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Baisers Retrouvers 2023 / ビゼ・ルトルヴェ
¥6,600
商品名:Baisers Retrouvers 2023 / ビゼ・ルトルヴェ ワイナリー・生産者:Yannick Meckert / ヤニック・メケール 生産地:France / Alsace / アルザス地方 品種:ピノ・ノワール タイプ:赤 アルコール度数:11% 容量:750ml やや紫がかった中程度の赤色。熟したソルダムや小梅、ブルーベリー、ブラックベリーなどの果実香に、カルダモンやコリアンダーの爽やかなスパイス、赤紫蘇のニュアンスが加わります。冷涼感のある柔らかいミディアムタッチで、引き締まったメリハリのある酸が先へと導くように口中へと誘います。酸は凛としながらも角が取れて円みがあり、研ぎ澄まされた雑味のない透明感を伺わせる若々しい果実の風味には、エキスの詰まった緻密な葡萄の様子や上品な佇まいが感じられます。アフターにかけて赤紫蘇や僅かなビターカカオなどの風味が溶け込み、旨味や深み、落ち着いた雰囲気が感じられます。今後の熟成の過程で、赤い果実の風味や繊細さ、梅かつおのようなだしの旨味などが引き出され、複雑で妖艶な味わいへと変化していくことでしょう。 生産者について ヤニック・メケールは15年の修行を経て2020年に独立しましたが、これまで「どのようなワインを造りたいのか」「生産者としてどうありたいのか」と、自分に問いかけながら生きてきました。そして4ヴィンテージを経た2024年にようやくワイン生産者として進むべき道が定まり、将来に対して確信が持てたと話します。 2020年から2023年に作られたワイン(弊社の初リリースは2023V)を飲むと、ヴィンテージによる彼の心理状態がおぼろげながら浮かび上がり、やりたかったことは理解できるけれど一貫性のない様子が窺い知れます。その多くに実験的な要素や遊び心が感じられますが、テロワールや品種の特徴が前面的に表現された、シンプルでピュアなワインも少しだけあったりもします。生産者が一般的に嫌う揮発酸や酢酸エチルに対しては比較的に寛容で、必要に応じてそれらを意図的に発生させ個性豊かなバランスを生み出すなど、ヤニックは様々な醸造方法に挑戦してきたことが伝わってきます。彼のワインには生産者としての若さやセンス、そして豊富な知識と経験に裏打ちされた技術が現れており、総じて人間味を感じさせるところに、我々は大きな魅力を感じています。 こうした数多くの試行錯誤を繰り返して、今後は醸造に自分のエゴを持ち込むことなく、「Back to basics」(原点に戻る)をテーマに昔ながらのシンプルな手法に集中していく結論へ至ったと話します。アルザスワインには適さないと感じるジャーは使わず、アルザスフードル(100年以上のものもある)を主体に発酵と熟成を行い、白ぶどうはダイレクトプレスして、できるだけ伝統的な醸造に立ち返ると決めました。 この考えに付随して、これまで所有していた3haの畑全てを2024年の収穫を終えた後に他者へ譲り、もっと魅力的な土壌を持つ2haの新しい畑で2025Vから再出発します。年間生産量はこれまでの2万本から8千本まで減らし、同じく熟成期間をこれまでの8〜12ヶ月から18ヶ月へ、さらにはもっと長くすることで理想に近いワイン造りを目指します。5年にわたり丹念に育ててきた畑を全て手放し、新たなスタートを切ることはとても難しい決断だったと思われますが、この大転換について語っていた彼の表情には一点の曇りもなく、揺るぎない自信に満ち溢れていました。 私たちはこの新たな方向性に深く共感しており、ピュアなスタイルの中に個性が際立つワインが生まれることを期待しています。ヤニックのワイン造りの旅は、第二章が始まったばかりです。今後どのように進化するのか分かりませんが、きっとアルザスを代表する素晴らしい生産者へ成長すると信じています。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Charlotte Aux Vignes 2023 / シャルロット・オー・ヴィーニュ
¥7,920
商品名:Charlotte Aux Vignes 2023 / シャルロット・オー・ヴィーニュ ワイナリー・生産者:Yannick Meckert / ヤニック・メケール 生産地:France / Alsace / アルザス地方 品種:ゲヴェルツトラミネール タイプ:白 アルコール度数:12.3% 容量:750ml 僅かに濁りのある淡いオレンジ色。黄桃や黄プラム、ミラベルなど芳醇な果実香に、金木犀や沈丁花、紅茶などの華やかさ、ビターオレンジや陳皮、ピンクグレープフルーツのビターな香り、白胡椒やカルダモンの爽やかなスパイスなどの印象が加わり、アロマティックで複雑性のある香りが漂います。僅かにとろみのある様子が伺え、滑らかなテクスチャーで口中へと馴染みます。少し喉にあたる揮発酸を感じますが、香り高く甘やかな果実味や紅茶飴を想わせる風味がまさっており、清涼感のあるスパイスや柑橘のほろ苦さが絡み合いながら大きく広がります。生姜のニュアンスが豊かな風味に引き締まった印象や抑揚を与え、アフターにかけて仄かなフュメ香や鰹だしの風味が重なっていき、コク深さや旨味、奥行きが感じられます。現状では、抜栓3日目くらいに少し豆のニュアンスが感じられますので、グラスでのご使用より数人でボトルでお楽しみいただくことをお勧めいたします。 生産者について ヤニック・メケールは15年の修行を経て2020年に独立しましたが、これまで「どのようなワインを造りたいのか」「生産者としてどうありたいのか」と、自分に問いかけながら生きてきました。そして4ヴィンテージを経た2024年にようやくワイン生産者として進むべき道が定まり、将来に対して確信が持てたと話します。 2020年から2023年に作られたワイン(弊社の初リリースは2023V)を飲むと、ヴィンテージによる彼の心理状態がおぼろげながら浮かび上がり、やりたかったことは理解できるけれど一貫性のない様子が窺い知れます。その多くに実験的な要素や遊び心が感じられますが、テロワールや品種の特徴が前面的に表現された、シンプルでピュアなワインも少しだけあったりもします。生産者が一般的に嫌う揮発酸や酢酸エチルに対しては比較的に寛容で、必要に応じてそれらを意図的に発生させ個性豊かなバランスを生み出すなど、ヤニックは様々な醸造方法に挑戦してきたことが伝わってきます。彼のワインには生産者としての若さやセンス、そして豊富な知識と経験に裏打ちされた技術が現れており、総じて人間味を感じさせるところに、我々は大きな魅力を感じています。 こうした数多くの試行錯誤を繰り返して、今後は醸造に自分のエゴを持ち込むことなく、「Back to basics」(原点に戻る)をテーマに昔ながらのシンプルな手法に集中していく結論へ至ったと話します。アルザスワインには適さないと感じるジャーは使わず、アルザスフードル(100年以上のものもある)を主体に発酵と熟成を行い、白ぶどうはダイレクトプレスして、できるだけ伝統的な醸造に立ち返ると決めました。 この考えに付随して、これまで所有していた3haの畑全てを2024年の収穫を終えた後に他者へ譲り、もっと魅力的な土壌を持つ2haの新しい畑で2025Vから再出発します。年間生産量はこれまでの2万本から8千本まで減らし、同じく熟成期間をこれまでの8〜12ヶ月から18ヶ月へ、さらにはもっと長くすることで理想に近いワイン造りを目指します。5年にわたり丹念に育ててきた畑を全て手放し、新たなスタートを切ることはとても難しい決断だったと思われますが、この大転換について語っていた彼の表情には一点の曇りもなく、揺るぎない自信に満ち溢れていました。 私たちはこの新たな方向性に深く共感しており、ピュアなスタイルの中に個性が際立つワインが生まれることを期待しています。ヤニックのワイン造りの旅は、第二章が始まったばかりです。今後どのように進化するのか分かりませんが、きっとアルザスを代表する素晴らしい生産者へ成長すると信じています。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Deux Couleurs Jaune 2023 / ドゥー・クラー・ジョーヌ
¥5,380
SOLD OUT
商品名:Deux Couleurs Jaune 2023 / ドゥー・クラー・ジョーヌ ワイナリー・生産者:Yannick Meckert / ヤニック・メケール 生産地:France / Alsace / アルザス地方 品種:オーセロワ95%、シルヴァネール5% タイプ:白 アルコール度数:12% 容量:750ml 薄濁りのやや濃い黄色。熟した桃やプラム、晩柑などが混ざり合う果実香に柑橘ピールや内皮の爽やかなほろ苦さ、かぐわしい花束を想わせる印象が加わりグラスを満たします。瑞々しく喉を潤すように沁み渡り、ギュッと搾った果汁のようなジューシー感や香り豊かな果実の甘やかな風味に、小気味良い酸が調和して口中を覆うように広がります。徐々に溢れるような旨味が溶け込んでいき、柑橘のほろ苦さや清涼感、紅茶のニュアンスが膨らみのある果実味に引き締まった様子や抑揚を与えています。もう一杯と手を伸ばしてしまうようなフルーティーで旨味満載の辛口の仕上がりです。 生産者について ヤニック・メケールは15年の修行を経て2020年に独立しましたが、これまで「どのようなワインを造りたいのか」「生産者としてどうありたいのか」と、自分に問いかけながら生きてきました。そして4ヴィンテージを経た2024年にようやくワイン生産者として進むべき道が定まり、将来に対して確信が持てたと話します。 2020年から2023年に作られたワイン(弊社の初リリースは2023V)を飲むと、ヴィンテージによる彼の心理状態がおぼろげながら浮かび上がり、やりたかったことは理解できるけれど一貫性のない様子が窺い知れます。