産者のワインを飲む機会があり、オーヴェルニュ地方のヴァンナチュールに対して強い関心を抱いていました。マニュエルと二人でパトリックの蔵を訪問しているうちに、研修していたオーレリアン・ルフォーから、彼の家から遠すぎるため使わない畑を紹介され、これを借りて始めたのが2013年です。収穫の指揮は、少しでも傷んだブドウを迷わず捨てることができる彼女が、全てを指揮。 ワインの基となるブドウが最良のものになるよう注力し、具体的には、畑を耕す場合は馬で必要最低限に留めること。害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッセンシャルオイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。そして収穫量を低く保つこと。こうして栽培から収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加えず、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしていることは現在も変わりません。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Barbascat 2022(バルバスカット2022)
¥6,710
商品名:Barbascat 2022(バルバスカット2022) ワイナリー・生産者:Maxim Lannay & Isabelle Delahaye- Domaines des Barbatruks / マキシム・ランネイ&イザベル・デライエ – ドメーヌ・デ・バルバトラクス 生産地:フランス、ジュラ地方 品種:ミュスカ・アレクサンドリー タイプ:白 アルコール度数:11.5% 容量:750ml 買い葡萄を使用したネゴシアンラベルです。 ルーションのミュスカ・アレクサンドリーをダイレクトプレス。グラスファイバータンクで8ヶ月間の発酵と熟成。 僅かに濁りのある青みがかった黄色。マスカットやライチ、白桃などの香り豊かな果実香に、ジャスミンなどのかぐわしい白い花、フレッシュハーブなどが加わり、爽やかでアロマティックな香りが漂います。香り高く甘やかな風味を持つ果実味に、ライムなどの柑橘をギュッと搾ったようなシャープな酸やフレッシュハーブの風味が感じられ、清涼感や軽快な印象を与えながら流れるような飲み心地で喉を通ります。時折感じられる塩味がメリハリやアクセントになっており、キレのある酸とともに芳醇な風味を引き立て、溌剌とした馴染みやすい辛口の仕上がりです。 生産者について ドメーヌは2017年3月にマキシムと妻のイザベルと共に設立。マキシムは醸造や栽培などとは無関係の家庭で育ちましたが、ワイン造りに興味を持ち、数年間Domaine Villetで働きました。そこでは葡萄畑の仕事の価値と正確さを学びました。その後、Alice Bouvotで2年間働き、アリスの素晴らしい味覚と知識によって、醸造についての多くのことを学びました。 現在はモンティニーやアルボワ、ピュピアン、モンマランなどに合計0.8haの畑を所有しています。そのうち約60%がシャルドネ、その他はサヴァニャンやプールサール、セイベル、ピノ・ノワール、ガメイなどを栽培しています。2020年からネゴシアンも始めており(レ・バルバトラクス)、アルザスやローヌなどの葡萄を使用し醸造も行っています。 葡萄畑の仕事は殆ど手作業で、できるだけ病気に対する散布も少なくしています。収穫も手摘みで行い、葡萄畑で選果して、手動の垂直プレス機を使用。純粋な葡萄ジュースを得る為にプレスは優しくゆっくり、発酵は野生酵母で行います。殆ど全てのキュヴェはポンプを使わず、瓶詰めも重力によって行われ、亜硫酸も添加していません。栽培から瓶詰め等に至るまで、丁寧に手作業で行うことを意識しています。 まだ生産者として経験という歴史が浅く、収穫の状況も毎年同じではないため、造られるキュヴェも様々です。基礎にあるのは常に飲み易くあることで、実験的な挑戦も行いながらより希望に近づけるよう努力しています。彼は中学時代、ラタ・ポワルのラファエル・モニエの(当時中学校の社会科の教師)教え子だったそうです。ラファエルは、まさかマキシムがヴィニュロンになるとは不思議な縁だねと笑顔で語っていました。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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A Seara Castes Tintas 2019 / ア セアラ カスタス ティンタス
¥3,520
