-
Liszt Blaufränkisch /リスト ブラウフレンキッシュ
¥2,640
商品名: Blaufränkisch /ブラウフレンキッシュ ワイナリー・生産者:Frantz Saumon /フランツ・ソーモン 生産地:フランス・ロワール 品種:ブラウフレンキッシュ90% メルロー5% カベルネソーヴィニヨン5% タイプ:赤 アルコール度数:13% 容量:1000ml 代々養豚業・ホイリゲを家族経営するワイナリーで、現当主ベルンハルトがブラウフレンキッシュを主体にブドウをプレス後、解放桶でピジャージュを施しながら発酵、木樽とフードルで熟成しました。鮮やかなルージュ色、ザクロやブルーベリーのアロマ、ベリージュースの瑞々しさに白胡椒のスパイス感もあり、スルスルと飲める赤ワインです。 生産者について ロワール地方トゥールから東側にロワール河とシェール河の間に広がるACモンルイは1938年に認定され、シュナンブランで辛口から甘口までの白ワインを生産しております。M.Jacky BLOTの出現から始まり、今は亡きStephane Cossaisをはじめ色んな生産者がこのACの認知度を高めてきました。フランツ・ソーモンは2002年からワイン造りを始めた醸造家で、今ではDomaineだけの生産量では足りなく2009年からネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire(アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール)を設立し、意欲的に活躍しております。無農薬の農法に興味が有り、シュナンブランに挑戦したいとモンルイを選びました。畑で無農薬の仕事はきりがありません。彼の畑は4haですが、オーナーが無農薬とは全く反対の農法を行っていたので、1年目は仕事がエンドレスな状態でした。予算の関係もあり、最初から畑は購入できません。1haを購入し、残り3haは借りました。この3haも将来的に購入予定です。4haをたった1人で化学肥料から無農薬へ切り替える作業が大変なのがご想像頂けますでしょうか?本当に朝から晩まで畑とにらめっこです。このように沢山のエネルギーを頂いた畑から取れたブドウは格別です。彼の畑は毎年毎年、質が向上しております。久しぶりに彼のモンルイを飲んだら、2002年当時のワインより、グッとグッと洗礼された素晴らしいワインになっております。私の中ではいつまでも若きフランツが印象的ですが、今ではもう大御所の仲間入り、Gregory Leclear氏もフランツの所で見習いとして働いてたことがあり、若手醸造家を育てどんどん指導する立場に回っているのです。丁度脂の乗っている充分な経験を積んだ醸造家。(インポーター資料より)
-
same river twice- red/セイム・リヴァー・トワイス ルージュ
¥3,080
SOLD OUT
商品名: セイム・リヴァー・トワイス ルージュ ワイナリー・生産者:Heliocentric /ヘリオセントリック 生産地:フランス・ローヌ 品種:グルナッシュ 80%、シラー 20% タイプ:赤 アルコール度数:13.5% 容量:750ml 天候的には難しい年でした。グルナッシュとシラーをセメントタンクでルモンタージュしながら21日間発酵し、18ヶ月熟成しました。色調の濃い紫ルビー色、アメリカンチェリーやイチゴジャム、すりおろしリンゴの香り、柔らかくバランスのとれたアタックで程よいタンニンと控えめな酸、ミディアムボディで短めの余韻とカジュアルな味わいを楽しめます。 生産者について ヘリオセントリック・ワインは2019年に南ローヌに作られた小さなネゴシアンです。20年近くワインのエージェント、そしてインポーターとして、日本にこの土地のワインを紹介してきたジェームス・ダンスタン氏&中川彰子氏の二人が設立しました。当時から常にアルティザン、オーガニック栽培のワイン生産者ばかりとパートナーシップを結び、南ローヌをはじめ、カタルーニャ、そしてオーストラリアやドイツなどからも同様に当時としては珍しくフレッシュで自然なワインばかりを紹介してきました。そして今でもその生産者達との関係は続き、エージェントとして各国にワインを紹介し続けています。ヘリオセントリック・ワインは、2010年から数年間コラボレーションを続けたヴァントゥーに位置する地元の生産者と共に作っています。彼のワインはほとんどが大手のネゴシアンに渡り、どこへ、どの名前で売られているのかもわからない状況でした。基本的にオーガニックで栽培をされ、あまり手を掛けず、技術を使わず、果実味はピュアで、フレッシュなワインでした。二人は彼のブドウ、ワイン造り、そして情熱と知識に敬服し、彼のワインをなんとか自分たちの手で世に出したいと考えました。畑も逐一見に行き、ブドウの生育を観察し、収穫、醸造も立ち合い、ブレンドを共に行っています。2018年がファーストヴィンテージです。グルナッシュ、シラーの典型的な南ローヌを代表する品種のブレンドです。彼らのこだわりは、“伝統的な”=“クラシックなスタイルのワイン”である事。その大きなファクターの一つに全房発酵であることを挙げます。ワイン造りと日々の生活を共にする二人のフィロソフィーは、『オーガニックでナチュラル。クラシックでありながら、品種と土地の個性をしっかり感じ、かつフレッシュで毎日飲める。そんなワインを目指しました。私たちは、ローカルのファーマーズ・マーケットで野菜を買い、街の肉屋でオーガニックの肉を買い、トイレットペーパーや衣類洗剤も全てBIOショップで購入をしています。ローカルの産業を支えながら少しずつでも環境へも配慮しているつもりです。サスティナブルやエシカルが多く叫ばれる今、少しでも地元を支え、自然環境を配慮していきたいと考えています。』(インポーター資料より)
-
Rotlich ロートリヒ21
¥3,410
SOLD OUT
商品名: Rotlich ロートリヒ21 ワイナリー・生産者:Weingut Mann ヴァイングート・マン 生産地:スペイン/カタルーニャ 品種:カベルネ・ドルサとポルトギーザー45%ドルンフェルダー30%メルロー12.5%バッカス12.5% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:10% 容量:750ml ラインヘッセンの土壌の多様性を熱く語るアンディマン、斑岩で育つ5品種を全房で7日間醸し後プレスし、ステンレスタンクとプラスティック製のボックスで発酵・熟成しサンスフルで仕上げました。パープルガーネット色、カシスやザクロ、ピーマン、ハーブの香り、柔らかく心地の良いアタックに穏やかなタンニンとほろ苦さ、少し高めの酸味がアフターに散りばめられています。 生産者について 『土地と緑をこよなく愛するナイスガイ アンディマンのナチュール』 アンディ・マンは1990年生まれ。ラインヘッセンの南西、西隣のワイン生産地ナーエとの境界にほど近い人口450人ほどの小さな村エッケルスハイムにワイナリーはあります。実家はなんと300年前から続く複合農家、ブドウ造りの他に穀物や野菜を作り牧畜業も代々行ってきました。ワイン造りを中心としたのは彼の父の代からで現在畑は10haあります。この地で生まれ育ったアンディ・マンは幼いころから父の畑仕事、ワイン造りを手伝ってきましたが、10代の若い頃は実際にはワイン造りには興味をもっておらず高校卒業後は兵役の為、9ヶ月ドイツ陸軍に入隊し、兵役終了後は大学で経営学を学びます。(注: ドイツは長年徴兵制度があり満18歳以上の男子には兵役義務がありましたが、2011年7月4日、徴兵制の中止が発表されております。)この学生期間、大企業で働くことが人生でやりたいことではないかもしれないと悟ります。同時に友人・知人から彼の実家がワイナリーであること、幼少期にその実家でどのように過ごしたかについて非常に興味をもたれました。高校卒業後、実家から離れたこの期間に実家、父の仕事、代々続いてきた農業に思いを巡らすようになり、そこから実家へ帰りワイン造りを志す決心をするのにそう時間はかかりませんでした。その後、世界的に高名なガイゼンハイム大学で4年間、みっちりとワイン造りについて学びます。