その多くに実験的な要素や遊び心が感じられますが、テロワールや品種の特徴が前面的に表現された、シンプルでピュアなワインも少しだけあったりもします。生産者が一般的に嫌う揮発酸や酢酸エチルに対しては比較的に寛容で、必要に応じてそれらを意図的に発生させ個性豊かなバランスを生み出すなど、ヤニックは様々な醸造方法に挑戦してきたことが伝わってきます。彼のワインには生産者としての若さやセンス、そして豊富な知識と経験に裏打ちされた技術が現れており、総じて人間味を感じさせるところに、我々は大きな魅力を感じています。 こうした数多くの試行錯誤を繰り返して、今後は醸造に自分のエゴを持ち込むことなく、「Back to basics」(原点に戻る)をテーマに昔ながらのシンプルな手法に集中していく結論へ至ったと話します。アルザスワインには適さないと感じるジャーは使わず、アルザスフードル(100年以上のものもある)を主体に発酵と熟成を行い、白ぶどうはダイレクトプレスして、できるだけ伝統的な醸造に立ち返ると決めました。 この考えに付随して、これまで所有していた3haの畑全てを2024年の収穫を終えた後に他者へ譲り、もっと魅力的な土壌を持つ2haの新しい畑で2025Vから再出発します。年間生産量はこれまでの2万本から8千本まで減らし、同じく熟成期間をこれまでの8〜12ヶ月から18ヶ月へ、さらにはもっと長くすることで理想に近いワイン造りを目指します。5年にわたり丹念に育ててきた畑を全て手放し、新たなスタートを切ることはとても難しい決断だったと思われますが、この大転換について語っていた彼の表情には一点の曇りもなく、揺るぎない自信に満ち溢れていました。 私たちはこの新たな方向性に深く共感しており、ピュアなスタイルの中に個性が際立つワインが生まれることを期待しています。ヤニックのワイン造りの旅は、第二章が始まったばかりです。今後どのように進化するのか分かりませんが、きっとアルザスを代表する素晴らしい生産者へ成長すると信じています。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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La Jeanne 2014 / ラ・ジャンヌ
¥4,950
商品名:La Jeanne 2014 / ラ・ジャンヌ ワイナリー・生産者:Domaine Bories Jefferies / ドメーヌ ボリー・ジェフリー 生産地:France / Languedoc 品種:マルサンヌ 50%、グルナッシュ・ブラン 40%、テレ・ブラン&ローズ 10% タイプ:白 アルコール度数:13% 容量:750ml 華やかさとミネラル感。魅力的なトップキュヴェ。 生産者について 2003年にラングドックに辿り着いたジョセフ・ジェフリー。妻となる女性と出会い、南仏 Caux(コウ)の地に暮らし始めます。イギリス生まれのイギリス人、文学の専攻から始まった彼のキャリアは、釣りのジャーナリスト→自転車旅行 案内人→そして、独学でワイン造りの道へと向かって行きました。 Bories は、奥さんの姓。Jefferies は、自分の姓。二つを合わせて、ドメーヌを立ち上げました。 (Bories = 石積みの建物 という意味も。実際、グルナッシュ・ブランの畑には奥さんのお父さんが火山性玄武岩を積んで建てた写真のような小屋が。) 現在ジョセフは、Caux 周辺の火山性土壌の畑4.3haでワイン造りをしています。手摘みでの収穫、セラーでのボトリング以外の全てを自分自身で行えるサイズで、丁寧な小規模生産、妥協のない職人ワインを目指し実践する彼にとって、ちょうどいい規模となっています。彼は、最適なバランスを見つける事、成長する子供にとって健康的な環境を創ることが大事と考えています。 畑には、3種の南仏系黒葡萄品種(カリニャン、グルナッシュ、サンソー)、3種の南仏系白葡萄品種(テレ、グルナッシュ・ブラン、マルサンヌ)が植わっています。ジョセフは、土壌のクオリティ、そして畑の位置、斜面も考慮し、良い区画を選んでいます。(フレッシュな風味を失わないように南向き斜面を避ける。)彼のワインは、全て火山性土壌の影響があり、ミネラリティ、フレッシュさ、ピュアさが現れています。 ジョセフは、自分のワインを「« home-made » ホームメード」のワインと表現します。「ホームメードとは、家族や自分が食べる、飲むものを育て、造るということ。畑は有機栽培、セラーでも何も加えない。白ワインでの発酵前の低温処理はしない、赤ワインは必要最低限の介入で非常に丁寧にマセラシオンする。全てのワインは、8ヶ月ほど澱とともに熟成。もし自分が家でケーキを焼くとしたら、添加物を加えたくないし、それはワインについても一緒のこと。自分は、ナチュラルワインの活力や自由さが好きだし、それ以外のワインを造りたいとも飲みたいとも思わない。」 果てしない徒労を意味する La Pierre de Sisyphe = the stone of Sisyphus。シーシュポスは、罰として巨大な岩を山頂まで上げるよう命じられた…。 ギリシャ神話から取ったストイックさを感じる名ですが、丁寧に仕込んだワインは、華やかでポテンシャル十分。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Riesling Brandluft 2021 / リースリング ブランドルフト
¥5,720
商品名:Riesling Brandluft 2021 / リースリング ブランドルフト ワイナリー・生産者:Rieffel / リーフェル 生産地:FRANCE / Alsace 品種:リースリング タイプ:白 アルコール度数:13% 容量:750ml 淡い黄金色、甘みのある熟した果汁と鉱物の香り、葡萄、スモモ、口に含むと甘さはなく、キレのある酸味が現れる、鉱物的ミネラル感、果実味が奏でるハーモニーがつづく、徐々にまろやかになるテクスチャー、あくまでもドライな余韻、しっかり辛口でポテンシャル十分! 生産者について 《大胆、繊細 ルカ・リーフェル!》 1946年に元詰めを開始したリーフェルは、ミッテルベルカイムを中心に両隣のバールとアンドローに計9.5haの畑を所有している。当主のルカ・リーフェルは、アルザス、ブルゴーニュ、ドイツで修業を積み、特に同郷の奇才アンドレ・オステルターグから多くを学んだ。1996年に父親からドメーヌを任されたルカは徐々に有機農法を採用し、2009年よりビオディナミに完全転換。自然酵母での醗酵では伝統的なフードルとステンレスタンクを使い分け、熟成においてはワインに複雑味やミネラル感を与えるため、澱とともに長く熟成させる。 マルク・クライデンヴァイスのアントワ-ヌ・クライデンヴァイスやジャン=ピエール・リエッシュ等、近隣の生産者との親交も深く、刺激し合って高めあう仲間である。見た目コワモテのルカだが、ワインに現れる個性は繊細、エレガント!アルザスやヨーロッパ内でも評価の高い造り手! (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Vin de Table 2022 / ヴァン・ド・ターブル
¥3,300
商品名:Vin de Table 2022 / ヴァン・ド・ターブル ワイナリー・生産者:Jeff Coutelou – Mas Coutelou / ジェフ・クトゥル(マス・クトゥル) 生産地:ラングドック地方 品種:カリニャン、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル タイプ:赤 アルコール度数:13.5% 容量:750mL 全て除梗してサンソーを6日間、グルナッシュは10日間のマセラシオン。プレス後にブレンドして、コンクリートタンクで9ヶ月間の発酵と熟成。 やや淡い赤色。熟したフランボワーズやザクロ、苺などの新鮮な果実の香りに、グレナデンシロップ、赤い果実のコンフィチュールやドライフルーツ、ドライフラワーの香りが加わり、フレッシュ感の中にやや充実感を感じます。ミディアムライトタッチで瑞々しく清らかに喉へと流れ、熟した果実の甘やかな風味がジューシーな印象で口中へ膨らみます。アフターにかけて甘酸っぱく可愛らしい果実味に、仄かな塩味やビターな風味、ドライフラワーのニュアンス、微細なタンニンなどが感じられ、抑揚や落ち着いた雰囲気を与えています。 生産者について マス・クトゥルでは、数十ヘクタールもの様々なテロワールを有する畑を所有しています。 拠点となるPuimisson(ピュイミソン)は、表土と下層土が寄せ集まった地形をしています。その大部分は粘土石灰で形成されておりますが、粘土質が強かったり石灰の割合が多かったりしており、所々に砂利や泥灰土が含まれていたりもしています。 それが注目されるよりもはるか前の1987年から、有機栽培に取り組んでいます。マス・クトゥルの畑の全てにおいて、30年近くにわたり、化学肥料や除草剤、殺虫剤など合成化学薬品の類いは、一切使われていないことを保証いたします。その管理は厳格に行われており、植物や土壌に細心の注意を払っています。 例えば粘土質の土壌に必要な耕起には制限を設け、土壌が固く締まってしまわないようにしています。春には、すべてのブドウの台樹を手作業で掘り起こしますし、剪定も芽が出てから行います。基本的に、樹の手入れについては人的介入を制限しており、必要な場合は植物由来の堆肥や調合剤、その他天然由来のものを用います。有機栽培には、(その効果を発揮させるために)安定した環境で行うことが求められます。 10年以上前から畑の環境改善に取り組み始め、それまでの畑を取り巻く環境の影響により状態の悪くなった樹を抜き、代わりにオリーブの木を植えました。 また、畑を守るため周囲に生け垣を造りブッシュを発生させ、木々を植えて緩衝地帯を作り、水の浸食や水質汚染を防ぐことができるようにしています。