商品名:A Seara Castes Tintas 2019 / ア セアラ カスタス ティンタス ワイナリー・生産者:Iria Otero Mazoy (イリア・オテロ・マソイ) 生産地:スペイン/ガリシア 品種:カイーニョ・ロンゴ30%ソウソン30%ブランセリャオ30%フェロール5%カイーニョ・レドンド5% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:12.5% 容量:750ml 19年は6月1日に大雨と風に見舞われましたが夏はマイルドな気候でした。花崗岩・粘土・砂利に植わる5品種を全房で醸し後、セメントタンクで発酵・熟成しました。淡いガーネット色、ラズベリーやイチゴ、プルーン、ハーブの香り、じわりと拡がるボリューム感のあるタンニンと中程度の酸味、やや高めのアルコール感が厚みを増し、完熟ベリーの風味がアフターに感じられます。 生産者について 『DO リベイロの混植/混醸の個性を引き出す叩き上げ女性醸造家』 ユーラシア大陸の西の果て、スペイン・ガリシア州。このエリアのワインに魅了されて久しい。今や世界中で大人気のDOリアスバイシャスのアルバリーニョはもちろんだが、DOリベイラサクラのメンシアもとても気に入っている黒ブドウ品種。この2品種からできる美味しいワインとの出会いを切望していたのが10年前。まだまだ日本でもマイナーと呼べる地域であるドイツのラインヘッセン地方からも先日4人目の生産者を紹介したが、こちらガリシア州も同様にまだまだマイナーと言える。ラインヘッセン地方同様にしかし関係が深い生産者が徐々に増えてきた。イリア・オテロ・マソイは5人目となるガリシア州からの生産者となり、ガリシア州産のスペインワインは弊社内でもカタルーニャに続くスペイン第二勢力となった♪僕自身が初めてガリシア州に足を踏み入れたのが確か2017年。リオハからの長距離ドライブで非常にドキドキしながら未開の地に足を踏み入れた。ガリシアに入るまでのスペイン内陸は西部劇を思いだす荒野、乾燥した大地が延々と続く。だが、ガリシア州に入るとその風景は一変する。越境時に標高が徐々に徐々に上がっていき、高い山をいくつか越える。最後の山を越えた後は長い高速道路の下り坂。そこからは緑豊かな風景に次第に変化していき、坂道を降りきり車から出ると日本を思い出す湿度。緑の山々、樹々に囲まれたしっとりした空気に包まれており、これまで見てきたスペインと全く異なる風景と質感に驚かされた。今まで4人の生産者をご紹介してきたにも関わらずガリシア州について全く触れてこなかったので、この機会にちょっとだけこの地について触れてみたい。自分の学びの為にも。ガリシア州(Galicia)は、スペインの自治州の1つで、スペイン北西に位置し南はポルトガル、東はアストゥリアス州とカスティーリャ・イ・レオン州に接し、北と西は1490キロメートルの海岸で大西洋とカンタブリア海に面する。州都は巡礼で有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラ。しかし最大の都市は港湾都市Vigo(ヴィーゴ)であり、現地訪問時に宿泊でよく使うオウレンセ(Ourense)の街も州内3番目の人口を誇る美しい町だ。余談だが、このVigoにずっと行きたいと考えていて、それは美味しい魚介にありつけそうだからなのだが、2022年夏初めてVigo泊。そこで立ち寄ったMalauva waine barは最高の食事とワインと雰囲気を提供してくれるワインバーだった。年間を通して穏やかな気候で、最寒月でも摂氏8度以下になることは少ない。1年を通じて雨が降り、年間降水量も豊富である。スペイン内陸とは異なり、海洋性の気候のために手付かずの緑の森が残されており、州の内陸部はなだらかな山地で比較的標高が高く、東に行くほど標高が高く北部にテーラ・チャ高原がある。大きな川はないが無数の小さな川が横切っている。山地は険しくないが、内陸の人口は少なく、開発は遅れ過疎や農業離れが残念ながら進んでいる。海岸地域は入り江の多い複雑な海岸線で知られており、リアス式海岸の語源となったのがこの地域で、「リアス」とはガリシア語あるいはカスティーリャ語(スペイン語)での入り江(リア)の複数形である。この地形のために漁業が盛んであり、特にリアス・バイシャスでは養殖漁業が盛んである。日本のバルなどでも有名な料理“タコのガリシア風”、本場で頂いたお皿は絶品だったのはいうまでもない。地層は多様であるが、変成岩と花崗岩が主である。海岸地域と内陸部では気候・降水量・土壌構成ももちろん異なり、ガリシア州内には以下のとおり5つの異なるDOが存在する。西の海岸地域のDOからザックリと順々に東の内陸へと紹介していく。DOリアス・バイシャス(Rías Baixas)…ポンテペドラ県。アルバリーニョ種の白ワインが有名。DOリベイロ( Ribeiro )… オウレンセ県西部。白ワイン&赤ワイン。トレイシャドゥーラ(白)他。DOリベイラ・サクラ(Ribeira Sacra)… ルーゴ県南部とオウレンセ県北部。メンシア種の赤ワインが主。