彼がとてもラッキーだったのは、志が高い友人たちと出会えたこと。彼らと一つ屋根の下で生活し学び合えた事は彼の人生、ワイン造りの方向性に非常に大きな影響を及ぼします(そのうちの一人が同じラインヘッセンのマルティン・ヴェルナーです)。卒業間近、彼らが住む部屋のワインセラーの中は世界中のナチュラルワインだらけだったそうで、彼はその事実に自分が本当にやりたい道を見た気がしました。在学中の2015年にも、彼は時間を見つけては実家に戻り勉学とは別で実際にナチュラルワインを作り始めています。彼の1stヴィンテージはこの時の2015になります。そして2017年、ガイゼンハイムを卒業しナチュラルワインだけを作る決心をして実家を引き継ぎます。 一見クールなナイスガイですが、いや実際本当に朗らかで快活、理知的で優しい、話しをしていて一緒にワインを飲んでそんな印象をもちますが、『ラインヘッセンの畑のエネルギーをボトルに詰め込み、それを世界中の人に味わってほしいんだ。その為の最初のステップは畑をよく観察し理解すること、その畑の個性を見つけ理解することが重要で、畑と友達になることなんだ。』と土壌や自然への話が始まると、別のHOTな一面が顔を出します。 どのようにブドウと接すればよいか、全ての必要な対応は、すべては畑が教えてくれるといいます。ワインを造るうえで最も大事なことは土壌の生物多様性を最大限に活性化させ、緑と微生物に溢れた畑を作ることだといいます。それこそが、ブドウそのものの個性を真に表現する唯一かつ真っ直ぐな道だといいます。それこそが、添加物を入れず酸化防止剤の使用を抑えた輝くナチュラルワインを造る唯一の道だといいます。フランスで本物のナチュラルワインを造る生産者からも同様のお話をよく聞いてきましたが、まだ29歳の若者が畑とワイン造りの真理に真摯に向き合っている姿には感動を覚えます。畑の生物多様性や自然な循環は、自分たちの生活を豊かにするヒントでもあり、人間の人生にも当てはまるはずだと、人間も幸せにしてくれるはずだと信じているアンディ・マン。それら全ては畑が教えてくれたことであり、自分がこれから作るワインでその精神を表現し皆へささやかなHappyを届けたいと語ります。それこそが彼の原動力であり畑に立つ理由です。 (インポーター資料より)
-
Carignan Sans Soufre Ajouté カリニャン サンスフル アジュテ23
¥3,190
商品名: Carignan Sans Soufre Ajouté カリニャン サンスフル アジュテ23 ワイナリー・生産者:La Baronne / ラ・バロンヌ 生産地:オーストリア、ズュートシュタイヤーマルク地方 品種:カリニャン100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:12% 容量:750ml 09年に新井順子と出会い誕生したキュヴェは収穫時にブルノが来て醸造を手掛けます。粘土石灰土壌のカリニャンを除梗後、トロンコニック樽で醸しプレス後そのまま発酵、ステンレスタンクで熟成しました。明るいパープルガーネットの色調、レッドチェリーやヒノキ、プラムの香りが豊かに拡がり、ジューシーで雑味のない味わいに心地よい酸と程よいタンニン、バランスの良い仕上がりです。 生産者について 『南仏産高樹齢ブドウの複雑味を生かすジャンとブルノのコラボ』 Bruno Duchenと聞けばグルナッシュのスペシャリスト♪お蔭様で彼のワインはリリースと共に瞬時で無くなるレアワインとなっており、沢山の方の口に入りません。その彼の造るワインを「もっと多くの方に飲んで貰いたい!又、彼の他の品種のスタイルを見てみたい!」との思いで、2008年立ち上がったLa Baronneとのコラボプロジェクト。 Jean Ligneresは、南仏Languedocに90haもの畑を持つLa Baronneのオーナー。本職は医者で同じく医者である父も兄もワイン好き。今から50年以上前に父がワイナリーを購入したのです。そのワイナリーを2代目のJeanが引き継ぎ、本業よりもワイン造りが楽しくなり、美味しいワインをつくる為、2002年から全ての畑を100%無農薬にしました。そしてエコセールの正式な認定は2007年に取得しました。平均樹齢45年、1haの平均生産量は3000本と生産量を少なく拘った造りを行っております。その敷地の中には1892年に植樹した、ウルトラVVのカリニャン、フィロキセラすら寄せ付けなかったブドウが存在しております。 そのカリニャンを見た時に「こういうブドウでワインを造ってみたい!」と思うのはとても自然な位に素晴らしい畑です。Jeanが守っている畑で育てたカリニャンを友人のBrunoに栽培・醸造責任者として、醸造してもらうこのプロジェクトです。Brunoはグルナッシュに魔法にかけ、本当に美味しい果実香を秘めた、素晴らしいワインに変えます。それを前からカリニャンでも飲んでみたかったのです。カリニャンは品種として軽視されがちの量産品種です。1962年にフランスから独立したアルジェリアの消費ワインの穴埋めの為に沢山植えられ、そして消費が少なくなると軽視され始めました。200hl/haも取れると言う驚異的な品種です。しかし私個人の考え方では、どんなブドウも収量を抑え、丁寧に醸造すれば、そのブドウの個性を出す事が出来る。ましてや樹齢の古いブドウの味わいは格別です。そういう意味でもこの品種を是非Brunoに醸造して貰いたかったのです。彼は完全に期待を裏切りませんでした。恐ろしい位にパーフェクトな出来栄えです。日常気軽に飲むカジュアルな赤ワイン。彼の醸造方法はご存知カルボニックというブドウ本来の香を前面に出す、ブドウに優しい方法です。しかしこの方法は温度やブドウの形状等々、色んな要因が必要で、カリニャンはカルボニック法で醸造するのが難しいと言われている品種の1つです。そして、BrunoはJeanの畑で本職のグルナッシュを醸すことも志願し実現させました。ウルトラ自然な味わいで皆様に喜んでいただけること間違いなしです。ぜひご賞味ください。 (インポーター資料より)
-
Beaujolais Primeur Le Bojo Sutra ボージョレ プリムール ル ボジョ ストラ23
¥3,300
SOLD OUT
商品名: Beaujolais Primeur Le Bojo Sutra ボージョレ プリムール ル ボジョ ストラ23 ワイナリー・生産者:Sarnin-Berrux / サルナン-ベリュー 生産地:ブルゴーニュ地方 品種:ガメイ100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:12% 容量:750ml ヴィリエ・モルゴン村周辺の灰色花崗岩土壌に植わる樹齢30~50年のブドウを全房でスミマセラシオンカルボニック後、セメントタンクで発酵、ステンレスタンクで熟成し無濾過・SO2無添加で瓶詰めしました。透明感のある明るい紫色、クランベリーやフレッシュいちご、フローラルな香り、優しいアタックにほんのりとタンニンが溶け込んみ、ライトミディアムの味わいはスムーズな飲み口です。 生産者について 『ワイン造りへの情熱が生み出すピュアなナチュラルブルゴーニュ』 サルナン-ベリューは、2007年に設立したネゴシアン兼ドメーヌ。金融会社に勤めていたジャン・パスカル・サルナンとドメーヌのワイン造りのかたわら醸造学校の先生もしていたジャン=マリー・ベリューの二人により設立されました。ジャン・パスカル・サルナンは住まいがあるサン・ロマン村で2007年から厳選した畑のブドウを買い、ワインの生産を開始。ジャン=マリー・ベリューは1999年、ワイン造りの世界に転身しアルボワとサン・ロマンのワイナリーで腕を磨き、5年後の2004年にピュリニー・モンラッシェ村近くにある0.25Haのブルゴーニュ・ブランの区画を取得し、自身のドメーヌワインを初めて造りました。そんな彼らのワイン造りへの情熱が周りのナチュラルワインの生産者達にも伝わり、今では著名な生産者からもブドウを買うことに成功しています。モンテリ村に構える醸造所は、ゲストハウスの地下にあるカーヴを二人で改装し、開放樽のある場所や、澱を寝かせる涼しい地下セラーを蘇らせました。