また、生物学的多様性を守り、植物や動物が共生できるようにしています。従って一帯をモザイク状にし、近隣の生産者が栽培する畑からの影響を受けないように努めています。 これまでに千本以上の木々を植え、オリーブの植樹も行ってきましたが、今後もこの活動を続けていくつもりです。そして、年間を通じて葡萄の樹に愛情を惜しまず注ぎ、最良のブドウが収穫できるように心がけています。これら全ては、収穫時にそれが最高の状態にあることを、ブドウの方から語りかけてくれるようにするためなのです。 醸造において唯一のレシピは存在しないと考えており、品種やヴィンテージに合わせて調整する(ショート/ロングマセレーション、除梗または全房発酵、ピジャージュあるいはルモンタージュ)直感的な方法、つまり収穫したブドウに応じて様々な手法を使い分けています。それによって、どのようなワインに仕上がるかが決まってくるのです。 「ナチュラル」なワインを造ることは、ブドウ畑での作業における最終回答を得ることでもあると思っています。それを選択することは外部からの要素を断つことを意味しており、自分たちが手塩にかけた葡萄たちが、ありのまま応えてくれるように導くわけです。そのために亜硫酸を添加せず、培養酵母を用いず、酵素も加えない。経過を観察しつつも手を加えず、試飲を重ねながら成長を見守ります。 瓶詰めは蔵で、フィルターを用いず月の暦に則って行います。ワインには、最初から最後まで酸化防止剤を添加していません。 ブドウ品種はそれぞれ異なる区画で栽培しており、品種ごとにワインを醸造します。マス・クートゥルでは、様々なキュヴェが毎年生み出されますが、ワインに付けた名前は畑由来ではなく、そのスタイルや個性によるものです。同じ両親のもとに生まれ同じ環境で育った兄弟や姉妹であっても、それぞれ皆が異なる性格に育つものです。それは我々のワインも同じで、(畑名ではなくワインの個性で名前を付けるので)キュヴェによっては毎年できますし、数年に一度くらいの割合でできるもの、そして滅多にできないものもあります。Vin des Amis, Vigne Haute, Classe, Flambadou, Flower Power・・・これらのワインとの出会いが、皆さまにとって最高の瞬間となりますように。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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La Vigne Haute 2022 / ラ・ヴィーニュ・ウットゥ
¥4,900
商品名:La Vigne Haute 2022 / ラ・ヴィーニュ・ウットゥ ワイナリー・生産者:Jeff Coutelou – Mas Coutelou / ジェフ・クトゥル(マス・クトゥル) 生産地:ラングドック地方 品種::シラー タイプ:赤 アルコール度数:13% 容量:750mL クオリティの高い年にのみ生産されるワインで、過去10年で2回しかリリースされていません。 除梗して12日間のマセラシオン。コンクリートタンクで10ヶ月間の発酵と熟成。 深紅の色合い。カレンズやレーズン、プルーンなどの黒系果実のドライフルーツ、カシスリキュールを想わせる凝縮感のある香りに、黒胡椒、トリュフ、ムスクなどのニュアンスが感じられます。香りから抱く重厚なイメージに比べて、瑞々しささえ感じる冷涼なミディアムタッチで、口中へと馴染むように広がります。熟した葡萄だったことが容易に想像できるようなエキスの詰まった果実味にシルキーなタンニン、気品のある紅茶の風味などが絡み合い、綺麗な酸が全体を支えながら、しなやかなテクスチャーで広域に膨らみます。鼻腔にはグレナデンシロップの香りがふわりと抜けて、可愛らしい雰囲気を覗かせます。今後の熟成で更に複雑性が増し、繊細さや妖艶な印象が溶け込む魅惑的な味わいへと変化していくことでしょう。 生産者について マス・クトゥルでは、数十ヘクタールもの様々なテロワールを有する畑を所有しています。 拠点となるPuimisson(ピュイミソン)は、表土と下層土が寄せ集まった地形をしています。その大部分は粘土石灰で形成されておりますが、粘土質が強かったり石灰の割合が多かったりしており、所々に砂利や泥灰土が含まれていたりもしています。 それが注目されるよりもはるか前の1987年から、有機栽培に取り組んでいます。マス・クトゥルの畑の全てにおいて、30年近くにわたり、化学肥料や除草剤、殺虫剤など合成化学薬品の類いは、一切使われていないことを保証いたします。その管理は厳格に行われており、植物や土壌に細心の注意を払っています。 例えば粘土質の土壌に必要な耕起には制限を設け、土壌が固く締まってしまわないようにしています。春には、すべてのブドウの台樹を手作業で掘り起こしますし、剪定も芽が出てから行います。基本的に、樹の手入れについては人的介入を制限しており、必要な場合は植物由来の堆肥や調合剤、その他天然由来のものを用います。有機栽培には、(その効果を発揮させるために)安定した環境で行うことが求められます。 10年以上前から畑の環境改善に取り組み始め、それまでの畑を取り巻く環境の影響により状態の悪くなった樹を抜き、代わりにオリーブの木を植えました。 また、畑を守るため周囲に生け垣を造りブッシュを発生させ、木々を植えて緩衝地帯を作り、水の浸食や水質汚染を防ぐことができるようにしています。また、生物学的多様性を守り、植物や動物が共生できるようにしています。従って一帯をモザイク状にし、近隣の生産者が栽培する畑からの影響を受けないように努めています。 これまでに千本以上の木々を植え、オリーブの植樹も行ってきましたが、今後もこの活動を続けていくつもりです。そして、年間を通じて葡萄の樹に愛情を惜しまず注ぎ、最良のブドウが収穫できるように心がけています。これら全ては、収穫時にそれが最高の状態にあることを、ブドウの方から語りかけてくれるようにするためなのです。 醸造において唯一のレシピは存在しないと考えており、品種やヴィンテージに合わせて調整する(ショート/ロングマセレーション、除梗または全房発酵、ピジャージュあるいはルモンタージュ)直感的な方法、つまり収穫したブドウに応じて様々な手法を使い分けています。それによって、どのようなワインに仕上がるかが決まってくるのです。 「ナチュラル」なワインを造ることは、ブドウ畑での作業における最終回答を得ることでもあると思っています。それを選択することは外部からの要素を断つことを意味しており、自分たちが手塩にかけた葡萄たちが、ありのまま応えてくれるように導くわけです。そのために亜硫酸を添加せず、培養酵母を用いず、酵素も加えない。経過を観察しつつも手を加えず、試飲を重ねながら成長を見守ります。 瓶詰めは蔵で、フィルターを用いず月の暦に則って行います。ワインには、最初から最後まで酸化防止剤を添加していません。 ブドウ品種はそれぞれ異なる区画で栽培しており、品種ごとにワインを醸造します。マス・クートゥルでは、様々なキュヴェが毎年生み出されますが、ワインに付けた名前は畑由来ではなく、そのスタイルや個性によるものです。同じ両親のもとに生まれ同じ環境で育った兄弟や姉妹であっても、それぞれ皆が異なる性格に育つものです。それは我々のワインも同じで、(畑名ではなくワインの個性で名前を付けるので)キュヴェによっては毎年できますし、数年に一度くらいの割合でできるもの、そして滅多にできないものもあります。Vin des Amis, Vigne Haute, Classe, Flambadou, Flower Power・・・これらのワインとの出会いが、皆さまにとって最高の瞬間となりますように。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Les Aux Arbres 2022 / レ・ゾー・ザルブル
¥5,000
SOLD OUT
商品名:Les Aux Arbres 2022 / レ・ゾー・ザルブル ワイナリー・生産者:Tristan Rampon / トリスタン・ランポン 生産地:ボジョレー地方 品種::ガメイ タイプ:赤 アルコール度数:13.5% 容量:750mL 全房で10日間のマセラシオン。コンクリートタンクで発酵後、1/3を228Lの樽、2/3をステンレスタンクでそれぞれ7ヶ月間の熟成。瓶詰め前にブレンド。 僅かにオレンジがかった赤色。熟した赤いプラム、苺やピーチのドライフルーツなどのやや充実感のある果実香に、赤紫蘇、ドライハーブ、紅茶、仄かなフュメ香が加わり、少しトーンの落ち着いた印象が伺えます。しっとりとした滑らかなテクスチャーのミディアムライトタッチで、沁み渡るように口中へと広がります。香り豊かで甘やかな果実の風味にたっぷりと旨味が絡み合い、少しづつドライハーブやフラワー、薫香などの風味が重なっていき、複雑性を帯びた奥行きのある長い余韻が続きます。チャーミングな印象と奥ゆかしさを兼ね備えた魅力溢れる仕上がりです。 生産者について トリスタン ランポンのワインは薄旨ではなく凝縮感が強く感じられる、栽培と醸造の両面でリスクを負わねば作ることのできない、しっかりと内容が詰まったものです。弊社取扱いの若手生産者を例に挙げるならばビュジェのタイユール・クイユールのように、仕事に対して真剣に向き合い過ぎて、ワインにはややクレイジーな側面もありながら強いエネルギーを感じられる魅力的な生産者だと思います。 標高は520mとボージョレ地方ではかなり高く、その結果として冷涼感が葡萄に備わり、加えて醸造由来の揮発酸とも絶妙にバランスが取れており、ボージョレの2022Vではとても印象深い味わいだと自信を持ってお勧めいたします。ちなみに2021Vは初訪問時に完売しておりましたが、2022年とは正反対の冷涼な年であったにも関わらず緻密でありながら繊細、妖艶さも窺えるワインでした。対照的な2ヴィンテージですが、いずれも素敵なワインを造る生産者だと確信しました。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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PM 2021 / ペー・エム