DOヴァルデオーラス(Valdeorras)… オウレンセ県東部。メンシア種の赤ワインが大半。ゴデーリョ種の白ワインも。DOモンテレイ(Monterrei)… オウレンセ県南部。ゴデーリョ種の白ワインが大半。メンシア種の赤ワインも。イリア・オテロ・マソイはガリシアで生まれ育った生粋のガリシアっ子。彼女の家庭では、父が常に美味しいワインを食卓に準備していたそうで、幼い頃からワインに慣れ親しんおり、両親が食卓で美味しいワインを楽しむ姿を見てきた。ブドウ栽培や醸造とは関わりのない家庭で育った彼女だが、女性でも自力で生活を営むことができるようにと自立心を大切にする教育を受けてきたそうだ。もし彼女の両親が全く異なる教育方針だったなら一人の素敵な女性醸造家の誕生はなかったかもしれない。学生時代、夏休みに訪れたリベイロの自然の美しさとワインの美味しさに魅せられ、大学は薬学科を履修していたが、その後期では醸造学を履修し、醸造学を学び始めたイリア。その後博士号を修得するためリオハに移住。当時書いた論文のテーマは、「酸とキャノピーコントロールの関係」。リオハに移住後、早くワイン造りに携わりたくて溜まらなかった彼女は、在学中からワイナリーに就職、醸造の下働きから始めた。数年後には醸造長に昇格。生産量も入社当時の10倍となり技術も経験も大きく成長を遂げていく。 2009年、博士号を終えるためにガリシアに一度戻り、取得後はリアスバイシャスにあるコーペラティブに就職する。ここでは毎年何トンものブドウが、 リアスバイシャス各地から搬入されてくるため、各エリアや区画の特徴、を学ぶのにとてもいい経験になったと語る。しかしリアスバイシャスのコーペラティヴでのワイン造りや、リオハで経験したワイン造りはイリアの目指すものとは大きく異なっていた。 ここでの仕事を辞めた後、リベイラ・サクラを代表するワイナリー、‶ドミニオ・デ・ビベイ″(オーナーはアドルフォ・ドミンゲスというスペインを代表するアパレルメーカ ー、プロジェクトマネージャーはプリオラートを代表するサラ・ペレス &レネー・バルビエのカップル、そ して畑の管理はラウラ・ロレンソが 担当していた現存のプロジェクト)に、専門知識のあるセールスとして入社。今度はボデガを離れて世界を飛び回り始めた。こうして国際感覚と販売のセンスまでをも磨き十分な経験を積んだイリアは、家族を中心としたより穏やかな生活を送るため、ドミニオ・デ・ビベイを辞め、これまでの経験を土台に2015年に自分自身のプロジェクトを立ち上げる。写真にもあるような石造りの可愛くて小さな住居兼セラーを憧れの地リベイロに構え、リベイロでのワイン造りを進めていく(リベイロの弊社もう一人のパートナー、アウガレヴァーダのイアゴ・ガリードとは近所で仲が良です)。その傍ら、リアス・バイシャスやヴァルデオーラスでもそれぞれボデガを間借りし、昔ながらの長期熟成型のアルバーニョやゴデーリョのワインも造っている。彼女が持つ所謂自社畑は非常に少ない。なので彼女は過去のキャリアの経験を活かし信頼できるブドウ栽培農家と契約してブドウを購入している。リベイロでは湿度も高くスペイン国内でも雨が多い地域なので完全なるBio栽培でブドウを育てる農家はほぼ存在しないと言っていい。なので、彼女は銅や硫黄散布以外にも病気を防ぐ為の最低限の農薬散布だけは許容している。しかし、その他の殺虫剤、除草剤、化学肥料は使用せずに丁寧なブドウ栽培を行う栽培専業農家のみを厳選して契約している。そのブドウの購入価格も通常の買いブドウの3倍近い金額を払っているそうだ。(弊社のリアスバイシャスのパートナー、ナンクラレスと同様のスタイルである)。 様々な栽培家の区画のブドウを使用する利点もある。気候、地理条件、栽培方法の異なるミクリマから収穫される良質のブドウをブレンドすることがワインの味わいに奥行きと複雑味を生み、長期熟成に適するワイン造りへと繋がっている。しかし彼女がブドウ、品種をブレンドする最大の理由は、リベイロ昔ながらのスタイルを表現したいからである。単一ブドウでワインを造る事でなく、土着品種のブレンドstyleこそがリベイロで昔から行われてきた伝統あるワイン造りだ。時にDO取得にもこだわらず白と黒ブドウもブレンドする徹底ぶりだ。白ブドウでは、トレイシャドゥーラ、ゴデーリョ、ロウレウイラ、トロンテス、カイーニョブランコ、etc。黒ブドウはカイーニョロンゴ、カイーニョティント、ソウソン、メンシア、メレンサオ、ブランセリャオ、フェロル、etc。その多くが混植されており、多くのキュヴェで混醸しているので味わいは複雑で多様性があり、収穫のタイミングや醸造センスを非常に問われるワイン造りをしている。また、彼女は実は大の亜硫酸アレルギーであり亜硫酸が入っているワインは試飲する事も含めて大の苦手。リベイロの自宅ボデガで造る多くのワインは、もちろん醸造中のワインの状態を見極めながらだが瓶詰めまでは基本的には亜硫酸を添加しない(醸造中、彼女が試飲できるためでもあるそうだ)。