品質へのこだわりはとても強く、ドメーヌを立ち上げた直後で経営が厳しくても、収穫量を落として生産量より品質を追求してきました。べリュー自身の性格をつけたと言う「プティ・テテュ」というフランス語で「小さな頑固者」という意味を持つワインもリリースしているほどです。ドミニク・ドゥランやフレデリック・コサールからの教えをもとに、ブドウ栽培はビオディナミを実践、ミネラル感溢れるワインを造るため、いつでもブドウ畑にいて、活きた土壌を造り出す仕事をしています。ドメーヌ物として造っているアイテムは年にもよりますが、1もしくは2アイテムのブルゴーニュ・ブランのみ。その区画はピュリニー・モンラッシェの下の区画で隣はルロワのブドウ畑です。収穫量を抑え、ゆっくりと樽発酵をおこない、丁寧なワイン造りをおこなっています。「澱引きは月が下がるときに、なるべく自然に」がモットーで亜硫酸塩も極力使いません。彼らの情熱がしっかりとこもったワインは、果実の香りが拡がり、ピュアなエキス分もたっぷりです。各テロワールの特徴をしっかりと表現し、ナチュラル且つ長期熟成に耐えうるポテンシャルがあります。ワイン造りの歴史が新しいため、一部のファン以外にあまり知られてはいないのですが、すでにヨーロッパのナチュラルワイン業界では、じわじわと評価が確立され大注目されている生産者です。(インポーター資料より)
-
SIN Ull de Llebre シン ウイ・ダ・リェブレ22
¥2,860
SOLD OUT
商品名: SIN Ull de Llebre シン ウイ・ダ・リェブレ22 ワイナリー・生産者:Amós Bañeres / アモス・バニェレス 生産地:スペイン/カタルーニャ 品種:ウイ・ダ・リェブレ(テンプラニーリョ)100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:11.5% 容量:750ml 畑の専門家と醸造家がタッグを組むプロジェクトSIN、環境に優しい農業も追求しています。テンプラニーリョを50%全房・50%は除梗し醸し後、ステンレスタンクで発酵・熟成しました。淡いルビー色、フランボワーズやいちご、スミレのアロマを感じます。バランスのよい味わいでやさしいタンニンと控えめな酸味、丸みがあり口あたりのよいミディアムボディに仕上がっています。 生産者について 『ビギナーからベテランまで御用達のヴァンナチュール』 SIN プロジェクトはカタルーニャ地方ペネデスの土地で素晴らしいオーガニック栽培のグロワーであるアレックス・ライオスと、一切の添加物を使用しない醸造でかつテロワールをしっかりと表現した素晴らしいワインを造るアモス・バネレスによる新しいプロジェクトです。 アレックスはこの地で代々続く大きなカヴァの生産者で、ファミリーは膨大な土地をペネデスに持っていてカヴァを造っていました。現在も8つほど自分のブランドを別で持っております。SINプロジェクトのワイン3種類は、すべてアレックスが所有しているビオの畑で育てたブドウからできています。 アモスのファミリーもペネデスに土地を持っていて、アモスは若い頃は違う仕事をしていたのですが、やはり自分の土地に戻り自然の産物を造り出したいとの思いで、2011年から家族の持っていた古い5haの畑を引き継ぎました。今でもアモスの畑は5ha弱、別ブランドとしてワインをつくっています。SINプロジェクトの醸造家がこのアモスです。 オーガニックでかつ酸化防止剤ゼロのワインを造りたいと思っていたこの土地の大地主のアレックスと、ビオディナミで全て手作業でワインを造り始めたアモス。自分たちの土地でその共通の思いから二人が手を組み2018年からスタートさせたのがこのSINプロジェクトです。(注:アレックスとアモスの二人は2015年からEls VInyrons(エルス・ヴィニェロンス)という別ブランドでもコンビでワインをつくっており、そちらはワインダイヤモンズさんが輸入されています。) ブドウはアレックスの家族が所有するカヴァの広大な土地で全てオーガニック栽培をされ、醸造もアルティザンワインを造りたいと思っていたアレックス家の醸造所で行われます。 醸造はアモスによるもっと幅広いレンジのワインを造りたいと思っていたインスピレーションとアーティスティックな部分が反映されています。彼らのワインの美しい特徴は、飲み易く品種の特徴を表現しつつ、直球な味わい、ピュアなフルーツが十分に感じられる所で、ペネデスの他のワインとの違いを見せ付けています。 SINの意味はスペイン語で、“それ以外ない”“無し”と言う意味です。 化学肥料無し、品種もブレンドなしの1品種、醸造は手を加えること無し、添加物無し、酸化防止剤ゼロ。 2018年はこのプロジェクトの初ヴィンテージでありながらも、通常の2倍近い雨量に見舞われたやや難しい年でした。おかげでこのプロジェクトのより軽くて、軽快でフレンチっぽいベジタルなワインを造りたいと思っていた彼らの目標により近づけたのかも知れません。 SINプロジェクトはよりシンプルに土地と品種の個性を表したワインだと思います。 広く清潔なセラーと広大で素晴らしい畑をもつアレックスと、ナチュラルワインの醸造のトップのアモスが手を組むことで、エントリーレベルのナチュラルワインとして素晴らしいクオリティと個性、手に取りやすい価格帯を表現しています。アレックス一人でもアモス一人でもできなかった事です。1+1=2に留まる事なく、その可能性はまだまだ大きくなっていきそうです。 (インポーター資料より)
-
We can do what I can’t 2018 / ウィ・キャン・ドゥ・ワット・アイ・キャント
¥5,720
商品名: We can do what I can’t 2018 / ウィ・キャン・ドゥ・ワット・アイ・キャント ワイナリー・生産者:Anders Frederik Steen & Anne Bruun Blauert 生産地:フランス / コート・デュ・ローヌ地方 品種:シラー タイプ:赤 アルコール度数:12.5% 容量:750ml 入荷してから約6年の時を経て、ようやくご案内できる運びとなりました。入荷当初から5年半ほどは、揮発酸とグレーピーな印象が際立っており、正直いつになれば飲み頃を迎えるのかと思い悩む日々が続きました。それでも年に3〜4回のペースで状態を確かめていたところ、6年目に入る頃からわずかな変化が感じられ、そして10月のティステングでは、スタッフ全員が驚くほど印象が一変。若々しさと角の取れた口あたり、熟成由来の複雑さが調和し、今回のリリースに至りました。 仄かにオレンジがかったルビー色。ブラックベリーやブルーベリー、巨峰などの黒系果実を主体とし、赤い果実の果汁や小梅、赤紫蘇、ドライフラワーやドライハーブ、仄かにスモーキーなニュアンスが加わります。わずかに糖分が残る状態で発酵が進んだことで、仄かな甘みを残しつつも辛口寄りの印象へと変化しており、ピリピリと微細なガスが弾むような軽快さを感じさせます。揮発酸はやや高めながらも、ピュアな赤い果実の果汁のような瑞々しさ、若々しく香り高い黒系果実の風味、ドライフラワー、黒葡萄の果皮をかじった時のような少しビターな風味や微細なタンニンが一体となり、不思議と嫌味がありません。アフターにかけて、軽くスモーキーな風味と赤紫蘇などのニュアンスが現れ、旨みが感じられます。フレッシュな若々しさと、落ち着きを帯びた熟成感とが共存する、調和の取れた仕上がりです。 生産者について これまで、Foxy Foxy Nature Wild Lifeのドメーヌ名としてご案内しておりましたが、2016年ヴィンテージよりアンダース・フレデリック・スティーン個人の名前でリリースすることになりました。 Foxy Foxy Nature Wild Lifeを立ち上げたジャンマルク・ブリニョとアンダース・フレデリック・スティーンは、2015年の醸造を最期にそれぞれが違う道を歩むことになりました。目指すワインのスタイルや価格帯などが微妙に異なり、考えの差を埋めることが難しいとお互いが判断したためです。ジャンマルクは安い価格帯で多くの方々にとって親しみ易いものから、コアなファンが求める個性的なハイエンドモデルまでをいくつか造ることを提案していたのに対して、アンダースの考えは中間の価格帯で多くの人から受け入れられる、使い易いスタイルのワインを主体とすることでした。アンダースは、「ジャンマルクは良い友人であり、ワイン造りについて沢山のことを教えてくれた恩人でもある。彼に対しては感謝の念に堪えない。」と述べています。 (インポーター資料より)