¥3,300
商品名:PM 2021 / ペー・エム ワイナリー・生産者:Jeff Coutelou – Mas Coutelou / ジェフ・クトゥル(マス・クトゥル) 生産地:ラングドック地方 品種::ミュスカ ・プティグラン50%、クレレット50% タイプ:白 アルコール度数:14% 容量:750mL 品種ごとにダイレクトプレスして、ステンレスタンクで9ヶ月間の発酵と熟成の後にブレンドして瓶詰め。 仄かに濁りのあるやや淡い黄色。白桃やプラム、硬めの洋梨、晩柑などが混ざり合う果実香に、沈丁花やジャスミンを想わせる白い花の華やかさ、レモンバーベナ、柑橘ピールなどの爽やかな香りが加わります。香り高い果実の甘やかな風味が舌先を包み込む馴染みやすいアタックで、メリハリを与える小気味良い酸が感じられ伸びやかに喉を通ります。たっぷりと旨味が溶け込む豊かな果実味に、黄柑橘を皮ごとギュッと搾ったような清涼感のあるほろ苦さ、仄かな塩味が抑揚をつけながら口中を満たすように膨らみ、長く留まります。鼻腔にはミルクティーのような風味がふわりと抜けて、まろやかで優しい印象を残します。 生産者について マス・クトゥルでは、数十ヘクタールもの様々なテロワールを有する畑を所有しています。 拠点となるPuimisson(ピュイミソン)は、表土と下層土が寄せ集まった地形をしています。その大部分は粘土石灰で形成されておりますが、粘土質が強かったり石灰の割合が多かったりしており、所々に砂利や泥灰土が含まれていたりもしています。 それが注目されるよりもはるか前の1987年から、有機栽培に取り組んでいます。マス・クトゥルの畑の全てにおいて、30年近くにわたり、化学肥料や除草剤、殺虫剤など合成化学薬品の類いは、一切使われていないことを保証いたします。その管理は厳格に行われており、植物や土壌に細心の注意を払っています。 例えば粘土質の土壌に必要な耕起には制限を設け、土壌が固く締まってしまわないようにしています。春には、すべてのブドウの台樹を手作業で掘り起こしますし、剪定も芽が出てから行います。基本的に、樹の手入れについては人的介入を制限しており、必要な場合は植物由来の堆肥や調合剤、その他天然由来のものを用います。有機栽培には、(その効果を発揮させるために)安定した環境で行うことが求められます。 10年以上前から畑の環境改善に取り組み始め、それまでの畑を取り巻く環境の影響により状態の悪くなった樹を抜き、代わりにオリーブの木を植えました。 また、畑を守るため周囲に生け垣を造りブッシュを発生させ、木々を植えて緩衝地帯を作り、水の浸食や水質汚染を防ぐことができるようにしています。また、生物学的多様性を守り、植物や動物が共生できるようにしています。従って一帯をモザイク状にし、近隣の生産者が栽培する畑からの影響を受けないように努めています。 これまでに千本以上の木々を植え、オリーブの植樹も行ってきましたが、今後もこの活動を続けていくつもりです。そして、年間を通じて葡萄の樹に愛情を惜しまず注ぎ、最良のブドウが収穫できるように心がけています。これら全ては、収穫時にそれが最高の状態にあることを、ブドウの方から語りかけてくれるようにするためなのです。 醸造において唯一のレシピは存在しないと考えており、品種やヴィンテージに合わせて調整する(ショート/ロングマセレーション、除梗または全房発酵、ピジャージュあるいはルモンタージュ)直感的な方法、つまり収穫したブドウに応じて様々な手法を使い分けています。それによって、どのようなワインに仕上がるかが決まってくるのです。 「ナチュラル」なワインを造ることは、ブドウ畑での作業における最終回答を得ることでもあると思っています。それを選択することは外部からの要素を断つことを意味しており、自分たちが手塩にかけた葡萄たちが、ありのまま応えてくれるように導くわけです。そのために亜硫酸を添加せず、培養酵母を用いず、酵素も加えない。経過を観察しつつも手を加えず、試飲を重ねながら成長を見守ります。 瓶詰めは蔵で、フィルターを用いず月の暦に則って行います。ワインには、最初から最後まで酸化防止剤を添加していません。 ブドウ品種はそれぞれ異なる区画で栽培しており、品種ごとにワインを醸造します。マス・クートゥルでは、様々なキュヴェが毎年生み出されますが、ワインに付けた名前は畑由来ではなく、そのスタイルや個性によるものです。同じ両親のもとに生まれ同じ環境で育った兄弟や姉妹であっても、それぞれ皆が異なる性格に育つものです。それは我々のワインも同じで、(畑名ではなくワインの個性で名前を付けるので)キュヴェによっては毎年できますし、数年に一度くらいの割合でできるもの、そして滅多にできないものもあります。Vin des Amis, Vigne Haute, Classe, Flambadou, Flower Power・・・これらのワインとの出会いが、皆さまにとって最高の瞬間となりますように。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Tete a Claque 2022 / テット・ア・クラック
¥3,300
商品名:Tete a Claque 2022 / テット・ア・クラック ワイナリー・生産者:Jeff Coutelou – Mas Coutelou / ジェフ・クトゥル(マス・クトゥル) 生産地:ラングドック地方 品種::グルナッシュ60%、サンソー40% タイプ:赤 アルコール度数:12.8% 容量:750mL 全て除梗してサンソーを6日間、グルナッシュは10日間のマセラシオン。プレス後にブレンドして、コンクリートタンクで9ヶ月間の発酵と熟成。 やや淡い赤色。熟したフランボワーズやザクロ、苺などの新鮮な果実の香りに、グレナデンシロップ、赤い果実のコンフィチュールやドライフルーツ、ドライフラワーの香りが加わり、フレッシュ感の中にやや充実感を感じます。ミディアムライトタッチで瑞々しく清らかに喉へと流れ、熟した果実の甘やかな風味がジューシーな印象で口中へ膨らみます。アフターにかけて甘酸っぱく可愛らしい果実味に、仄かな塩味やビターな風味、ドライフラワーのニュアンス、微細なタンニンなどが感じられ、抑揚や落ち着いた雰囲気を与えています。 生産者について マス・クトゥルでは、数十ヘクタールもの様々なテロワールを有する畑を所有しています。 拠点となるPuimisson(ピュイミソン)は、表土と下層土が寄せ集まった地形をしています。その大部分は粘土石灰で形成されておりますが、粘土質が強かったり石灰の割合が多かったりしており、所々に砂利や泥灰土が含まれていたりもしています。 それが注目されるよりもはるか前の1987年から、有機栽培に取り組んでいます。マス・クトゥルの畑の全てにおいて、30年近くにわたり、化学肥料や除草剤、殺虫剤など合成化学薬品の類いは、一切使われていないことを保証いたします。その管理は厳格に行われており、植物や土壌に細心の注意を払っています。 例えば粘土質の土壌に必要な耕起には制限を設け、土壌が固く締まってしまわないようにしています。春には、すべてのブドウの台樹を手作業で掘り起こしますし、剪定も芽が出てから行います。基本的に、樹の手入れについては人的介入を制限しており、必要な場合は植物由来の堆肥や調合剤、その他天然由来のものを用います。有機栽培には、(その効果を発揮させるために)安定した環境で行うことが求められます。 10年以上前から畑の環境改善に取り組み始め、それまでの畑を取り巻く環境の影響により状態の悪くなった樹を抜き、代わりにオリーブの木を植えました。 また、畑を守るため周囲に生け垣を造りブッシュを発生させ、木々を植えて緩衝地帯を作り、水の浸食や水質汚染を防ぐことができるようにしています。また、生物学的多様性を守り、植物や動物が共生できるようにしています。従って一帯をモザイク状にし、近隣の生産者が栽培する畑からの影響を受けないように努めています。 これまでに千本以上の木々を植え、オリーブの植樹も行ってきましたが、今後もこの活動を続けていくつもりです。そして、年間を通じて葡萄の樹に愛情を惜しまず注ぎ、最良のブドウが収穫できるように心がけています。これら全ては、収穫時にそれが最高の状態にあることを、ブドウの方から語りかけてくれるようにするためなのです。 醸造において唯一のレシピは存在しないと考えており、品種やヴィンテージに合わせて調整する(ショート/ロングマセレーション、除梗または全房発酵、ピジャージュあるいはルモンタージュ)直感的な方法、つまり収穫したブドウに応じて様々な手法を使い分けています。それによって、どのようなワインに仕上がるかが決まってくるのです。 「ナチュラル」なワインを造ることは、ブドウ畑での作業における最終回答を得ることでもあると思っています。それを選択することは外部からの要素を断つことを意味しており、自分たちが手塩にかけた葡萄たちが、ありのまま応えてくれるように導くわけです。そのために亜硫酸を添加せず、培養酵母を用いず、酵素も加えない。経過を観察しつつも手を加えず、試飲を重ねながら成長を見守ります。 瓶詰めは蔵で、フィルターを用いず月の暦に則って行います。ワインには、最初から最後まで酸化防止剤を添加していません。 ブドウ品種はそれぞれ異なる区画で栽培しており、品種ごとにワインを醸造します。マス・クートゥルでは、様々なキュヴェが毎年生み出されますが、ワインに付けた名前は畑由来ではなく、そのスタイルや個性によるものです。同じ両親のもとに生まれ同じ環境で育った兄弟や姉妹であっても、それぞれ皆が異なる性格に育つものです。それは我々のワインも同じで、(畑名ではなくワインの個性で名前を付けるので)キュヴェによっては毎年できますし、数年に一度くらいの割合でできるもの、そして滅多にできないものもあります。Vin des Amis, Vigne Haute, Classe, Flambadou, Flower Power・・・これらのワインとの出会いが、皆さまにとって最高の瞬間となりますように。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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La Buvette a Paulette 2022 / ラ・ブヴェット・ア・ポレット