瓶詰め前に極少量の亜硫酸を添加して瓶詰めするワインがほとんどだ。将来的にオートクチュールで完全亜硫酸無添加のワインを日本向けへ造ってもらう話も進んでおりますのでご期待ください!(これは実はナンクラレスでも進んでいるのだ!)※ボデガを間借りして醸造しているDOリアスバイシャスとDOヴァルデオラスのワインは、自分が留守中の間のリスクを避けるためマロラクティック時にも亜硫酸は添加している。イリアのワインは、畑の特徴やガリシアの自然をナチュラルに表現しながらも、確かな技術と経験に支えられたクオリティーの高さと際立ったキャラクターを併せ持つ。これは彼女自身の性格と先述したバックグラウンドからきているのだろう。明確な目標設定とそれに向かって突き進む強い意志をもち、スペインでも数少ない叩き上げの女性醸造家の道を歩いてきたイリア。自宅ボデガの2Fは住居となっており、旦那さんと3人の子供たちの妻であり母でもある彼女。初訪問時には写真にある彼女特製の豚料理をたらふく頂いた。その時にちょいちょいと顔を出していた小学生ほどの長男君は今がわんぱく盛りのようだが、幸せな家庭の一端を垣間見たひと時で畑やボデガとは全く異なる雰囲気の彼女の表情にも触れられた。ワイン同様、懐と奥行きが深くエネルギッシュな女性であり、強いけどとてもしなやか。そしてとても明るい。ワインは生産者を表すと常々思ってるが、あーやっぱり♪●DOリアスバイシャス全て信頼できるブドウ農家からの買いブドウを使用し、リアスバイシャスにあるボデガを間借りしそこで醸造している。SACABEIRA…100%アルバリーニョSAL…100%アルバリーニョ●DOヴァルデオーラス信頼できるブドウ農家からブドウを購入し、現地ボデガを間借りしそこで醸造している。MICA…100%ゴデーリョ●DO リベイロ信頼できるブドウ農家からの買いブドウと彼女自身の畑のブドウを使用。醸造は自宅1Fのボデガで行う。白: A SEARA BLANCO(混植・混醸), BUBELA(Alebubu), COSCO赤: A SEARA TINTO(混植・混醸), TEIXUGOオレンジ: Anarka 長くなるがDOリベイロについても軽く触れておく。リベイロ(Ribeiro)は、スペイン北西部のガリシア州オウレンセ県DOで白ワインを主体としている。栽培面積はわずか約30平方キロメートルである。(山が多く小さい川も多いので谷も多い、結果、傾斜地だらけでそこをうまくテラス畑にしている景色を多数見た。)その大部分はオーク樽発酵を行わず、地元での日常消費用のテーブルワイン(ヴィノデメサ)として出荷される。スペインの1人あたりワイン消費量は40リットル/年であるが(ボトル換算一人約53本‼)、ガリシア州は137リットル/年にも達しており(182本…)、ガリシア州で最も古いワイン産地であるリベイロが果たす役割は実は大きいのである。 DOリベイロを「ガリシア地方最古の産地であり、最も高い可能性を秘めている」と評す海外ジャーナリストもいる。ミーニョ川とその支流シル川沿いには、下流からリアス・バイシャス、リベイロ、リベイラ・サクラ、ヴァルデオーラス、ビエルソの5つの原産地呼称産地が並んでおり、リベイロとリベイラ・サクラはオウレンセ県の県都オウレンセを境界としている。リベイロのブドウ畑は、ミーニョ川やその支流のアルノイア川、アビア川、バルバンティーニョ川が形成する谷の標高100-200mの傾斜地に広がっている。ソカルコス(socalcos)またはボカリベイラス(bocaribeiras)と呼ばれるテラス(階段状の畑地)の使用が一般的である。土壌は花崗岩質や粘土質が多い。乾燥した地中海性気候や大陸性気候にあるスペインの多くの産地とは異なり、湿潤な西岸海洋性気候にある数少ない産地のひとつであり、海洋性気候と地中海性気候の変移地帯にあるため湿度も温度も高く、年平均気温は摂氏13度である。このような気象条件からブドウは成熟しにくく、高い糖度を必要とする黒ブドウの生産には適していないと一般的にはいわれている。年降水量は800-1,000mmであり、より大西洋に近いリアス・バイシャス (DO)などガリシア州の他産地よりも少ないが、スペインの大部分の産地よりも多い(スペイン全体での年平均降水量は600㎜前後)。夏季の3か月間は他の時期に比べて降水量が少ない。年日照時間は約1,800時間とスペインの他産地に比べて少なく、この日照を最大限に受けられるように工夫して植えられている。DOリベイロのワインとしては白ワイン90%以上を占めており、総生産量における赤ワインの比率は10%に満たない。今日のリベイロの白ワインは、みずみずしさ、穏やかな酸味、果実味を特徴としている。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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A Seara Castes Brancas 2021 / ア セアラ カスタス ブランカス
