

l’ingenu 2022 / ランジェニュ2022
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商品名:l’ingenu 2022 / ランジェニュ2022
ワイナリー・生産者:ラファエル・モニエ(ラタ・ポワル)
生産地:フランス、ジュラ地方
品種:ピノ・ノワール
タイプ:赤
アルコール度数:12.5%
容量:750ml
仄かにオレンジがかったやや淡いガーネット色。ドライクランベリーやフランボワーズ、苺などの甘酸っぱいドライフルーツに、ドライフラワー、チャツネやオールスパイスを想わせる落ち着きや深みを与える香りが伺えます。繊細なミディアムライトタッチで、雑味のない洗練された飲み心地。ほんのりと甘やかで充実感のある赤い果実の風味が優しく広がり、口中に膨らみゆく中で徐々にピュアな果実味にスパイスや土、ドライハーブなどの風味が重なり、緻密感や複雑性が増していきます。アフターにかけてデーツなどの少しねっとり感のあるドライフルーツのコクのある甘やかさ、ナツメグなどの風味が加わり、上品な中に更に深く奥行きのある味わいが続きます。
生産者について
ラファエル モニエの家系はブドウ栽培農家でも酪農家でもなく、農業の類いとは無縁で、そのような環境で過ごした為かワインに対して特別な関心を抱くこともなくやってきました。ところが、最初に畑を購入した2000年よりも数年前、当時はアルボワから車で30分ほど離れた町で教師をしておりましたが、同僚が趣味でワインを造っており、手伝ううちに気がついたらワインの魅力に取り憑かれてしまいました。その後アルボワの中学校に転勤となり、偶然にもブドウ畑売却の看板を目にしてこれを購入。0.15haの畑を耕し自家用として2000年から2008年まで、趣味でワイン造りに取り組んでいました。ラファエルのように畑を所有しておらず地元出身でもない人物が、趣味ではなくワインを本格的に造るために、アルボワは他の産地に比べて間違いなく条件が良かったと思われます。アルボワに代々住んでいる家系なら大抵はブドウ畑を所有しており、一方で昨今は若年層が畑を引き継がないケースが増えてきていることから、畑を入手し易い環境にありました。2008年に自家用としてのワイン造りに終止符を打ち、ディジョン大学で醸造を学び、2009年から本格的にスタートを切りました。住宅兼醸造所は全てを自分で建築し、ひととおりの醸造設備も入手。エマニュエル・ウイヨンらと親交を深めながら、ナチュラルワイン造りを行っています。現在は中学校の社会科の教師は辞め、ヴィニュロンとしてワイン造りを続けています。
(インポーター資料より)
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