¥3,600
商品名:La Buvette a Paulette 2022 / ラ・ブヴェット・ア・ポレット ワイナリー・生産者:Jeff Coutelou – Mas Coutelou / ジェフ・クトゥル(マス・クトゥル) 生産地:ラングドック地方 品種::カリニャン50%、グルナッシュ50% タイプ:赤 アルコール度数:13% 容量:750mL カリニャンを全房で7日間、グルナッシュは除梗して10日間のマセラシン。プレス後にブレンドして、コンクリートタンクで10ヶ月間の発酵と熟成。 仄かにオレンジがかった深い赤色。苺のコンフィチュールや熟した葉付きの苺を想わせる充実感や新鮮な印象が溶け込む果実香を主体に、レーズンやプルーンなどのドライフルーツ、フレッシュハーブの清涼感、土、醤油の香りが加わります。香りはやや控えめで物静かなイメージを抱きますが、口に含むとピリピリと舌先をかすめるガスがあたり溌剌とした印象で、ジューシーで甘やかな赤い果実の風味が滑らかなミディアムタッチで広がります。上品で繊細な様子が感じられる緻密な果実味に、フレッシュハーブの清涼感が艶やかさを与えて魅力を引き立てます。アフターにかけて微細なタンニンと仄かにビターな風味が残り、落ち着いた雰囲気と骨格が感じられます。 生産者について マス・クトゥルでは、数十ヘクタールもの様々なテロワールを有する畑を所有しています。 拠点となるPuimisson(ピュイミソン)は、表土と下層土が寄せ集まった地形をしています。その大部分は粘土石灰で形成されておりますが、粘土質が強かったり石灰の割合が多かったりしており、所々に砂利や泥灰土が含まれていたりもしています。 それが注目されるよりもはるか前の1987年から、有機栽培に取り組んでいます。マス・クトゥルの畑の全てにおいて、30年近くにわたり、化学肥料や除草剤、殺虫剤など合成化学薬品の類いは、一切使われていないことを保証いたします。その管理は厳格に行われており、植物や土壌に細心の注意を払っています。 例えば粘土質の土壌に必要な耕起には制限を設け、土壌が固く締まってしまわないようにしています。春には、すべてのブドウの台樹を手作業で掘り起こしますし、剪定も芽が出てから行います。基本的に、樹の手入れについては人的介入を制限しており、必要な場合は植物由来の堆肥や調合剤、その他天然由来のものを用います。有機栽培には、(その効果を発揮させるために)安定した環境で行うことが求められます。 10年以上前から畑の環境改善に取り組み始め、それまでの畑を取り巻く環境の影響により状態の悪くなった樹を抜き、代わりにオリーブの木を植えました。 また、畑を守るため周囲に生け垣を造りブッシュを発生させ、木々を植えて緩衝地帯を作り、水の浸食や水質汚染を防ぐことができるようにしています。また、生物学的多様性を守り、植物や動物が共生できるようにしています。従って一帯をモザイク状にし、近隣の生産者が栽培する畑からの影響を受けないように努めています。 これまでに千本以上の木々を植え、オリーブの植樹も行ってきましたが、今後もこの活動を続けていくつもりです。そして、年間を通じて葡萄の樹に愛情を惜しまず注ぎ、最良のブドウが収穫できるように心がけています。これら全ては、収穫時にそれが最高の状態にあることを、ブドウの方から語りかけてくれるようにするためなのです。 醸造において唯一のレシピは存在しないと考えており、品種やヴィンテージに合わせて調整する(ショート/ロングマセレーション、除梗または全房発酵、ピジャージュあるいはルモンタージュ)直感的な方法、つまり収穫したブドウに応じて様々な手法を使い分けています。それによって、どのようなワインに仕上がるかが決まってくるのです。 「ナチュラル」なワインを造ることは、ブドウ畑での作業における最終回答を得ることでもあると思っています。それを選択することは外部からの要素を断つことを意味しており、自分たちが手塩にかけた葡萄たちが、ありのまま応えてくれるように導くわけです。そのために亜硫酸を添加せず、培養酵母を用いず、酵素も加えない。経過を観察しつつも手を加えず、試飲を重ねながら成長を見守ります。 瓶詰めは蔵で、フィルターを用いず月の暦に則って行います。ワインには、最初から最後まで酸化防止剤を添加していません。 ブドウ品種はそれぞれ異なる区画で栽培しており、品種ごとにワインを醸造します。マス・クートゥルでは、様々なキュヴェが毎年生み出されますが、ワインに付けた名前は畑由来ではなく、そのスタイルや個性によるものです。同じ両親のもとに生まれ同じ環境で育った兄弟や姉妹であっても、それぞれ皆が異なる性格に育つものです。それは我々のワインも同じで、(畑名ではなくワインの個性で名前を付けるので)キュヴェによっては毎年できますし、数年に一度くらいの割合でできるもの、そして滅多にできないものもあります。Vin des Amis, Vigne Haute, Classe, Flambadou, Flower Power・・・これらのワインとの出会いが、皆さまにとって最高の瞬間となりますように。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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La R’Vole 2023 / ラ・ルヴォール
¥4,400
商品名:La R’Vole 2023 / ラ・ルヴォール ワイナリー・生産者:Michel Guignier / ミッシェル・ギニエ 生産地:アルザス地方 品種::ガメイ タイプ:赤 アルコール度数:13% 容量:750mL 全房で7日間のマセラシオンカルボニック。フードルで1ヶ月間の発酵と熟成。 中程度の赤色。ブラックベリーやブルーベリーなどの香り豊かな黒系果実に、赤い果実の果汁を想わせる瑞々しい果実香が混ざり合い、加えてカルダモンやコリアンダー、白胡椒の清涼感のあるスパイス、紫の花々やポプリ、土などのニュアンスが感じられ、華やかな印象を受けます。円みを帯びた滑らかな口あたりで、流れるように喉を潤します。口中に膨らむ果実味は緻密感があり若々しく溌剌とした様子が伺え、徐々に爽やかなスパイスなどの他にクローブのような甘苦い風味がコクや深みを与え、複雑性を帯びていきます。アフターにかけて深まる風味や落ち着きのある雰囲気が感じられるミディアムスタイルです。この先の熟成で繊細なタッチやしなやかさ、上品な味わいが引き出されていくことでしょう。 生産者について フルーリーから北西方面にあるヴォールナール村で、1954年に父と二人で創業した。当時から有機栽培に取り組み、その後クリスチャン デュクリューの影響を受けてビオディナミへ転向。2007年にdemeter(デメテール)の認証を取得した。 現在は、可能な区画は全て馬で耕作している。ミッシェルは、品質の高いワインを造るための大切な要素がブドウ栽培にあると考え、当初は総面積17haから始めた畑を7haに大幅縮小、他の生産者が使う農薬や除草剤などの影響を避けるため、残りの土地は全て牧草地に変えた。 醸造は全てセミ マセラシオンカルボニック、一貫して亜硫酸無添加、フィルターも清澄作業もしていない。そのためか、新しいエチケットには「Vin Pur Jus」(果汁100%のワイン)と印字してされている。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Cremant d’Alsace Brut Nature 2019 / クレマン・ダルザス・ブリュット・ナチュール
¥5,170
商品名:Cremant d’Alsace Brut Nature 2019 / クレマン・ダルザス・ブリュット・ナチュール ワイナリー・生産者:Laurent Bannwarth / ローラン・バーンワルト 生産地:アルザス地方 品種::ピノ・ブラン、ピノ・グリ、リースリング、オーセロワ タイプ:白泡 アルコール度数:12.5% 容量:750mL やや濃い黄色。熟したりんごやコンポート、安政柑、柑橘のピール菓子などの豊かな香りに、アカシアの蜂蜜、白い花、火打ち石などのニュアンスが溶け込みます。円みを帯びた優しいアタックで、りんごをかじった時のような溌剌とした酸を伴い、弾むようなガスとともにふっくらとフレッシュ感のある果実味が膨らみます。繊細な泡が馴染むように消え、口中にはフルーティーな風味にシュクレフィレの芳ばしさや蜂蜜の風味がコクや深みを与え、柑橘ピールや内皮のほろ苦さや塩味がメリハリをつけながら留まります。新鮮な果実の風味や芳醇な印象、熟成由来の複雑性や奥行き、乳酸的なまろみが調和する辛口の仕上がりです。 生産者について 1960年代にコルマールの南にある小さな村、オべルモルシュビールで1960年代に創業。現当主のステファンは、80年代に父の後を継ぎ栽培をバイオダイナミクスに転換、醸造においてはクラシカルな方法を採用しておりましたが、クリスチャン・ビネーと出会い2007年から自然派ワイン造りに取り組んでいます。2010年にはジャンマルク・ブリニョが、彼のブドウでワインを仕込んだことから、亜硫酸無添加のワインを主として造るようになっており、2011年からアンフォラを使ったワインも造るなど、とても挑戦的な生産者です。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Edel 2023 / エデル