¥3,740
SOLD OUT
商品名:A Seara Castes Brancas 2021 / ア セアラ カスタス ブランカス ワイナリー・生産者:Iria Otero Mazoy (イリア・オテロ・マソイ) 生産地:スペイン/ガリシア 品種:トレシャドゥーラ50%ゴデーリョ15%アルバリーニョ10%ラド10%ローレイロ5%トロンテス5%ドナブランカ5% タイプ:白・辛口 アルコール度数:12.5% 容量:750ml セアラとは畑と畑の間の共有地で、それぞれの畑の所有者が野菜やブドウ以外の果実を栽培する場所の名前です。地元の白ブドウ7品種を除梗しプレス、セメントタンクで発酵・熟成しました。輝きあるゴールドイエロー色、ハッサクや洋梨、白胡椒、ユーカリの強い香りが拡がります。しっかりとしたアタックでボディが強く口中に拡がる中程度の酸味、完熟した味わいでボリュームがあります。 生産者について 『DO リベイロの混植/混醸の個性を引き出す叩き上げ女性醸造家』 ユーラシア大陸の西の果て、スペイン・ガリシア州。このエリアのワインに魅了されて久しい。今や世界中で大人気のDOリアスバイシャスのアルバリーニョはもちろんだが、DOリベイラサクラのメンシアもとても気に入っている黒ブドウ品種。この2品種からできる美味しいワインとの出会いを切望していたのが10年前。まだまだ日本でもマイナーと呼べる地域であるドイツのラインヘッセン地方からも先日4人目の生産者を紹介したが、こちらガリシア州も同様にまだまだマイナーと言える。ラインヘッセン地方同様にしかし関係が深い生産者が徐々に増えてきた。イリア・オテロ・マソイは5人目となるガリシア州からの生産者となり、ガリシア州産のスペインワインは弊社内でもカタルーニャに続くスペイン第二勢力となった♪僕自身が初めてガリシア州に足を踏み入れたのが確か2017年。リオハからの長距離ドライブで非常にドキドキしながら未開の地に足を踏み入れた。ガリシアに入るまでのスペイン内陸は西部劇を思いだす荒野、乾燥した大地が延々と続く。だが、ガリシア州に入るとその風景は一変する。越境時に標高が徐々に徐々に上がっていき、高い山をいくつか越える。最後の山を越えた後は長い高速道路の下り坂。そこからは緑豊かな風景に次第に変化していき、坂道を降りきり車から出ると日本を思い出す湿度。緑の山々、樹々に囲まれたしっとりした空気に包まれており、これまで見てきたスペインと全く異なる風景と質感に驚かされた。今まで4人の生産者をご紹介してきたにも関わらずガリシア州について全く触れてこなかったので、この機会にちょっとだけこの地について触れてみたい。自分の学びの為にも。ガリシア州(Galicia)は、スペインの自治州の1つで、スペイン北西に位置し南はポルトガル、東はアストゥリアス州とカスティーリャ・イ・レオン州に接し、北と西は1490キロメートルの海岸で大西洋とカンタブリア海に面する。州都は巡礼で有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラ。しかし最大の都市は港湾都市Vigo(ヴィーゴ)であり、現地訪問時に宿泊でよく使うオウレンセ(Ourense)の街も州内3番目の人口を誇る美しい町だ。余談だが、このVigoにずっと行きたいと考えていて、それは美味しい魚介にありつけそうだからなのだが、2022年夏初めてVigo泊。そこで立ち寄ったMalauva waine barは最高の食事とワインと雰囲気を提供してくれるワインバーだった。年間を通して穏やかな気候で、最寒月でも摂氏8度以下になることは少ない。1年を通じて雨が降り、年間降水量も豊富である。スペイン内陸とは異なり、海洋性の気候のために手付かずの緑の森が残されており、州の内陸部はなだらかな山地で比較的標高が高く、東に行くほど標高が高く北部にテーラ・チャ高原がある。大きな川はないが無数の小さな川が横切っている。山地は険しくないが、内陸の人口は少なく、開発は遅れ過疎や農業離れが残念ながら進んでいる。海岸地域は入り江の多い複雑な海岸線で知られており、リアス式海岸の語源となったのがこの地域で、「リアス」とはガリシア語あるいはカスティーリャ語(スペイン語)での入り江(リア)の複数形である。この地形のために漁業が盛んであり、特にリアス・バイシャスでは養殖漁業が盛んである。日本のバルなどでも有名な料理“タコのガリシア風”、本場で頂いたお皿は絶品だったのはいうまでもない。地層は多様であるが、変成岩と花崗岩が主である。海岸地域と内陸部では気候・降水量・土壌構成ももちろん異なり、ガリシア州内には以下のとおり5つの異なるDOが存在する。西の海岸地域のDOからザックリと順々に東の内陸へと紹介していく。