-
Distraite Ver.2022/NV(ディストレイト・ヴァージョン2022)
¥6,710
商品名: Distraite Ver.2022/NV(ディストレイト・ヴァージョン2022) ワイナリー・生産者:シャトー・フランシェ/エリック・デュボワ 生産地:フランス・ロワール 品種:カベルネ・フラン80%、カベルネ・ソーヴィニョン20% タイプ:赤 アルコール度数:12.5% 容量:750ml 【2025年7月入荷】 2018年から2022年ワインで構成されており、毎年一部を瓶詰めして、最新のワインを注ぎ足しタンクを満たすソレラに似た醸造方法。どのヴィンテージの葡萄も除梗して平均20日間マセラシオン。樽とステンレスタンクを半分ずつ使用して、それぞれ12ヶ月間の発酵と熟成。このヴァージョンは、2022年ヴィンテージのワインを、2018年〜2021年のブレンドタンクに加え、さらに12ヶ月間熟成させたのち、一部を瓶詰め。深紅の色合い。熟したカシスやブラックベリー、リキュールといった芳醇な黒系果実に、グレナデンシロップや赤いベリーソースの甘酸っぱさ、赤紫蘇、土、花壇に咲き誇る赤や紫の花々の華やかさや青み、黒胡椒、醤油、ビターカカオなどのニュアンスが重なります。色合いや香りから受ける凝縮感のある印象に比べ、口に含むと瑞々しささえ感じられる清らかなミディアムタッチで、雑味がなく喉をすっと通り体へと沁み込みます。驚くほどシルキーで滑らかなテクスチャーの中に、風味の充実感と緻密なエキスが絶妙に調和し、口中を満たします。次第に、香り高く豊かな果実味にほんのりと青みがかった風味が加わり、妖艶で上品な印象や品格を漂わせます。微細なタンニンは液中に溶け込み、仄かな黒胡椒やビターな風味とともにほどよい骨格を形づくり、口福感のある余韻が長く続きます。今後の熟成によって、さらに繊細さやエレガンスに磨きがかかり、複雑性や魅惑的な味わいが一層引き出されていくことでしょう。 生産者について エリック・デュボワ(シャトー・フランシェ) 当主のエリック・デュボワは1990年まで建築の勉強をしていましたが、縁あってナント近郊の大きなネゴシアンを立ち上げるチームに一員として2年間働きました。 その後に農業高校で葡萄栽培及び醸造の教師を務めていたところ、オスピス・ド・ソミュールが運営するクロ・クロクリスタルの葡萄畑の栽培長に抜擢され21年間勤めました。 長き渡るクロ・クリスタルでの仕事に終止符を打ったのが2016年、妻アレックスと息子のフェルディナン、そして3頭の馬も連れて、理想の葡萄畑を探しながらイタリアやポルトガルへと旅をしました。この旅を続ける中でロワールへの強い想いを再認識した2017年、サヴニエールの西に位置するポッソニエールで希望に叶う醸造所と5.5haの畑を見つけることができました。 2019年8月までクーレ・ド・セランの畑で働きながら、妻のアレックスと交代で自分達の葡萄畑を管理していましたが、アレックスは医療関係の仕事へ戻り、エリックはスタッフのニコや3頭の馬と共に畑仕事や醸造に集中できるようになっております。 畑はエコセールの認証を受けており、栽培品種はシュナン・ブラン、グロロー、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン。機械などは使わず手作業か馬で畑を管理、醸造は自然発酵、亜硫酸を無添加せずに瓶詰めまで行っています。 葡萄のエキスをしっかりと感じ流ように緻密で上品、長い経験が詰め込まれたかのように落ち着きがあり、個性と魅力に溢れるワインを私達に伝えてくれています。(インポーター資料より)
-
Le Zudefruit2023/ル・ズードフリュイ2023
¥6,380
商品名: Le Zudefruit2023/ル・ズードフリュイ2023 ワイナリー・生産者:ジェローム・ランベール 生産地:フランス・ロワール 品種:グロロー タイプ:赤 アルコール度数:12% 容量:750ml 【2025年4月入荷】 全房で11日間マセラシオン。タンクで9ヶ月間の発酵と熟成。 やや黒みを帯びた中程度の赤色。グレナデンシロップや苺、ブラックベリー、カシスといった赤や黒系果実が溶け合う甘やかな香りに、赤や紫の花々の華やかさ、ポプリ、土、竹炭、インクなどのニュアンスが加わります。僅かに舌先をかすめるガスが若々しく溌剌とした印象を与え、瑞々しく流れるように広がります。軽快でありながら充実感のあるフルーティーな風味が口中を満たし、可愛らしい様子が窺えます。次第にポプリやビターな要素が重なり、抑揚やしとやかさが感じられます。アフターにかけて、黒葡萄の果皮をかじった時のような風味やタンニンが現れ、ほどよい骨格を備えた余韻を残します。現状では、抜栓2日目には果実味のバランスがやや崩れるように感じられますので、抜栓当日のうちにお召し上がりいただくことで、明るくチャーミングな味わいをよりお楽しみいただけます。また、液中に舞う微細な澱が見受けられますので、ボトルを立てて保管し澱を下げていただくと、透明感とピュアな果汁感が際立ち、安定した状態を保てます。 生産者について ジェローム・ランベール アンジェから南に約20kmのシャン・シュール・レイヨン村に暮らすジェロームは、あるワイナリーで日常働きながら、週末などの時間を上手く活用して、0.8Haの小さなブドウ畑をビオロジック農業で栽培し、2002年から個人のワイン作りを開始。現在は自社のワイナリーのみで働き4haの畑を所有し、シュナン・ブラン、グロロー、ガメイ、カベルネ・フランを栽培し、醸造を行っています。ブドウ畑は二畝ごとに雑草を残して、雑草を残さない畝は土を耕して草を鋤きこみ化学肥料や防虫剤を使わないようにして、地中に微生物や昆虫がいる生きた土作りを行っています。彼のワイン造りの哲学は「ワインとはぶどうジュースがアルコールになったもの」従って原料となるブドウ以外の物質を全く加えず、昔ながらの製法(補糖をせず、培養酵母やSO2も一切使わない)で丹念にワインを作る事と考えています。(インポーター資料より)
-
Les Taille 2015/レ・タイユ2015
¥6,930
商品名:Les Taille 2015/レ・タイユ2015 ワイナリー・生産者:ジャン=クリストフ・ガルニエ 生産地:フランス・ロワール 品種:カベルネ・フラン タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:12.5% 容量:750ml 【2025年9月入荷】 全房で10間マセラシオン。228〜300L樽で9ヶ月間の発酵と熟成。 ガーネット色。ドライ苺やフランボワーズなど、凝縮感のある控えめな甘さの赤い果実に、赤紫蘇、ドライハーブ、ドライフラワー、土、きのこ、ビターカカオ、コクのあるドライいちじくやデーツ、竹炭、インクといった多彩な香りが調和し、熟成による複雑で魅惑的なアロマが漂います。瑞々しささえ感じる繊細なミディアムタッチで、しなやかに口中へと沁み渡ります。ややトーンの落ち着いた緻密な赤い果実の風味に、ほどよい甘みやコク深い味わいが溶け込み、それを引き締めるように張りのある酸が全体を支えながら広がります。アフターにかけて、ビターカカオ、本枯れ節を想わせる風味や旨みが折り重なり、さらに奥行きと複雑味を帯びた味わいが続きます。熟成による多様な要素と上品な佇まいを兼ね備えた魅力あふれる仕上がりです。 生産者について ジャン=クリストフ・ガルニエ グランメゾンに10年以上ソムリエとして務めたジャンクリストフ ガルニエは、農業学校で学んだ後、マークアンジェリのもとで働きながら多くのことを学び2002年にドメーヌを立ち上げました。辛口~甘口 酸化熟成型白~ミネラル豊かな白 赤の微発泡など実に個性豊かなワインを造っています。現在、サンベール ドゥ ラティー(村の名前)などに10haの畑を所有するに至ったのですが、年数が経つにつれ区画ごとの特徴も把握でき、それに合わせた仕事ができるようになったそうで、醸造も自然に行うことが土地の味わいの表現につながると信じて頑張っています。 彼のワインは自然な造りでありながら、味わいが美しく明確な主張を感じられます。それはきっと、著名なレストランのソムリエの立場でワインを供した経験が、ワイン造りに反映されているのだと思うのです。メインラベルには、自らの尾を呑み込む蛇「ウロボロス」が描かれております。 最も古い文明のシンボルのひとつとされ、世界各地の文明に派生し多くの神話に登場する蛇ないし竜で、創造、輪廻転生や無限などの象徴とされております。ジャンクリストフは、ウロボロスを陰と陽、宇宙と地球の意味合いを込めて採用しました。(インポーター資料より)