¥3,960
SOLD OUT
商品名:Edel 2023 / エデル ワイナリー・生産者:Laurent Bannwarth / ローラン・バーンワルト 生産地:アルザス地方 品種::ピノ・ブラン、オーセロワ、シルヴァネール、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネール、リースリング タイプ:白 アルコール度数:13% 容量:750mL ピノ・ブラン、オーセロワ、シルヴァネールは一緒に、その他は品種ごとにダイレクトプレスして、ステンレスタンクで9ヶ月間の発酵と熟成を行いブレンド。その後3ヶ月間の熟成を経て瓶詰め。 仄かにオレンジがかった黄金色。黄桃やプラム、ミラベルなど黄色の果肉をもつ豊かな果実の香りに、金木犀、黄色のドライフラワー、ドライハーブ、紅茶などの華やかさや複雑性を与える香りが加わります。口に含むと甘やかな果実の風味と熟した桃から滴り落ちるような果汁感に、メリハリを与える凛とした酸が芳醇な風味を引き立てながら、口中を満たすように広がります。かぐわしい金木犀やドライハーブ、ビターオレンジ、黄桃の核の芳ばしさやタンニンなどの様々な要素が重なり、アフターにかけて更に複雑で奥深い味わいへと導き、落ち着きの感じられるスタイルです。 生産者について 1960年代にコルマールの南にある小さな村、オべルモルシュビールで1960年代に創業。現当主のステファンは、80年代に父の後を継ぎ栽培をバイオダイナミクスに転換、醸造においてはクラシカルな方法を採用しておりましたが、クリスチャン・ビネーと出会い2007年から自然派ワイン造りに取り組んでいます。2010年にはジャンマルク・ブリニョが、彼のブドウでワインを仕込んだことから、亜硫酸無添加のワインを主として造るようになっており、2011年からアンフォラを使ったワインも造るなど、とても挑戦的な生産者です。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Riesling Bildstoeckle 2016 / リースリング・ビルドストックレ
¥8,470
SOLD OUT
商品名:Riesling Bildstoeckle 2016 / リースリング・ビルドストックレ ワイナリー・生産者:Laurent Bannwarth / ローラン・バーンワルト 生産地:アルザス地方 品種:リースリング タイプ:白 アルコール度数:13% 容量:750mL 黄金色。黄柑橘や早生みかん、柑橘のピール菓子、フレッシュハーブなどの爽やかな香りに、蜂蜜のニュアンスがコク深い印象を与えています。ペトロール香が感じられますので、気になる方は早めの抜栓やデキャンタージュしていただくことで果実の香りが引き立ちます。口に含むとピリッとしたガスが舌先をかすめ、約8年経過した今でもフレッシュ感や溌剌とした様子が伺えます。瑞々しく清らかに喉を通り、リースリングらしいシャープで凛とした酸がメリハリや輪郭を与えるように感じられ、旨みの溶け込んだ緻密な果実味がたっぷりと口中に広がります。徐々に柑橘の清涼感やピールのほろ苦さに蜂蜜の風味が重なり、充実感や深みが感じられます。キレのある凛々しさと緻密な果実味が調和する辛口のスタイルです。 生産者について 1960年代にコルマールの南にある小さな村、オべルモルシュビールで1960年代に創業。現当主のステファンは、80年代に父の後を継ぎ栽培をバイオダイナミクスに転換、醸造においてはクラシカルな方法を採用しておりましたが、クリスチャン・ビネーと出会い2007年から自然派ワイン造りに取り組んでいます。2010年にはジャンマルク・ブリニョが、彼のブドウでワインを仕込んだことから、亜硫酸無添加のワインを主として造るようになっており、2011年からアンフォラを使ったワインも造るなど、とても挑戦的な生産者です。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Grüner Veltliner グリューナー・ヴェルトリーナー 2022
¥2,530
SOLD OUT
商品名:Grüner Veltliner グリューナー・ヴェルトリーナー 2022 ワイナリー・生産者:Liszt ライタベルクリスト 生産地:オーストリア・ブルゲンラント 品種:グリューナー・ヴェルトリーナー100% タイプ:白・辛口 アルコール度数:12.5% 容量:1L ウィーン少年合唱団の一員で世界中で歌った経験のあるベルンハルトが両親や弟と養豚業やホイリゲと共に経営するワイナリーで栽培するグリュナーヴェルトリーナーを除梗後プレスし発酵、ステンレスタンクと木樽で熟成しました。淡いレモンイエロライトイエロー色、白い花、レモンの香り、まろやかな口あたりにミネラル感のある爽快な味わいです。 生産者について Bernhard Liszt(ベルンハルト・リスト)は、ブドウ栽培の専門学校を卒業後の2003年、両親からこの仕事を引き継ぎ、彼の代でビオロジック農業に転換しました。代々、ワイナリーだけでなく、養豚業とホイリゲ(ワイン酒場)も営んできており、現在は当主として先代の両親と弟と共に仕事をしております。サスティナブル農業で地産地消を推進し、『オーガニックで作られるワインや食物を楽しみ自然に感謝する人々、彼らのために存在しているんだ』と言います。〝責任を果たすという事〟は、お互い協力するということであり、懸命に働くという事であり、自然に感謝するということである。この教えは両親から受け継いだもので、この責任をとても大事にしており使命だとすら彼は考えています。ビオロジック農法への転換は個人的な関心からきたのではなく、この父の教えがベースとなっているのです。ベルンハルトがワインを造るブルゲンラント地方は、ハンガリーとの国境沿いにあり暑く大陸性のパノニア気候の影響を受けます。その中でライタベルクは、ノイジードラーゼ湖の西岸、ブルゲンラント地方の北西側(ライタ山脈のブルゲンラント側)にあり、計3,097haの畑を有し、赤はブラウフレンキッシュ、白ワインはヴァイスブルグンダー、シャルドネ、グリューナー・ヴェルトリーナーが優れています。ライタ山脈とノイジードラーゼ湖によって異なる影響を受け、暖かい湖風は重要な熟度に都合がよく、山脈は夜間の温度を押し下げます。したがって果実味、新鮮さ、フィネス、そして長熟さが増すのです。土壌は主に石灰とスレート(粘板岩)で構成され、約1500万年前の貝殻石灰は、多少塩辛い風味と上品さをもたらし、スレート(粘板岩)は望ましいテンションとストラクチャーに寄与します。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Blaufränkisch / ブラウフレンキッシュ 2020
¥2,530
SOLD OUT
商品名:Blaufränkisch / ブラウフレンキッシュ 2020 ワイナリー・生産者:Liszt ライタベルクリスト 生産地:オーストリア・ブルゲンラント 品種:ブラウフレンキッシュ90%, メルロー5% カベルネソーヴィニヨン5% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:13% 容量:1L 代々養豚業・ホイリゲを家族経営するワイナリーで、現当主ベルンハルトがブラウフレンキッシュを主体にブドウをプレス後、解放桶でピジャージュを施しながら発酵、木樽とフードルで熟成しました。鮮やかなルージュ色、ザクロやブルーベリーのアロマ、ベリージュースの瑞々しさに白胡椒のスパイス感もあり、スルスルと飲める赤ワインです。 生産者について Bernhard Liszt(ベルンハルト・リスト)は、ブドウ栽培の専門学校を卒業後の2003年、両親からこの仕事を引き継ぎ、彼の代でビオロジック農業に転換しました。代々、ワイナリーだけでなく、養豚業とホイリゲ(ワイン酒場)も営んできており、現在は当主として先代の両親と弟と共に仕事をしております。サスティナブル農業で地産地消を推進し、『オーガニックで作られるワインや食物を楽しみ自然に感謝する人々、彼らのために存在しているんだ』と言います。〝責任を果たすという事〟は、お互い協力するということであり、懸命に働くという事であり、自然に感謝するということである。この教えは両親から受け継いだもので、この責任をとても大事にしており使命だとすら彼は考えています。ビオロジック農法への転換は個人的な関心からきたのではなく、この父の教えがベースとなっているのです。ベルンハルトがワインを造るブルゲンラント地方は、ハンガリーとの国境沿いにあり暑く大陸性のパノニア気候の影響を受けます。その中でライタベルクは、ノイジードラーゼ湖の西岸、ブルゲンラント地方の北西側(ライタ山脈のブルゲンラント側)にあり、計3,097haの畑を有し、赤はブラウフレンキッシュ、白ワインはヴァイスブルグンダー、シャルドネ、グリューナー・ヴェルトリーナーが優れています。ライタ山脈とノイジードラーゼ湖によって異なる影響を受け、暖かい湖風は重要な熟度に都合がよく、山脈は夜間の温度を押し下げます。したがって果実味、新鮮さ、フィネス、そして長熟さが増すのです。土壌は主に石灰とスレート(粘板岩)で構成され、約1500万年前の貝殻石灰は、多少塩辛い風味と上品さをもたらし、スレート(粘板岩)は望ましいテンションとストラクチャーに寄与します。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Cidre Fermier Demi Sec / シードル フェルミエ ドゥミセックNV
¥1,980
SOLD OUT