DOリアス・バイシャス(Rías Baixas)…ポンテペドラ県。アルバリーニョ種の白ワインが有名。DOリベイロ( Ribeiro )… オウレンセ県西部。白ワイン&赤ワイン。トレイシャドゥーラ(白)他。DOリベイラ・サクラ(Ribeira Sacra)… ルーゴ県南部とオウレンセ県北部。メンシア種の赤ワインが主。DOヴァルデオーラス(Valdeorras)… オウレンセ県東部。メンシア種の赤ワインが大半。ゴデーリョ種の白ワインも。DOモンテレイ(Monterrei)… オウレンセ県南部。ゴデーリョ種の白ワインが大半。メンシア種の赤ワインも。イリア・オテロ・マソイはガリシアで生まれ育った生粋のガリシアっ子。彼女の家庭では、父が常に美味しいワインを食卓に準備していたそうで、幼い頃からワインに慣れ親しんおり、両親が食卓で美味しいワインを楽しむ姿を見てきた。ブドウ栽培や醸造とは関わりのない家庭で育った彼女だが、女性でも自力で生活を営むことができるようにと自立心を大切にする教育を受けてきたそうだ。もし彼女の両親が全く異なる教育方針だったなら一人の素敵な女性醸造家の誕生はなかったかもしれない。学生時代、夏休みに訪れたリベイロの自然の美しさとワインの美味しさに魅せられ、大学は薬学科を履修していたが、その後期では醸造学を履修し、醸造学を学び始めたイリア。その後博士号を修得するためリオハに移住。当時書いた論文のテーマは、「酸とキャノピーコントロールの関係」。リオハに移住後、早くワイン造りに携わりたくて溜まらなかった彼女は、在学中からワイナリーに就職、醸造の下働きから始めた。数年後には醸造長に昇格。生産量も入社当時の10倍となり技術も経験も大きく成長を遂げていく。 2009年、博士号を終えるためにガリシアに一度戻り、取得後はリアスバイシャスにあるコーペラティブに就職する。ここでは毎年何トンものブドウが、 リアスバイシャス各地から搬入されてくるため、各エリアや区画の特徴、を学ぶのにとてもいい経験になったと語る。しかしリアスバイシャスのコーペラティヴでのワイン造りや、リオハで経験したワイン造りはイリアの目指すものとは大きく異なっていた。 ここでの仕事を辞めた後、リベイラ・サクラを代表するワイナリー、‶ドミニオ・デ・ビベイ″(オーナーはアドルフォ・ドミンゲスというスペインを代表するアパレルメーカ ー、プロジェクトマネージャーはプリオラートを代表するサラ・ペレス &レネー・バルビエのカップル、そ して畑の管理はラウラ・ロレンソが 担当していた現存のプロジェクト)に、専門知識のあるセールスとして入社。今度はボデガを離れて世界を飛び回り始めた。こうして国際感覚と販売のセンスまでをも磨き十分な経験を積んだイリアは、家族を中心としたより穏やかな生活を送るため、ドミニオ・デ・ビベイを辞め、これまでの経験を土台に2015年に自分自身のプロジェクトを立ち上げる。写真にもあるような石造りの可愛くて小さな住居兼セラーを憧れの地リベイロに構え、リベイロでのワイン造りを進めていく(リベイロの弊社もう一人のパートナー、アウガレヴァーダのイアゴ・ガリードとは近所で仲が良です)。その傍ら、リアス・バイシャスやヴァルデオーラスでもそれぞれボデガを間借りし、昔ながらの長期熟成型のアルバーニョやゴデーリョのワインも造っている。彼女が持つ所謂自社畑は非常に少ない。なので彼女は過去のキャリアの経験を活かし信頼できるブドウ栽培農家と契約してブドウを購入している。リベイロでは湿度も高くスペイン国内でも雨が多い地域なので完全なるBio栽培でブドウを育てる農家はほぼ存在しないと言っていい。なので、彼女は銅や硫黄散布以外にも病気を防ぐ為の最低限の農薬散布だけは許容している。しかし、その他の殺虫剤、除草剤、化学肥料は使用せずに丁寧なブドウ栽培を行う栽培専業農家のみを厳選して契約している。そのブドウの購入価格も通常の買いブドウの3倍近い金額を払っているそうだ。(弊社のリアスバイシャスのパートナー、ナンクラレスと同様のスタイルである)。 様々な栽培家の区画のブドウを使用する利点もある。気候、地理条件、栽培方法の異なるミクリマから収穫される良質のブドウをブレンドすることがワインの味わいに奥行きと複雑味を生み、長期熟成に適するワイン造りへと繋がっている。しかし彼女がブドウ、品種をブレンドする最大の理由は、リベイロ昔ながらのスタイルを表現したいからである。単一ブドウでワインを造る事でなく、土着品種のブレンドstyleこそがリベイロで昔から行われてきた伝統あるワイン造りだ。時にDO取得にもこだわらず白と黒ブドウもブレンドする徹底ぶりだ。白ブドウでは、トレイシャドゥーラ、ゴデーリョ、ロウレウイラ、トロンテス、カイーニョブランコ、etc。黒ブドウはカイーニョロンゴ、カイーニョティント、ソウソン、メンシア、メレンサオ、ブランセリャオ、フェロル、etc。その多くが混植されており、多くのキュヴェで混醸しているので味わいは複雑で多様性があり、収穫のタイミングや醸造センスを非常に問われるワイン造りをしている。