-
Raide is Dead2023/レイド・イズ・デッド2023
¥9,460
商品名: Raide is Dead2023/レイド・イズ・デッド2023 ワイナリー・生産者:マキシム・ランネイ&イザベル・デライエ – ドメーヌ・デ・バルバトラクス 生産地:フランス・ジュラ 品種:ピノ・ノワール60%、トゥルソー20%、ガメイ20% タイプ:赤 アルコール度数:11.5% 容量:750ml 除梗して3週間マセラシオン。ファイバータンクで10ヶ月間の発酵と熟成。 わずかにオレンジがかったルビー色。ドライ苺やフランボワーズ、熟したザクロ、ソルダム、小梅といった果実に、お香やドライフラワー、赤紫蘇、カルダモン、腐葉土などのニュアンスが調和し、ややトーンを抑えた印象を受けます。瑞々しささえ感じられる繊細なミディアムタッチで滑らかに口中へと沁み渡り、赤い果実を主体とする甘やかな風味が愛らしさを感じさせつつ、ドライフラワーなどの要素が落ち着きや複雑性を添えるように折り重なり、アフターにかけてたおやかで上品な雰囲気を醸し出します。若々しくピュアな一面と、ほどよい骨格や落ち着きを併せ持つ仕上がりです。この先の熟成により、さらにエレガンスが磨かれ、複雑で魅力あふれる味わいが引き出されていくことでしょう。 生産者について マキシム・ランネイ&イザベル・デライエ – ドメーヌ・デ・バルバトラクス ドメーヌは2017年3月にマキシムと妻のイザベルと共に設立。マキシムは醸造や栽培などとは無関係の家庭で育ちましたが、ワイン造りに興味を持ち、数年間Domaine Villetで働きました。そこでは葡萄畑の仕事の価値と正確さを学びました。その後、Alice Bouvotで2年間働き、アリスの素晴らしい味覚と知識によって、醸造についての多くのことを学びました。 現在はモンティニーやアルボワ、ピュピアン、モンマランなどに合計0.8haの畑を所有しています。そのうち約60%がシャルドネ、その他はサヴァニャンやプールサール、セイベル、ピノ・ノワール、ガメイなどを栽培しています。2020年からネゴシアンも始めており(レ・バルバトラクス)、アルザスやローヌなどの葡萄を使用し醸造も行っています。 葡萄畑の仕事は殆ど手作業で、できるだけ病気に対する散布も少なくしています。収穫も手摘みで行い、葡萄畑で選果して、手動の垂直プレス機を使用。純粋な葡萄ジュースを得る為にプレスは優しくゆっくり、発酵は野生酵母で行います。殆ど全てのキュヴェはポンプを使わず、瓶詰めも重力によって行われ、亜硫酸も添加していません。栽培から瓶詰め等に至るまで、丁寧に手作業で行うことを意識しています。 まだ生産者として経験という歴史が浅く、収穫の状況も毎年同じではないため、造られるキュヴェも様々です。基礎にあるのは常に飲み易くあることで、実験的な挑戦も行いながらより希望に近づけるよう努力しています。彼は中学時代、ラタ・ポワルのラファエル・モニエの(当時中学校の社会科の教師)教え子だったそうです。ラファエルは、まさかマキシムがヴィニュロンになるとは不思議な縁だねと笑顔で語っていました。(インポーター資料より)
-
Lova Lova2023/ロヴァ・ロヴァ2023
¥6,160
商品名: Lova Lova2023/ロヴァ・ロヴァ2023 ワイナリー・生産者:Anais Fanti/アナイス・ファンティ 生産地:フランス/アルザス 品種:ピノ・ノワール タイプ:赤 アルコール度数:13% 容量:750ml 王冠:ガスはありません 粘土石灰質土壌の樹齢約10年の葡萄と、砂や粘土、砂利などが積もった沖積土壌・花崗岩土壌の樹齢約20年の葡萄を半々の割合でブレンド。前者はダイレクトプレス後にステンレスタンクで10ヶ月間の発酵と熟成を行い、発酵期間中に亜硫酸を30mg/L添加。後者は除梗して12日間マセラシオンの後、樽で10ヶ月間の発酵と熟成。亜硫酸無添加。ブレンドした1ヶ月後に瓶詰め。 ルビー色。グリオットチェリーや苺のコンフィチュール、グレナデンシロップなど緻密な赤い果実に、仄かなフュメ香、土や根菜といったニュアンスが加わり、ややトーンの落ち着いた印象を受けます。抜栓時は僅かに還元的ですが、開いていくにつれてまとまりを見せ、華やかさや芳醇な香りが引き立ちます。繊細なミディアムライトタッチで、ザクロが弾けるようなキレのある酸が凛とした張りを与え、透明感のあるピュアな赤い果実と濃縮感のあるベリーソースを想わせる風味が絡み合いながら、しなやかに広がります。エレガントで気品のある佇まいに、アフターにかけてビターな風味や微細なタンニンが重なり、しっかりとした骨格を感じさせます。この先の熟成で、さらに旨味が増し、洗練された魅力が一層際立っていくことでしょう。 生産者について アナイス・ファンティは2020年からアルザス地方のアンマーシュヴィアという街でワイン造りをしています。彼女は三代続くぶどう農園に生まれましたが、アルコールがとても苦手なため以前は約7年間ナースとして勤務していました。アルコールは苦手でしたが、ワインの味わい自体には魅力を感じており、次第にワイン造りに興味を持つようになりました。2018年に農業・醸造専門学校へ進学し、ワイン生産者の道へ進むことを決意しました。学生だった間は当初から興味を持っていたマセラシオンやアンフォラでの醸造について知識を得るため、ジョージアで数ヶ月間過ごした経験も持ちます。その後2020年に家族からぶどう農園だった一部の畑を受け継ぎ、生産者としてワイン造りを始めます。常に明るい笑顔で、とても優しく穏やかな生産者ですが、2022年はこれまで使用していたプレス機の不調により収穫した葡萄のプレスをとても小さい垂直プレス機で約1ヶ月間かけ手作業で全てやりきるなど、とても根気強い一面も見受けられます。彼女のワインの明るい果実味にはどこか陽気な可愛らしさがあるように感じられます。口にすれば優しくとても親切な性格がワインを通して伝わってくることでしょう。ラベルは自身で考えたもので、名前のアルファベット “ANAIS “が全て組み込まれたデザインになっています。(インポーター資料より)
-
Pinot Noir - Stierkopf 2022
¥6,160
商品名:Pinot Noir - Stierkopf 2022 ピノ・ノワール スティ ルコフ ワイナリー・生産者:RIETSCH /リエッシュ 生産地:アルザス 品種:ピノ・ノワール タイプ:赤 アルコール度数:12% 容量:750ml 明るいガーネット、複雑なアロマとまろやかな果実味。赤い花のアロマとミネラル感、ザクロ、旨みとミネラル感、硬質、ポテンシャル十分のピノ・ノワール! 生産者について アルザス地方北部ミッテルベルカイムは「フランスで最も美しい村」のひとつ。素朴でこじんまりとしてますが自然が豊かでとても美しい村です。リエッシュ家はもの静かで感性豊か。ジャン=ピエールのワインは年々説得力を増し、ナチュラルな方向へ。美しい酸とミネラルを感じる伝統的なスタイルのワインから、酸化防止剤無添加・醸し期間を長くとった試行錯誤を経たワインも。エチケットは家の裏に住む女性アーティスト M.ドレアがワインを味わいながらイメージをふくらま せたもの。 (インポーター資料より)
-
Pinot Noir - Stierkopf 2023
¥6,820
SOLD OUT