商品名:Cidre Fermier Demi Sec / シードル フェルミエ ドゥミセックNV ワイナリー・生産者:Le Cellier de Boäl / ル・セリエ・ド・ボール 生産地:フランス・ブルターニュ地方 品種:ブルターニュ産リンゴ100% タイプ:/白泡・やや辛口 (シードル) アルコール度数:4% 容量:750ml リンゴ栽培家が無農薬無添加で造るブルターニュ産のシードルです。ブリュットと同じ自然な醸造法ですがフィルタリングにより途中で発酵を止めることによりアルコール度数は控えめの4%で、やや甘口に仕上げています。輝く濃い麦わら色で熟したリンゴの芳醇な香りの中にパインやシナモン、ハニートーストのニュアンスを感じながら口に含むとジューシーで心地良い甘みが一杯に拡がります。 生産者について 『自然栽培無添加醸造でこの価格!ブルターニュ産シードルナチュレル』 2009年6月、フランス北西部ブルターニュ地方の主要都市レンヌから北西に40キロ車を走らせました。そこはCaulnes村で1986年よりリンゴを生産する 「ル・セリエ・ド・ボール」。 ミシェル・ブゴーと妻のパトリシアは親から受け継いだリンゴ園に加え、自分達で買い足したものを合わせて、現在約50haのリンゴ園を所有し、樹齢4~ 23年のリンゴ15種類、約25,000本を育てています。シェフとして腕を奮っていた彼は、無農薬のリンゴを自ら栽培したいと妻のパトリシアと共に生産を開始、当時はすべてを協同組合へ売っていました。今となっては引く手あまたのビオリンゴも当時は「ビオロジック栽培」=「特殊」と見なされ、変人扱いされることが多かったと言います。2001年より自らシードル醸造を開始し、現在ではリンゴの1/3は自家醸造、残りはビオリンゴとして他のシードル生産者などへ販売しています。シードルリー(シードル醸造所)は、自家栽培、自家醸造を行う「Cidre Fermier(シードル・フェルミエ)」、リンゴを農家から購入し、自家醸造を行う「Artisanal(アーティザナル)」、工場などで大量生産を行う「Industriel(アンドゥストリエル)」に分けられます。シャンパーニュ風に言うと「RM」に位置付けられるシードル・フェルミエ、中でもビオロジック栽培を行っている生産者はとても珍しく、現地でもかなりレアな存在として位置づけられています。 リンゴは、自然に熟したものから順に地面へ落ち、それを合図に10~ 11月に収穫が行われます。そしてブドウとは大きく異なり、収穫後水洗いすることからシードル造りが始まります。醸造所へ運ばれたリンゴは清潔に保つことがとても大切で、きれいに汚れを落とし、苦味の原因となる種の部分を機械でくだき取り除きます。そして特殊なグラスファイバー製のタンクでゆっくり時間をかけてアルコール発酵を行い、自然に発生した炭酸ガスと共に瓶詰めします。やや甘口のDemi secは発酵途中の糖と炭酸ガスが残った状態で、フィルターにかけ酵母を取り除き、発酵を止めて瓶詰めします。Brutは更に時間をかけて自然発酵を見守り、バランスの取れた辛口に仕上げます。ミッシェルは、無農薬栽培はもちろんのこと、醸造中の酸化防止剤の添加を極端に嫌い、栽培や醸造段階で一切の薬品を使用しないナチュラルなシードル造りを実践しています。苦味のあるビールのようなタイプを好むブルターニュと少し甘めのフルーティなタイプを好むノルマンディー、両地方のちょうど中間に位置する「セリエ ド ボール」では、BrutとDemi Sec 2種類を生産しています。お好みはどちらですか?本場フランスの本物BIOシードルをお楽しみ下さい。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Cidre Fermier Brut / シードル フェルミエ ブリュットNV
¥1,980
SOLD OUT
商品名:Cidre Fermier Brut / シードル フェルミエ ブリュットNV ワイナリー・生産者:Le Cellier de Boäl / ル・セリエ・ド・ボール 生産地:フランス・ブルターニュ地方 品種:ブルターニュ産リンゴ100% タイプ:白泡・辛口 (シードル) アルコール度数:5.5% 容量:750ml リンゴ栽培家が無農薬無添加で造るブルターニュ産のシードル、アルコール度数5.5%の本格派ブリュットです。日本より小ぶりな地元産リンゴを数種類ブレンドしグラスファイバータンクで4ヶ月間発酵、SO2無添加で瓶詰めしました。輝く濃い麦わら色でキレのある完熟リンゴの旨みとコクに微かに感じる塩気が奥行をもたらしリンゴの皮のような渋味が全体をバランス良く整えてくれます。 生産者について 『自然栽培無添加醸造でこの価格!ブルターニュ産シードルナチュレル』 2009年6月、フランス北西部ブルターニュ地方の主要都市レンヌから北西に40キロ車を走らせました。そこはCaulnes村で1986年よりリンゴを生産する 「ル・セリエ・ド・ボール」。 ミシェル・ブゴーと妻のパトリシアは親から受け継いだリンゴ園に加え、自分達で買い足したものを合わせて、現在約50haのリンゴ園を所有し、樹齢4~ 23年のリンゴ15種類、約25,000本を育てています。シェフとして腕を奮っていた彼は、無農薬のリンゴを自ら栽培したいと妻のパトリシアと共に生産を開始、当時はすべてを協同組合へ売っていました。今となっては引く手あまたのビオリンゴも当時は「ビオロジック栽培」=「特殊」と見なされ、変人扱いされることが多かったと言います。2001年より自らシードル醸造を開始し、現在ではリンゴの1/3は自家醸造、残りはビオリンゴとして他のシードル生産者などへ販売しています。シードルリー(シードル醸造所)は、自家栽培、自家醸造を行う「Cidre Fermier(シードル・フェルミエ)」、リンゴを農家から購入し、自家醸造を行う「Artisanal(アーティザナル)」、工場などで大量生産を行う「Industriel(アンドゥストリエル)」に分けられます。シャンパーニュ風に言うと「RM」に位置付けられるシードル・フェルミエ、中でもビオロジック栽培を行っている生産者はとても珍しく、現地でもかなりレアな存在として位置づけられています。 リンゴは、自然に熟したものから順に地面へ落ち、それを合図に10~ 11月に収穫が行われます。そしてブドウとは大きく異なり、収穫後水洗いすることからシードル造りが始まります。醸造所へ運ばれたリンゴは清潔に保つことがとても大切で、きれいに汚れを落とし、苦味の原因となる種の部分を機械でくだき取り除きます。そして特殊なグラスファイバー製のタンクでゆっくり時間をかけてアルコール発酵を行い、自然に発生した炭酸ガスと共に瓶詰めします。やや甘口のDemi secは発酵途中の糖と炭酸ガスが残った状態で、フィルターにかけ酵母を取り除き、発酵を止めて瓶詰めします。Brutは更に時間をかけて自然発酵を見守り、バランスの取れた辛口に仕上げます。ミッシェルは、無農薬栽培はもちろんのこと、醸造中の酸化防止剤の添加を極端に嫌い、栽培や醸造段階で一切の薬品を使用しないナチュラルなシードル造りを実践しています。苦味のあるビールのようなタイプを好むブルターニュと少し甘めのフルーティなタイプを好むノルマンディー、両地方のちょうど中間に位置する「セリエ ド ボール」では、BrutとDemi Sec 2種類を生産しています。お好みはどちらですか?本場フランスの本物BIOシードルをお楽しみ下さい。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Ça c'est bon 2020 / サセボン
¥3,960
SOLD OUT
商品名:Ça c'est bon 2020 / サセボン ワイナリー・生産者:Laurent Lebled ローラン・ルブレ 生産地:フランス・ロワール 品種:ガメイ タイプ:赤 アルコール度数:12% 容量:750ml 輝きのあるガーネット、アロマティック、可憐、甘やかな果実と滑らかな飲み口、上質なミネラル感とタンニン、フランボワーズ、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、アセロラ、十分なポテンシャルと一段上の味わい! 生産者について ソミュール・シャンピニ出身のローラン・ルブレは、27年間、木材の輸出・卸会社を経営していましたが、自然を感じながら物を作る仕事をしたくなって、2010年7月ワイン造りに転向しました。働きづめの生活から、家族との時間や自分を大切にする、そんな生き方を求めたのです。セバスチャン・ボビネやベルナール・ポントニエ、リュック・セヴィーユという古い友人が、自然派のワインを造っているため、以前から彼らのワインを飲んでいたことが影響したのは当然のことだったのかも知れません。蔵は、ソミュールとシノン、そしてブルグイユという、ロワールの銘醸赤ワイン産地の中間に位置する「サヴィニー・アン・ヴェロン村」にあります。色々なワイナリーで働いて経験をつみながら、友人達の手助けもあって、その年のワイン造りまでこぎつけました。SO2を全く使わないワインを長年造っている友人達の強力なサポートのお陰で、彼ら同様、SO2無添加のワインを初ビンテージにして仕上げることができました。まさしく「綱渡り」のようなことを突然して怖くなかったのか、と聞くと「全然。親友がナチュラルワインを作っていたのがラッキーだった。昔は誰もがSO2を使ってなかったのだから」とローランは言います。彼らへの感謝の気持ちをこめて、ラベルには友人たちの名前が記載されています。気さくで親睦性が溢れる彼を見ていると、もの凄く信頼できる友人がいるのもうなずけます。 ●栽培・醸造 栽培面積は2,2ha環境を大切に、自然のしくみに逆らわないよう化学物質を使わない農業を行います。ビオロジック農業を取り入れて、ブドウの収穫量よりも、地中の生態系も含めた自然全てが健全であることが何よりも大事と考えます。友人が有機栽培するブドウや、アドバイスを受けながら自分自身が精一杯育てたブドウを使うことで、この蔵独特の一風変わったマセラシオン・カルボニックが可能になるのです。ローランはワイン以外からアプローチしただけに、地元品種であるカベルネの個性であり同時に苦手な部分でもあるピーマンっぽい風味を出さないように苦心した結果、ボジョレーで昔行われていたこの醸造方法を古い書物から見つけました。セメント製の発酵槽の底面に、「スノコ」のように材木を組んで、約15cmの「上げ底」を作ります。ブドウを房丸ごと入れていくと、下の方にあるブドウが潰れはじめます。果汁の液面がスノコの上まで上り果梗に触れそうになると、ポンプでゆっくりと果汁を抜きとります。その果汁は別のタンクに入れて自然な発酵を待ちます。セメント槽内のブドウは約3週間マセラシオン・カルボニック。天然酵母によるアルコール発酵が進み、下部のブドウの粒が徐々に潰れて果汁が流れ出し、液面が上がれば果汁を抜きとる作業を続けます。果汁と果梗が触れないようにして、カベルネ独特の「野菜っぽさ」を移さないという考え方です。この方法を実行するには、発酵前に「粒選り」のレベルで腐敗果や未熟果を取り除かないと、長期マセラシオンは不可能なので、何よりも優れた原料を選ぶことが欠かせません。3つのワイン全てが、上記の醸造方法で作られている他、ワイン作りの最初から最後までSO2を一切使用せず、ノンフィルターでビン詰めします。(インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Octave 2022 / オクターブ