また、彼女は実は大の亜硫酸アレルギーであり亜硫酸が入っているワインは試飲する事も含めて大の苦手。リベイロの自宅ボデガで造る多くのワインは、もちろん醸造中のワインの状態を見極めながらだが瓶詰めまでは基本的には亜硫酸を添加しない(醸造中、彼女が試飲できるためでもあるそうだ)。瓶詰め前に極少量の亜硫酸を添加して瓶詰めするワインがほとんどだ。将来的にオートクチュールで完全亜硫酸無添加のワインを日本向けへ造ってもらう話も進んでおりますのでご期待ください!(これは実はナンクラレスでも進んでいるのだ!)※ボデガを間借りして醸造しているDOリアスバイシャスとDOヴァルデオラスのワインは、自分が留守中の間のリスクを避けるためマロラクティック時にも亜硫酸は添加している。イリアのワインは、畑の特徴やガリシアの自然をナチュラルに表現しながらも、確かな技術と経験に支えられたクオリティーの高さと際立ったキャラクターを併せ持つ。これは彼女自身の性格と先述したバックグラウンドからきているのだろう。明確な目標設定とそれに向かって突き進む強い意志をもち、スペインでも数少ない叩き上げの女性醸造家の道を歩いてきたイリア。自宅ボデガの2Fは住居となっており、旦那さんと3人の子供たちの妻であり母でもある彼女。初訪問時には写真にある彼女特製の豚料理をたらふく頂いた。その時にちょいちょいと顔を出していた小学生ほどの長男君は今がわんぱく盛りのようだが、幸せな家庭の一端を垣間見たひと時で畑やボデガとは全く異なる雰囲気の彼女の表情にも触れられた。ワイン同様、懐と奥行きが深くエネルギッシュな女性であり、強いけどとてもしなやか。そしてとても明るい。ワインは生産者を表すと常々思ってるが、あーやっぱり♪●DOリアスバイシャス全て信頼できるブドウ農家からの買いブドウを使用し、リアスバイシャスにあるボデガを間借りしそこで醸造している。SACABEIRA…100%アルバリーニョSAL…100%アルバリーニョ●DOヴァルデオーラス信頼できるブドウ農家からブドウを購入し、現地ボデガを間借りしそこで醸造している。MICA…100%ゴデーリョ●DO リベイロ信頼できるブドウ農家からの買いブドウと彼女自身の畑のブドウを使用。醸造は自宅1Fのボデガで行う。白: A SEARA BLANCO(混植・混醸), BUBELA(Alebubu), COSCO赤: A SEARA TINTO(混植・混醸), TEIXUGOオレンジ: Anarka 長くなるがDOリベイロについても軽く触れておく。リベイロ(Ribeiro)は、スペイン北西部のガリシア州オウレンセ県DOで白ワインを主体としている。栽培面積はわずか約30平方キロメートルである。(山が多く小さい川も多いので谷も多い、結果、傾斜地だらけでそこをうまくテラス畑にしている景色を多数見た。)その大部分はオーク樽発酵を行わず、地元での日常消費用のテーブルワイン(ヴィノデメサ)として出荷される。スペインの1人あたりワイン消費量は40リットル/年であるが(ボトル換算一人約53本‼)、ガリシア州は137リットル/年にも達しており(182本…)、ガリシア州で最も古いワイン産地であるリベイロが果たす役割は実は大きいのである。 DOリベイロを「ガリシア地方最古の産地であり、最も高い可能性を秘めている」と評す海外ジャーナリストもいる。ミーニョ川とその支流シル川沿いには、下流からリアス・バイシャス、リベイロ、リベイラ・サクラ、ヴァルデオーラス、ビエルソの5つの原産地呼称産地が並んでおり、リベイロとリベイラ・サクラはオウレンセ県の県都オウレンセを境界としている。リベイロのブドウ畑は、ミーニョ川やその支流のアルノイア川、アビア川、バルバンティーニョ川が形成する谷の標高100-200mの傾斜地に広がっている。ソカルコス(socalcos)またはボカリベイラス(bocaribeiras)と呼ばれるテラス(階段状の畑地)の使用が一般的である。土壌は花崗岩質や粘土質が多い。乾燥した地中海性気候や大陸性気候にあるスペインの多くの産地とは異なり、湿潤な西岸海洋性気候にある数少ない産地のひとつであり、海洋性気候と地中海性気候の変移地帯にあるため湿度も温度も高く、年平均気温は摂氏13度である。このような気象条件からブドウは成熟しにくく、高い糖度を必要とする黒ブドウの生産には適していないと一般的にはいわれている。年降水量は800-1,000mmであり、より大西洋に近いリアス・バイシャス (DO)などガリシア州の他産地よりも少ないが、スペインの大部分の産地よりも多い(スペイン全体での年平均降水量は600㎜前後)。夏季の3か月間は他の時期に比べて降水量が少ない。年日照時間は約1,800時間とスペインの他産地に比べて少なく、この日照を最大限に受けられるように工夫して植えられている。DOリベイロのワインとしては白ワイン90%以上を占めており、総生産量における赤ワインの比率は10%に満たない。今日のリベイロの白ワインは、みずみずしさ、穏やかな酸味、果実味を特徴としている。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Rosa X / ローザイクス