商品名:Pinot Noir - Stierkopf 2023 ピノ・ノワール スティ ルコフ ワイナリー・生産者:RIETSCH /リエッシュ 生産地:アルザス 品種:ピノ・ノワール タイプ:赤 アルコール度数:11% 容量:750ml 樹齢30年 ブルゴーニュの古い葡萄樹のマサル・セレクショ ン、急斜面のスティルコフから、全房で10日間マセラシオン・スミ・カルボニッ ク、8ヶ月ステンレスタンク熟成 輝きのあるガーネット、果実、フルーツトマト、ハーブ、複雑なアロマとまろやか な果実味、赤い花のアロマとミネラル感、ザクロ、うまみ、複雑味、ポテンシャル 十分のピノ・ノワール! 生産者について アルザス地方北部ミッテルベルカイムは「フランスで最も美しい村」のひとつ。素朴でこじんまりとしてますが自然が豊かでとても美しい村です。リエッシュ家はもの静かで感性豊か。ジャン=ピエールのワインは年々説得力を増し、ナチュラルな方向へ。美しい酸とミネラルを感じる伝統的なスタイルのワインから、酸化防止剤無添加・醸し期間を長くとった試行錯誤を経たワインも。エチケットは家の裏に住む女性アーティスト M.ドレアがワインを味わいながらイメージをふくらま せたもの。 (インポーター資料より)
-
Pinot Noir 2023
¥6,050
商品名:Pinot Noir 2023 ピノ・ノワール ワイナリー・生産者:RIETSCH /リエッシュ 生産地:アルザス 品種:ピノ・ノワール タイプ:淡赤 アルコール度数:11.5% 容量:750ml ワイナリーに隣接したシュタインから 10日間全房でマセラシオン・ スミ・カルボニック、8ヶ月ステンレスタンク熟成 まろやか伸びやかな果実味、アロマ、優美、酸味と果実味の絶妙なバランス、やさしく深 く長い余韻!美味!! 生産者について アルザス地方北部ミッテルベルカイムは「フランスで最も美しい村」のひとつ。素朴でこじんまりとしてますが自然が豊かでとても美しい村です。リエッシュ家はもの静かで感性豊か。ジャン=ピエールのワインは年々説得力を増し、ナチュラルな方向へ。美しい酸とミネラルを感じる伝統的なスタイルのワインから、酸化防止剤無添加・醸し期間を長くとった試行錯誤を経たワインも。エチケットは家の裏に住む女性アーティスト M.ドレアがワインを味わいながらイメージをふくらま せたもの。 (インポーター資料より)
-
L’Avant Garde2024/ ラヴォン・ギャルド2024
¥4,040
SOLD OUT
商品名: L’Avant Garde2024/ ラヴォン・ギャルド2024 ワイナリー・生産者:Louis Julian/ルイ・ジュリアン 生産地:コート・デュ・ローヌ地方 品種:シラー50%、グルナッシュ50% タイプ:赤 アルコール度数:12.5% 容量:750ml コンクリートタンクで房ごと3週間マセラシオン。マセラシオン期間中はフリーランジュースを必要に応じて別のタンクへ移し、プレスジュースは濾過してからフリーランジュースとブレンド。その後、ファイバータンクで9ヶ月間の発酵と熟成。 深紅の色合い。レーズンやプルーン、カレンズといった凝縮感のあるドライフルーツに、すみれの花を想わせる華やかな香りが加わります。きめ細かく滑らかなテクスチャー で、シルキーなタンニンが溶け込む緻密な果実味が広がります。ジューシーで豊満な果実の風味に、時折感じられる塩味がアクセントをつけ、仄かにビターなニュアンスやほろ苦さが重なり、味わいにコクや奥行きを与えています。しなやかでエキスの詰まった上品なミディアムスタイルです。 生産者について 彼のワインのほとんどは、村人たちによって消費されています。 夕方に訪問して1時間も滞在すると、必ず何人かが5Lくらいのポリタンクを片手に訪れ、好みのワインを注いでいる姿を目にします。その光景は、まるでセルフのガソリンスタンドのようです。 彼はブドウの品種改良の研究者でもあり、温暖化対策として暑い気候でも対応できる品種などを開発しています。年齢は60歳を超えています。記憶力は抜群で過去の天候について尋ねると、数字を明確に交えてすらすらと答えてくれました。 もの静かで質問をしてもあまり多くを語ろうとはしないが、温和で誠実な人柄です。 (インポーター資料より)
-
rouge 12.5%
¥2,920
SOLD OUT
商品名: rouge 12.5% ワイナリー・生産者:Louis Julian/ルイ・ジュリアン 生産地:コート・デュ・ローヌ地方 品種:ルージュ12.5%:グルナッシュ、シラー、メルローで約80%、その他30種ほどで20% タイプ:赤 アルコール度数:12.5% 容量:1000ml 【2025年8月入荷】 *2024年ヴィンテージ2/3、2023年ヴィンテージ1/3のブレンド コンクリートタンクで房ごと3週間マセラシオン。マセラシオン期間中はフリーランジュースを必要に応じて別のタンクへ移し、プレスジュースは濾過してからフリーランジュースとブレンド。その後、ファイバータンクで9ヶ月間の発酵と熟成。瓶詰め前に2023年のワインとブレンド。 深紅の色合い。レーズンやプルーンといったねっとりとしたドライフルーツの甘やかな香りを主体に、エキスの詰まった赤いベリーソースや瑞々しい果汁を想わせるニュアンスが調和します。口に含むと、凝縮感のある香りのイメージに反して、伸びやかな酸が軽やかさを引き立てるように支え、ほどよい充実感を残しながら赤い果実の甘酸っぱくピュアな風味が広がります。中盤からドライフルーツの風味が重なることで、コク深さが増していき、しなやかで上品な余韻が長く続くミディアムスタイルです。 生産者について 彼のワインのほとんどは、村人たちによって消費されています。 夕方に訪問して1時間も滞在すると、必ず何人かが5Lくらいのポリタンクを片手に訪れ、好みのワインを注いでいる姿を目にします。その光景は、まるでセルフのガソリンスタンドのようです。 彼はブドウの品種改良の研究者でもあり、温暖化対策として暑い気候でも対応できる品種などを開発しています。年齢は60歳を超えています。記憶力は抜群で過去の天候について尋ねると、数字を明確に交えてすらすらと答えてくれました。 もの静かで質問をしてもあまり多くを語ろうとはしないが、温和で誠実な人柄です。 (インポーター資料より)
-
Brutal Agnes 2023/ブリュタル・アニエス2023
¥4,712
SOLD OUT
商品名: Brutal Agnes 2023/ブリュタル・アニエス2023 ワイナリー・生産者:Sébastien Dervieux – Les Vignes de Babass/セバスチャン・デルヴュー(レ・ヴィーニュ・ド・ババス) 生産地:フランス・ロワール 品種:ガメイ50%、グロロー50% タイプ:赤 アルコール度数:10% 容量:750ml 全房で一緒に14日間マセラシオン。ファイバータンクで3ヶ月間の発酵と熟成。 薄濁りのわずかに紫がかった中程度の赤色。ドライ苺やグレナデンシロップ、熟した赤いベリー系果実にブラックベリーの香りが溶け込み、加えて白や黒胡椒、カルダモンなどの爽やかなスパイス、紫の生花、ポプリ、お香が調和し、華やかさの中に奥ゆかしさが感じられます。軽快なミディアムライトタッチで、舌先をピリピリと刺激するガスが若々しさを際立たせ、みずみずしい赤い果実の果汁を想わせる明るい果実味が広がります。中盤からは黒系果実や紅茶、お香などの風味、微細なタンニンが重なり、可憐でありながらもたおやかで品のある印象を醸し出します。アフターにかけては充実感とともに深みが増していきます。チャーミングな果実味が主体のグロルン・ロールに対して、果実の甘やかさや凝縮した風味がより感じられる仕上がりです。 生産者について 2010年に解散したグリオットの生産者2人のうちの1人です。成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。 セバスチャン・デルヴューは、18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。グリオット時代から引き継いだ畑から徐々に増え、現在は約4.2haの畑を所有しております。セバスチャンは生産者達の中では兄貴的存在で、面倒見が良くとても慕われています。彼から紹介して貰った生産者も多く、私達からも信頼のおける生産者の一人です。(インポーター資料より)