¥5,280
商品名:Octave 2022 / オクターブ ワイナリー・生産者:La Quinte ラ・キャント (Pierrick Leiber ピエリック・レイバー) 生産地:Languedoc, France 品種:シラー タイプ:赤 アルコール度数:14% 容量:750ml にごりのあるガーネット、甘酸っぱい赤系アロマ、甘酸っぱい果実味、キュキュッと引き締める酸味、いちじく、いちごジャム、タンニンとミネラル感、まろやかな余韻。 生産者について このプロジェクトは34歳のピエリックが35歳のマチューと出会ったことで始まった。互いにアルザス生まれの二人、ピエリックはナチュラルワイン、マチューはクラフトオードヴィーの世界にいた。二人は情熱を持ち寄り、ラングドックの地に辿り着いた。その地には多様性あふれる豊かな自然が広がっていて、美しさとエネルギーに満ち溢れていた。畑はラングドック北の山側とミネルヴォワの間に位置し、樹齢は80年、120年の区画がメイン。北は粘土、シルト、砂岩土壌、南は白やグレーの角閃石土壌。土壌は不耕起で、葡萄は有機栽培で手入れをしている。畑作業でボルドー液などの銅は使わず、エッセンシャルオイルや植物を醗酵、マセラシオンした液体を用い、二酸化硫黄の使用を極力減らしている。葡萄は手摘みで収穫。収量は1ヘクタールあたり15hl (=1500リットル)とかなりの低収量。醸造ではSO2(二酸化硫黄)は使わず、土地と葡萄を最大限表現している。ボトルは出身地のアルザス型。トップには蜜蝋をあしらっている。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Symphonie en sol Calcaire 2022 / サンフォニー・オン・ソル・カルケール
¥5,280
商品名:Symphonie en sol Calcaire 2022 / サンフォニー・オン・ソル・カルケール ワイナリー・生産者:La Quinte ラ・キャント (Pierrick Leiber ピエリック・レイバー) 生産地:Languedoc, France 品種:グルナッシュ・ノワール 80%、サンソー、カリニャン 20% タイプ:赤 アルコール度数:15% 容量:750ml ガーネット、熟した南仏の葡萄、カカオ、まろやかな口当たりと果実味、タンニン、酸味、デーツ、石、鉱物、液体に詰まった要素と清涼感のあるアロマ、石灰質土壌の涼やかなミネラル感が余韻へと導く! 生産者について このプロジェクトは34歳のピエリックが35歳のマチューと出会ったことで始まった。互いにアルザス生まれの二人、ピエリックはナチュラルワイン、マチューはクラフトオードヴィーの世界にいた。二人は情熱を持ち寄り、ラングドックの地に辿り着いた。その地には多様性あふれる豊かな自然が広がっていて、美しさとエネルギーに満ち溢れていた。畑はラングドック北の山側とミネルヴォワの間に位置し、樹齢は80年、120年の区画がメイン。北は粘土、シルト、砂岩土壌、南は白やグレーの角閃石土壌。土壌は不耕起で、葡萄は有機栽培で手入れをしている。畑作業でボルドー液などの銅は使わず、エッセンシャルオイルや植物を醗酵、マセラシオンした液体を用い、二酸化硫黄の使用を極力減らしている。葡萄は手摘みで収穫。収量は1ヘクタールあたり15hl (=1500リットル)とかなりの低収量。醸造ではSO2(二酸化硫黄)は使わず、土地と葡萄を最大限表現している。ボトルは出身地のアルザス型。トップには蜜蝋をあしらっている。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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La-Do-Re 2022 / ラドレ
¥6,160
SOLD OUT
商品名:La-Do-Re 2022 / ラドレ ワイナリー・生産者:La Quinte ラ・キャント (Pierrick Leiber ピエリック・レイバー) 生産地:Languedoc, France 品種:グルナッシュ・ブラン タイプ:白 アルコール度数:15% 容量:750ml 熟成深いアンバーカラー、フルーツケーキのアロマ、杏、デーツ、甘酸っぱさとほろ苦さ、フルーツリキュールのような余韻、ラベルのイメージ通りのトロピカルなお花畑、リキュールをきかせたケーキ、余韻のミネラル感。 生産者について このプロジェクトは34歳のピエリックが35歳のマチューと出会ったことで始まった。互いにアルザス生まれの二人、ピエリックはナチュラルワイン、マチューはクラフトオードヴィーの世界にいた。二人は情熱を持ち寄り、ラングドックの地に辿り着いた。その地には多様性あふれる豊かな自然が広がっていて、美しさとエネルギーに満ち溢れていた。畑はラングドック北の山側とミネルヴォワの間に位置し、樹齢は80年、120年の区画がメイン。北は粘土、シルト、砂岩土壌、南は白やグレーの角閃石土壌。土壌は不耕起で、葡萄は有機栽培で手入れをしている。畑作業でボルドー液などの銅は使わず、エッセンシャルオイルや植物を醗酵、マセラシオンした液体を用い、二酸化硫黄の使用を極力減らしている。葡萄は手摘みで収穫。収量は1ヘクタールあたり15hl (=1500リットル)とかなりの低収量。醸造ではSO2(二酸化硫黄)は使わず、土地と葡萄を最大限表現している。ボトルは出身地のアルザス型。トップには蜜蝋をあしらっている。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。
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Volatile 2021 / ヴォラティル
¥4,510
商品名:Volatile 2021 / ヴォラティル ワイナリー・生産者:Eric Dubois – Chateau La Franchaie / エリック・デュボワ(シャトー・フランシェ) 生産地:フランス ロワール Loire, France 品種:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、ガメイ、グロロー、シュナン・ブラン タイプ:赤 アルコール度数:12% 容量:750ml 仄かにオレンジがかった淡い赤色。グレナデンの充実した赤い果実の香りやクランベリー、フランボワーズなどの引き締まった果実の香りが混ざり合い、加えて紫や赤い花のような華やかな印象、木の皮のようなフュメ香がやや感じられます。色合いや香りからも軽快で可愛らしい様子が伺え、口中でもそれを裏切ることなく喉を潤すように清らかで、雑味なく広がります。透明感のある果汁のようにピュアで可憐な赤い果実の風味が口中を駆け巡り、白ワインを想わせる瑞々しい印象ですっと沁み込むような飲み心地でありながら、留まる風味は充実感すら覚えます。時折アクセントのように葉付きの野苺のような青みがかった風味が現れ抑揚を感じさせ、愛らしさの中に締まりを与えています。 生産者について 当主のエリック・デュボワは1990年まで建築の勉強をしていましたが、縁あってナント近郊の大きなネゴシアンを立ち上げるチームに一員として2年間働きました。 その後に農業高校で葡萄栽培及び醸造の教師を務めていたところ、オスピス・ド・ソミュールが運営するクロ・クロクリスタルの葡萄畑の栽培長に抜擢され21年間勤めました。 長き渡るクロ・クリスタルでの仕事に終止符を打ったのが2016年、妻アレックスと息子のフェルディナン、そして3頭の馬も連れて、理想の葡萄畑を探しながらイタリアやポルトガルへと旅をしました。この旅を続ける中でロワールへの強い想いを再認識した2017年、サヴニエールの西に位置するポッソニエールで希望に叶う醸造所と5.5haの畑を見つけることができました。 2019年8月までクーレ・ド・セランの畑で働きながら、妻のアレックスと交代で自分達の葡萄畑を管理していましたが、アレックスは医療関係の仕事へ戻り、エリックはスタッフのニコや3頭の馬と共に畑仕事や醸造に集中できるようになっております。 畑はエコセールの認証を受けており、栽培品種はシュナン・ブラン、グロロー、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン。機械などは使わず手作業か馬で畑を管理、醸造は自然発酵、亜硫酸を無添加せずに瓶詰めまで行っています。 葡萄のエキスをしっかりと感じ流ように緻密で上品、長い経験が詰め込まれたかのように落ち着きがあり、個性と魅力に溢れるワインを私達に伝えてくれています。 (インポーター資料より) ※こちらの商品は冷蔵での発送となります。