¥3,740
SOLD OUT
商品名:Rosa X / ローザイクス ワイナリー・生産者:Weingut Mann (ヴァイングート・マン) 生産地:ドイツ/ラインヘッセン 品種:ドルンフェルダー52%バッカス27%グラウブルグンダー21% タイプ:ロゼ(薄赤)・辛口 アルコール度数:11% 容量:750ml 斑岩で育つドルンフェルダーを主体にバッカスとグラウブルグンダーを直接圧搾後、2種類のフードルで発酵・熟成しサンスフルで仕上げました。綺麗なアセロラカラー、さくらんぼや赤スグリ、フランボワーズ、ミントのアロマを感じます。しっかりとしたボディでタンニンがありジューシーさとタンニンが混ざり合った深みのある味わいはコク旨です。 生産者について 『土地と緑をこよなく愛するナイスガイ アンディマンのナチュール』 アンディ・マンは1990年生まれ。ラインヘッセンの南西、西隣のワイン生産地ナーエとの境界にほど近い人口450人ほどの小さな村エッケルスハイムにワイナリーはあります。実家はなんと300年前から続く複合農家、ブドウ造りの他に穀物や野菜を作り牧畜業も代々行ってきました。ワイン造りを中心としたのは彼の父の代からで現在畑は10haあります。この地で生まれ育ったアンディ・マンは幼いころから父の畑仕事、ワイン造りを手伝ってきましたが、10代の若い頃は実際にはワイン造りには興味をもっておらず高校卒業後は兵役の為、9ヶ月ドイツ陸軍に入隊し、兵役終了後は大学で経営学を学びます。(注: ドイツは長年徴兵制度があり満18歳以上の男子には兵役義務がありましたが、2011年7月4日、徴兵制の中止が発表されております。)この学生期間、大企業で働くことが人生でやりたいことではないかもしれないと悟ります。同時に友人・知人から彼の実家がワイナリーであること、幼少期にその実家でどのように過ごしたかについて非常に興味をもたれました。高校卒業後、実家から離れたこの期間に実家、父の仕事、代々続いてきた農業に思いを巡らすようになり、そこから実家へ帰りワイン造りを志す決心をするのにそう時間はかかりませんでした。その後、世界的に高名なガイゼンハイム大学で4年間、みっちりとワイン造りについて学びます。彼がとてもラッキーだったのは、志が高い友人たちと出会えたこと。彼らと一つ屋根の下で生活し学び合えた事は彼の人生、ワイン造りの方向性に非常に大きな影響を及ぼします(そのうちの一人が同じラインヘッセンのマルティン・ヴェルナーです)。卒業間近、彼らが住む部屋のワインセラーの中は世界中のナチュラルワインだらけだったそうで、彼はその事実に自分が本当にやりたい道を見た気がしました。在学中の2015年にも、彼は時間を見つけては実家に戻り勉学とは別で実際にナチュラルワインを作り始めています。彼の1stヴィンテージはこの時の2015になります。そして2017年、ガイゼンハイムを卒業しナチュラルワインだけを作る決心をして実家を引き継ぎます。 一見クールなナイスガイですが、いや実際本当に朗らかで快活、理知的で優しい、話しをしていて一緒にワインを飲んでそんな印象をもちますが、『ラインヘッセンの畑のエネルギーをボトルに詰め込み、それを世界中の人に味わってほしいんだ。その為の最初のステップは畑をよく観察し理解すること、その畑の個性を見つけ理解することが重要で、畑と友達になることなんだ。』と土壌や自然への話が始まると、別のHOTな一面が顔を出します。 どのようにブドウと接すればよいか、全ての必要な対応は、すべては畑が教えてくれるといいます。ワインを造るうえで最も大事なことは土壌の生物多様性を最大限に活性化させ、緑と微生物に溢れた畑を作ることだといいます。それこそが、ブドウそのものの個性を真に表現する唯一かつ真っ直ぐな道だといいます。それこそが、添加物を入れず酸化防止剤の使用を抑えた輝くナチュラルワインを造る唯一の道だといいます。フランスで本物のナチュラルワインを造る生産者からも同様のお話をよく聞いてきましたが、まだ29歳の若者が畑とワイン造りの真理に真摯に向き合っている姿には感動を覚えます。畑の生物多様性や自然な循環は、自分たちの生活を豊かにするヒントでもあり、人間の人生にも当てはまるはずだと、人間も幸せにしてくれるはずだと信じているアンディ・マン。それら全ては畑が教えてくれたことであり、自分がこれから作るワインでその精神を表現し皆へささやかなHappyを届けたいと語ります。それこそが彼の原動力であり畑に立つ理由です。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。