-
Groll’n Roll2023/グロルン・ロール2023
¥4,437
SOLD OUT
商品名: Groll’n Roll2023/グロルン・ロール2023 ワイナリー・生産者:Sébastien Dervieux – Les Vignes de Babass/セバスチャン・デルヴュー(レ・ヴィーニュ・ド・ババス) 生産地:フランス・ロワール 品種:グロロー タイプ:赤 アルコール度数:9% 容量:750ml 全房で15日間マセラシオン。ファイバータンクで3ヶ月間の発酵と熟成。 薄濁りでややくすみのある赤紫色。グレナデンシロップや赤いプラム、カシス、ブラックベリー、ブルーベリーといった赤や黒系果実が混ざり合い、さらに、紫や赤の花々、黒胡椒の香りが重なり、華やかに立ちのぼります。ピリピリと舌先をかすめるガスが若々しい印象を与え、赤い果皮を持つ果実のジューシーでピュアな果汁に、黒系果実を漬け込んだかのようなフルーティーな風味が、瑞々しく清らかに喉を通ります。軽快でほどよい甘みを伴った溌剌としたチャーミングな果実味に、黒胡椒のニュアンスや黒葡萄の果皮をかじった時のような微細なタンニンが絡み合い、アフターにかけて引き締まった印象が残ります。 生産者について 2010年に解散したグリオットの生産者2人のうちの1人です。成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。 セバスチャン・デルヴューは、18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。グリオット時代から引き継いだ畑から徐々に増え、現在は約4.2haの畑を所有しております。セバスチャンは生産者達の中では兄貴的存在で、面倒見が良くとても慕われています。彼から紹介して貰った生産者も多く、私達からも信頼のおける生産者の一人です。(インポーター資料より)
-
Fossé Rouge/フォッセ ルージュ
¥4,400
SOLD OUT
商品名: Fossé Rouge/フォッセ ルージュ ワイナリー・生産者:Domaine Julien Prével /ドメーヌ・ジュリアン・プレヴェル 生産地:フランス/ロワール 品種:カベルネフラン100% タイプ:赤・ミディアム アルコール度数:14% 容量:750ml 区画名がFossé blancでrougeに変えキュヴェ名に冠しました。樹齢60年のカベルネフランを醸し後プレス、グラスファイバータンクで発酵後、228Lの古樽で熟成しました。紫色調のガーネット、山ぶどう、カシス、ブルーベリージャム、胡椒、キノコのアロマ、じわりと拡がるたっぷりのエキス感としっかりとしたタンニンをカバーする果実の丸み、旨味が感じられる上質な仕上がりです。 生産者について 2009年に他界したStephane Cossaisステファン・コサ氏の名前は皆様の記憶にも残っていらっしゃると思います。ラッキーな事にその畑を次に預かった新しい生産者ジュジュこと、Julien Prevelジュリアン・プレヴェル 1982年3月9日、ブルターニュ生まれ、最初は全くワインと違う仕事をしていました。お風呂の販売会社にお勤めでしたが、自然の中で仕事がしたいと思いTours近郊で畑仕事をしていました。その後、その興味はブドウに移り、ワインを造ろうと28歳の時にアンボワーズの醸造学校に入学。入学する前からフランツソーモンの剪定を手伝ったりしておりました。ですからフランツのところでスタージュ(研修)でお世話になり、本格的にナチュラルワインと出会います。今まで学校で学んでいたワインと全く違って、本当にブドウが生き生きと味わいに表現されたワインを飲んでこんなナチュラルワインを造りたい!と決心。フランツとステファンは親友だったので、彼のような若者にステファンの残した畑を任せたらどうか?とフランツがステファンの奥様に話を持ちかけ、とんとん拍子に進んだのです。そして2014年からジュリアン・プレヴェルが正式にステファン・コサの畑のオーナーになり、新たな新人醸造家が誕生したのであります。(インポーター資料より)
-
Barbamusclot 2023
¥7,260
商品名: Barbamusclot 2023 ワイナリー・生産者:マキシム・ランネイ&イザベル・デライエ – ドメーヌ・デ・バルバトラクス 生産地:フランス/ジュラ地方 品種:ミュスカ ・ダレクサンドリー70%、メルロー30% タイプ:赤 アルコール度数:12.5% 容量:750ml ルーションのミュスカ ・ダレクサンドリーとラングドックのメルローを使用。ミュスカ ・ダレクサンドリーをダイレクトプレス。メルローは全房で15日間マセラシオン。発酵終了後にブレンドして、ファイバータンクで8ヶ月間の熟成。 薄濁りのオレンジがかったやや淡い赤色。ソルダムやクランベリージュース、ザクロ、アセロラといった赤い果肉の果実に、凝縮感のあるドライ苺、赤い小さな野バラの華やかさ、ピンクグレープフルーツの爽やかでほろ苦いニュアンスが調和し、豊かに香り立ちます。心地よい甘みが舌先を包み込み、親しみやすく軽やかな口あたりで清らかに広がります。熟したプラムからあふれ出るようなジューシーな果実味に、ザクロやフランボワーズを想わせる張りのある酸がメリハリを与え、甘酸っぱくチャーミングな風味が口中を満たします。アフターにかけて、バラの華やかさや、仄かにスモーキーな印象が重なり、ややトーンを抑えた上品な余韻が続きます。 生産者について ドメーヌは2017年3月にマキシムと妻のイザベルと共に設立。マキシムは醸造や栽培などとは無関係の家庭で育ちましたが、ワイン造りに興味を持ち、数年間Domaine Villetで働きました。そこでは葡萄畑の仕事の価値と正確さを学びました。その後、Alice Bouvotで2年間働き、アリスの素晴らしい味覚と知識によって、醸造についての多くのことを学びました。 現在はモンティニーやアルボワ、ピュピアン、モンマランなどに合計0.8haの畑を所有しています。そのうち約60%がシャルドネ、その他はサヴァニャンやプールサール、セイベル、ピノ・ノワール、ガメイなどを栽培しています。2020年からネゴシアンも始めており(レ・バルバトラクス)、アルザスやローヌなどの葡萄を使用し醸造も行っています。 葡萄畑の仕事は殆ど手作業で、できるだけ病気に対する散布も少なくしています。収穫も手摘みで行い、葡萄畑で選果して、手動の垂直プレス機を使用。純粋な葡萄ジュースを得る為にプレスは優しくゆっくり、発酵は野生酵母で行います。殆ど全てのキュヴェはポンプを使わず、瓶詰めも重力によって行われ、亜硫酸も添加していません。栽培から瓶詰め等に至るまで、丁寧に手作業で行うことを意識しています。 まだ生産者として経験という歴史が浅く、収穫の状況も毎年同じではないため、造られるキュヴェも様々です。基礎にあるのは常に飲み易くあることで、実験的な挑戦も行いながらより希望に近づけるよう努力しています。彼は中学時代、ラタ・ポワルのラファエル・モニエの(当時中学校の社会科の教師)教え子だったそうです。ラファエルは、まさかマキシムがヴィニュロンになるとは不思議な縁だねと笑顔で語っていました。 (インポーター資料より)
-
Ploussard 2023 / プールサール
¥10,285
SOLD OUT
商品名: Ploussard 2023 / プールサール ワイナリー・生産者:ファブリス・ドダン(ドメーヌ・ド・サンピエール) 生産地:フランス/ジュラ地方 品種:プールサール タイプ:赤 アルコール度数:11.5% 容量:750ml 仄かに赤みを帯びたレンガ色。熟した赤いプラムやさくらんぼのコンポート、苺やフランボワーズのドライフルーツなどの赤い果実に、バラのドライフラワー、ドライハーブ、腐葉土、コリアンダーやナツメグといったスパイスの香りが調和します。口に含むと、赤いプラムやさくらんぼなどの果肉感のある果実の風味に、小気味よい酸がメリハリを与えながら、繊細なタッチで軽やかに広がります。膨らみゆく中で、スパイスやドライフラワー、きのこ、紅茶を想わせる風味が折り重なり、旨みとコク、複雑さが徐々に増していきます。果実の風味も次第にドライ苺のような充実感のある風味へと変化し、味わいが深まります。アフターにかけて、仄かな塩味がアクセントのように現れ、風味や甘みを引き立てながら全体の印象を引き締めます。 生産者について ファブリス・ドダンは、アルボワの美しい小さな町で生まれました。 葡萄栽培やワイン醸造に関係する家柄ではありませんでしたが、ドメーヌ・ド・サン・ピエール前当主のフィリップ・モンクと知り合い、醸造所の社員として働き始めました。フィリップの畑は有機栽培ではありませんでしたが、健康的なワインを造るためファブリスが2002年より有機およびバイオダイナミック農法へ切り替え、より一層ナチュラルなワイン造りを目指しておりましたが、フィリップが亡くなった2012年にファブリスがドメーヌを買い取り引き継ぐと事となり、現在に至っております。 現在7haを所有。ドメーヌ・サンピエールの畑は95%がアペラシオン・アルボワにあり、非常に風通しが良くミネラル感に富むワインを産み出します。その他にコート・ド・ジュラ、そしてワインに重みを与えてくれる粘土質泥灰岩の土壌が特徴的なPupillonの丘の上にも小さな区画を所有し、ピノ・ノワール、プールサール、シャルドネ、サヴァニャンを栽培しています。 (インポーター資料より)
-
Saint Pierre 2023 / サン・ピエール
¥11,550
SOLD OUT
商品名: Saint Pierre 2023 / サン・ピエール ワイナリー・生産者:ファブリス・ドダン(ドメーヌ・ド・サンピエール) 生産地:フランス/ジュラ地方 品種:ピノ・ノワール タイプ:赤 アルコール度数:12.5% 容量:750ml 仄かにオレンジがかったルビー色。新鮮な赤いベリー系果実やドライフルーツが調和する、やや充実感のある果実香に、カルダモンやコリアンダー、ナツメグといったスパイス、ドライハーブ、枯れ葉、軽くスモーキーなニュアンスが感じられます。透明感のある流れるようなミディアムタッチで、赤いベリーソースを想わせる緻密な果実味に、赤いプラムの果肉からあふれ出すような瑞々しくジューシーな風味が溶け込み、しなやかに広がります。明るくフルーティーな印象に、ドライフラワーやスパイスなど様々な要素が折り重なり、こなれた雰囲気や複雑さが感じられます。旨みと奥行きのある味わいが心地よく余韻に続き、聡明で上品な様子と落ち着いた佇まいを兼ね備えた仕上がりです。この先の熟成により、さらに繊細で気品あふれる魅力が引き出されていくことでしょう。 生産者について ファブリス・ドダンは、アルボワの美しい小さな町で生まれました。 葡萄栽培やワイン醸造に関係する家柄ではありませんでしたが、ドメーヌ・ド・サン・ピエール前当主のフィリップ・モンクと知り合い、醸造所の社員として働き始めました。フィリップの畑は有機栽培ではありませんでしたが、健康的なワインを造るためファブリスが2002年より有機およびバイオダイナミック農法へ切り替え、より一層ナチュラルなワイン造りを目指しておりましたが、フィリップが亡くなった2012年にファブリスがドメーヌを買い取り引き継ぐと事となり、現在に至っております。 現在7haを所有。ドメーヌ・サンピエールの畑は95%がアペラシオン・アルボワにあり、非常に風通しが良くミネラル感に富むワインを産み出します。その他にコート・ド・ジュラ、そしてワインに重みを与えてくれる粘土質泥灰岩の土壌が特徴的なPupillonの丘の上にも小さな区画を所有し、ピノ・ノワール、プールサール、シャルドネ、サヴァニャンを栽培しています。 (インポーター資料より)
-
Gaijin 2021 / ガイジン
¥3,300
SOLD OUT
商品名: Gaijin 2021 / ガイジン ワイナリー・生産者:L'Acino / ラーチノ 生産地:イタリア/カラーブリア 品種:シラー タイプ:赤 アルコール度数:13% 容量:750ml 2020年から借り始めた、石がゴロゴロしている区画に植わるシラーで造ったワイン。シラーというカラーブリアとは何のゆかりもない品種で造ったワインなのでガイジン…。ディーノ自身が来日した際にもどこかでガイジンと言われ、その言葉が強く印象に残っていたため、命名するに至った。 日本語の名前にしたからか、半強制的にヴィナイオータが全量買わされることになった(笑)日本でしか飲めないワイン。アルコール度数的にも、12%弱と非常に軽やかな仕上がりとなっている。 生産者について 北カラーブリアのサンマルコ アルジェンターノという人口約7,000人の小さな村で、元々ブドウ栽培やワイン醸造の仕事に関わってこなかった若者3人によって2006年に始められたラーチノ。 カラーブリア州は東と南をイオニア海、西側をティレニア海に挟まれる形の細長い半島です。中央にはアペニン山脈が縦断しており、海岸線は600kmにも及びます。海から30~40キロで2,000m級の急峻な山岳部に達し、平野部は全州土の9%ほどしかなく、そのほとんどは海岸線にあるため、農業をする上で効率的な産地とは言えません。それでも、古代から栽培されるブドウと恵まれた気候によりワイン造りが発展し、1600年代後半に最盛期をむかえます。 しかし、第二次世界大戦後の移民政策によって多くの人々をヨーロッパ諸国や南米(1900年代初頭にはアメリカが多かった)に送り出して人口が少なくなったことが、カラーブリア州の労働力だけでなく農業文化を消失させました。1960年代に入り、人口増加に合せてイタリア全土で農薬や農業機械が一般的に普及し、広く導入されるようになり、ワインの生産量もピークをむかえます。 ブドウ畑はより作業効率の高い畑が重要視され、低コストでワインが生産される産地も、南イタリアよりも平野部の多い中部や北部へ移行していきます。平野部の少ないカラーブリアのワイン造りは徐々に衰退していき、それまで雇用を担ってきた大きな協同組合ワイナリーが倒産する結果へと繋がっていきます。 ディーノが生まれ育ったコゼンツァ近辺も人口減少が激しく、昔から栽培されてきたブドウ品種や栽培方法などを知る人はほとんどおらず、自分で文献を調べるか、今でも畑を続けている高齢の栽培家に聞くことしか、彼が知りたい情報がない状態でした。しかし逆に考えると、人口が少なくなったことは、大規模農業どころか農薬を使う必要がなくなり、大量生産・大量消費を目指した工業的なプロダクトを生産する必要がなくなったことを表しています。 そうした時代背景の中、ディーノ(当時32歳)はナチュラルなワインの造り手たちの考えや生き方に感銘を受け、彼らと同じように自然に敬意を払い、自分達の土地を表現したワインが造れないかと考えワイナリーを始める決心をしました。複合的な農業が基本である彼らの地域では、一つ一つの区画が小さいことが特徴です。 高齢になり必要最低限の生活をしている栽培家は小さな畑でブドウを栽培して売ってもお金にならず、その畑を売りに出しても大したお金にならない現状があり、そのまま耕作放棄されてしまうケースが多いため、まずはそのような耕作放棄されていた畑から購入。20~30年間放置されていたブドウは人間の力では元に戻すことができないため、植えられていたブドウを抜くところから始めました。 生き残っていた現役の古い樹齢のブドウを含んだ、借りている畑は計7ヘクタールあり、標高300~800mの様々な場所に点在する形で合計16ヘクタールの広さがあります。 それぞれの畑の周りには色々な果樹や作物が農薬を使わずに育てられていたり、昔からのやり方の小規模な牧場があったり、林や森が人の手が加えられていない自然な姿で残されていたりと集約的な農業(同じ作物が集中して植えられている)とは無縁な環境であるため、農薬などの薬剤に頼らない彼らの農業を実践する上で理想的な環境といえます。 生産量は年間40,000~45,000本ほど。畑ではボルドー液のみを使用し、セラーでも二酸化硫黄以外の添加は一切行わず、二酸化硫黄の使用量も年々減らす努力をしています。 (インポーター資料より)

